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世界28カ国以上で翻訳出版。 全英70万部のベストセラーノンフィクション、待望の邦訳化! ロンドンでプロのミュージシャンを志したものの様々な困難に遭い路上生活者となった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないままいつまでもヘロイン中毒から抜けだせずにいた。そんな彼の前に突然現れた、一匹の野良猫ボブ。ホームレスの青年と野良猫の友情物語。
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「ボブという名の猫2 幸せのギフト」
2022年2月25日公開 出演:ルーク・トレッダウェイ、クリスティーナ・トンテリ=ヤング、ファルダット・シャーマ
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
2016年11月3日公開 出演: ルーク・トレッダウェイ、ルタ・ゲドミンタス、ジョアンヌ・フロガット
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Posted by ブクログ
ボブ、愛おしすぎる。 猫好きなら絶対に読んでほしい。 私はたまたま映画を観て、エンドロールで実話と知って急いで原作本を購入。一気読みした(映画とほとんど変わらない内容で安心した)。 作者のジェームズ・ボーエンさんは、音楽で生きていく夢が途絶え、路上生活者となり薬物中毒者に。 そんなどん底と思え...続きを読むる暮らしの中、茶トラの野良猫に出会う。どこにでもありそうな人と猫との出会い。 でも、この二人(正確には一人と一匹)の出会いは運命だったのでは?と思えるほどの深い絆が次第に生まれてゆく。 二人に起こるエピソードは、いいことばかりではない。社会的弱者に対する世の中の風当たりが強さ、簡単には抜け出せない薬物依存、金銭面の問題や理不尽な言いがかりなど、乗り越えなければならない問題が次々と出てくる。 いつになったら平穏な日々を過ごせるのだろうかと彼らのことを間近で見ているような感覚になって、いつのまにか二人を応援している自分がいた。 二人の前に立ちはだかる壁は、とても高く、とても厚い。それを乗り越えられたのは、互いをよく理解し合う二人だからこそ。 人と猫はここまで通じ合えるものなのか…その深い深い絆とパワーに心を打たれた。それにつれて我が家の猫たちへの愛情が深まった。 ボブの描写が可愛くて可愛くて、そのたびに口元が緩んでしまう本。 続編を読むのが今から楽しみ。
もう何年も前に読んだ原書「A Street Cat Named Bob」を翻訳版でおさらい。 薬物に溺れ、社会から疎外されたようにその日暮らしをしていたジェームス。そんな彼のもとにどこからともなく現れ、彼を支え導く存在となったボブ。二人の出会いは本当に運命だったのだと思う。 ロンドンでの路上生活...続きを読むの過酷さは読んでいて悲しくなるけれど、ボブと出会ってから人々との関りを少しずつ築いていくジェームスの姿には元気をもらえた。嫌な人ももちろんいるけど、それ以上に気にかけてくれたり、支えてくれる人は世の中にたくさんいる。でもそれはボブだけの力ではなく、ジェームズ自身の努力があったからこそだと思う。 ボブと出会う前から、薬物更生プログラムを始めてドラッグを断とうとしていたし、もともと真面目で責任感もある人だったからこそ、ボブが遣わされたのかなとより感じた。運命だなぁ。 ボブ本人が出演している映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」&「ボブという名の猫2 幸せのギフト」もお勧め。
とても素敵な本だった。 ホームレスで麻薬中毒という人生のどん底にいた青年ジェームズが、一匹の野良猫に出会ってからの物語(実話)。 一匹狼だったジェームズにとって、猫と生活を共にすると決意したことによって生まれた責任感と幸福感が、自分に自信を持たせ、人生を立て直す大きな転換となった。この辺の転換と心...続きを読むの動きが、私の家にも猫がいるだけに、とてもよくわかる。それくらい猫には不思議な力と魅力があるということ。 これはイギリスの本だけど、一度社会からドロップアウトしてしまうと、そこから立て直すのは難しい…というのは日本でも本当に同じことだと思う。イギリスでは政府がホームレスを支援する義務があるらしいけれど、果たして日本では??その辺の制度も少し気になった。
猫好きにはたまらない本だった ボブとの出会いを通じてジェームズが変わっていく姿と、誰にでもセカンドチャンスはあるという言葉がとても良かった
ビッグイシュー・キャットのボブの本。 ジェームズがヘロインを辞めるとき、ものすごく苦しむ様子が書かれていた。 薬物乱用防止に「ダメ!ゼッタイ!」と声高に叫ぶよりも、この本を子どもたちに読ませた方が、ずっと説得力があると思うよ…。
茶トラの猫がほしくなる。 薬物依存とホームレスからの脱出をかけて主人公(筆者)の長い旅が始まる。寄り添うのは、野良猫ボブ。 がんばれ!
この本を読むことで、何気ない日常の愛おしさを実感する事ができた。自分の弱さに向き合いながらも、ボブというネコに責任を持つことで、一歩一歩前に進んでいく著者ジェームスにエールを送る。とても心地よく読み進められたし、読み終わったあとの余韻も心地よいものだった。
君は僕の宝物 たった一人の友達 出会って最初はこう思ったんだ 君みたいなやつは知らないね 僕にとってはどうでもいいのさ けれどさ―何故か放っておけなかったんだ 傷ついた君を 誰かを待ち続ける君を 君は僕の宝物 君は僕を待ってくれるたった一人の家族 一緒に過ごすうち...続きを読むに途中から思ったんだ 傷ついた君は―とても誰かに似ているということに 誰かを待つ君は―とても誰かに似ているということに そうして―僕は気づいたんだ 君は僕自身だってね 君を大事にすることは―僕自身を大切にすることだってね 君は僕の宝物 僕は君と似た者同士 君を大事にして初めて僕は自分を大事にすることを知ったよ どうか傍にいて もう君なしでは生きていけないよ だから僕は願うよ これからもずっと一緒に生きていこう 君をこれからもずっと大事にしたいんだ 君は僕の宝物 初めて出会えた自分自身 君は僕の宝物 ずっと大切にしたい宝物
単なる猫自慢ではなく
仕事で疲れた頭に効き目のある本です。 ホームレスだった作者が拾った猫をきっかけに 再生していくところがいい。もちろん苦労や妨害を乗り越えて。次の作品も早く読みたくなりました。
茶トラのボブとホームレスのジェームズ、「お互いを見つけあった」ということばがいい。 人と人でも人と動物でもいっしょか… ジェームズが「誰かがカーテンを開けて、ぼくの人生を太陽の光で満たしてくれたかのようだった」と感じた誰かであるボブ。 自然な運命であるかのようなチャンスも意識していないと去ってい...続きを読むってしまう、二人(一人と一匹)はお互いそれを無意識にわかっていたかのような関係だな。 最後のボブのトイレの場面、ホッコリしてよかった。
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ボブという名のストリート・キャット
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ジェームズ・ボーエン
服部京子
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