こうしてぼくはスパイになった

こうしてぼくはスパイになった

小説・文芸
2,530円 (税込)

12pt

1944年2月、ナチス・ドイツの空襲がつづいているロンドン。13歳のバーティは空襲警報を受け、民間防衛隊の伝令係としてはじめての任務のため、街へ飛びだしていった。自転車のかごにのっている相棒は、救助犬のリトル・ルーだ。大あわてで自転車をこいでいたバーティは、女の子にぶつかってふたりとも転んでしまった。女の子が立ち去ったあと、バーティは通りで一冊のノートを拾う。それは秘密諜報員になるための訓練を受けた女性のもので、文章の後半は暗号になっていた。ノートを道に落としていったアメリカ人の少女エレノアに再会したバーティは、ノートを書いたフランス人女性・ヴィオレットが行方不明になったと知る。彼女を探すため、エレノアと探偵志望の友だち・デイヴィッドといっしょに、ノートの暗号の解読に取り組むが……。数々の文学賞に輝いた児童文学作家が贈る、子どもたちの勇気と謎解きを描くミステリ!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    こうしてぼくはスパイになった
  • タイトルID
    :
    1824975
  • ページ数
    :
    285ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年04月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

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こうしてぼくはスパイになった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1944年、第二次世界大戦時のロンドンはナチス・ドイツの空襲が続いていた。13歳のバーティは空襲警報を受け、民間防衛隊の伝令係として、自転車のカゴに愛犬で救助犬のリトル・ルーを乗せて出発した。その道中、アメリカ人の少女エレノアとぶつかってしまう。彼女が立ち去った後にはある一冊のノートが残されていた。そのノートには秘密諜報員の訓練と謎の暗号が書かれていたー。

    数年前話題になった『自由研究には向かない殺人』を訳した服部京子さんが訳してるから絶対面白いだろなー、子どもってスパイものに弱いよなーと思い手に取った。

    シャーロック・ホームズに憧れながらも、ちょっと頼りなく心に深い傷のあるバーティとしっかり者のエレノア、そして、ドイツに両親がいて養父母に育てられているユダヤ人のデイヴィッドのトリオが大人顔負けの暗号解読をしていく様が頼もしい。

    時折ある暗号を解読しようかと思ったけど、なんだか大変そうで飛ばして、最後のページにある暗号解答を見ちゃったけど、こういうのが好きな人なら楽しく解読できそう。

    最近、日本側の第二世界大戦の話を読んでいるけど、その時のイギリス、フランス、そしてドイツのことが理解できた。

    YA向けの本だけど、本当のスパイは誰かを考えながら読んでいくと大人も楽しめる。

    バーティたちの活躍も素晴らしいけど、1番のスターはリトル・ルーかな。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    1944年2月、ナチス・ドイツの空襲が続くロンドンが舞台。
    主人公は13歳のバーティと相棒の救助犬リトル・ルー。
    バーティとアメリカ人少女エレノアと、ドイツから逃げてきたユダヤ人少年デイヴィッドの3人と1匹が二重スパイの正体を暴くために暗号を解いて活躍する。

    書店や文学作品がいい感じで使われているところや、バーティがお兄さんとお母さんと離れて暮らしているらしいこと、行方知れずになっていたエレノアの家庭教師のこと、といった伏線がうまく回収されているのがよかった。

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    かわいい表紙に惹かれて購入した翻訳ミステリ。

    でも、ストーリーの舞台はは第二次世界大戦中のロンドン。
    ナチス・ドイツ、ヒトラーによるユダヤ人制圧の最中のこと。
    この本を読みながら、改めて当時の悲惨さを思い浮かべると気持ちも沈みがちだが、フィクションとして興味深く読ませてもらった。

    実在した歴史上の人物も何人か登場したり、実際に諜報員が使ったと言われる暗号も出てくる。(もっと複雑だったらしい)

    そんなシビアな状況で、事件を解決していく主人公が、13歳の少年パーティと仲間たち。
    相棒の救助犬リトル・リーと一緒に、活躍する姿が頼もしい。
    ちょっと失敗するところが、読み手も気持ちが緩んでいい。

    苦しい中でも希望を忘れず進んでいける、バーティたちを描いたこの本は、何かしらのメッセージを届けている気もした。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦中のロンドンにおいて、少年少女+救助犬が難読暗号の解読に挑む、推理×友情×アニマルセラピーを味わえる一挙両得以上の物語だと思った
    軽く読めるものの戦争背景はハラハラで、暗号問題も読者挑戦ができて楽しい

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    歴史物の児童書を多く書いているデボラ・ホプキンソンの作品。歴史部分をかっちり描いているので、子どもの本らしいほわっとしたところもありつつ、とても軽快にさわやかに読める。オーバーロード作戦のDデイ前夜の様子をイギリスの視点から見るというのは、わたしにはなかなか新鮮で面白かった。

    と同時に、いつも食べ物が欠乏していること、不可抗力の出来事でも深い心の傷を負ってしまうこと、誰のことも信じられなくなってしまうことなど、戦争の残酷さもきちんと描かれている。

    じつは、スパイものってちょっと苦手なので(うそをつかなきゃならないし、裏切りも必ず入ってくるので)どうかなと思っていたけど、スパイじゃなかった(笑)。なのでそれもよかったな。

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    イギリスがドイツと戦争をしていた時代 父親と暮らすバーティは相棒である犬のルーと民間防衛隊として人命救助にあたっていた。 そんな時に出会ったアメリカ人の女の子、そしてナチスドイツの虐殺が逃れてきたユダヤ人の友達デイブイトと三人で秘密諜報員がノートに残した暗号を解いていく。

    0
    2025年07月28日

    Posted by ブクログ

    戦時中のロンドンが舞台。
    大人ができなかったことを、子供たちが力を合わせてやり遂げたことに感動。小さいわんこの活躍にキュンとする。
    暗号解読部分もあって、謎解きが好きなヤングアダルトにおすすめしたくなる。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    少年がスパイになったのか??とワクワクしながら読む。
    大人顔負けの暗号解読に1人ではムリな事でも知恵を出し合い、時には大人に相談するという信頼と友情とそして戦時下でも生きていく強さを持つ大切さを感じることができる。今は戦時下ではないが物価の高騰に加え、働き方改革で残業が制限されて貧困にピッタリの現代でも生きる力や子どもたちのたくましさをこの本から得られたらなぁと思う。

    0
    2025年06月02日

    Posted by ブクログ

    戦争の厳しい現実と負の歴史… 子どもたちの生き様と成長を描いた物語 #こうしてぼくはスパイになった

    ■あらすじ
    第二次大戦後期のロンドン、ドイツからの空種が続いていた。13歳の少年バーティは、いつも救助犬のリトル・リーと一緒に民間防衛隊として任務を務めている。

    ある日バーティが急いで自転車を漕いでいると、アメリカ人の女の子とぶつかってしまう。喧嘩別れをしてしまう二人だったが、バーティはそこに落ちていたノートを見つけるのだった…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    子どもたちが大活躍する物語、しかもスパイものってのにワクワクしちゃいます。

    しかしやっぱり戦争ってのは罪作りですよ、無限の可能性がある子どもたちを巻き込こむなんて。もちろん本作はフィクションですが、現実でも同じように子どもたちも戦争のために働いてたんでしょうね…

    本作は少年バーティが、友達エレノア、デイヴィッドといっしょに、失踪したスパイを探す物語。まずなんといっても彼らの情熱ですよ!クソみたいな戦争の中、文句を言いながらも今できることをまさしく命がけで遂行していく。カッコいいなぁ~、痺れるよ。我が家にも13歳の息子がいるんですが、もう少し真面目に勉強してくれるとうれしいんだけど。

    忘れちゃいけないリトル・リーですよ、もう犬好きは必読。かわゆすぎる。我が家にも猫2匹いるんですが、いつも寝てばっかり。可愛いのはいいんだが、もうすこし何かの役に立ってくれるとうれしいんだけど。

    そして本作、拾ったノートに記載された暗号を解読していくのですが、これがかなり本格的で面白いのよ。どうやって解読するか説明してくれるし、実際に使われていた暗号にも通ずるものもあるらしい。途中途中で暗号クイズも挟まれるし、これはスパイに憧れる子どもたちはときめいちゃいますね。

    物語の後半に入ると、失踪したスパイの謎が少しずつ明るみになってくる。さらに終盤にはXXとの出会いにテンション爆上がり。そして最後まで一気読みしたね~

    第二次大戦という舞台、扱っているのも秘密諜報員といった重いテーマではありながらも、あくまで前向きなストーリーです。現代の子どもたちでも、ワクワク読める作品だと思いました!

    ■ぜっさん推しポイント
    主人公のバーティにはお兄さんウィルがいるんです。ウィルと母とは、訳があって離れて暮らしています。その背景にはやっぱり戦争があって、胸が痛むんですよ… 子どもが苦しむような戦争なんてマジなくなって欲しい。

    厳しい現実、負の歴史を伝えるとともに、子どもたちが懸命に生きる生き様、成長を描いた作品。子どもたちにも読んで欲しいですが、普段本を読まない大人こそ読んでほしい、勉強になることも多いですよ。

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    東京創元社「創元 初夏のホンまつり2025」にて購入。

    第二次世界大戦中のロンドン。空襲警報が鳴り響く中、偶然諜報員のものとおぼしきノートを手に入れた民間防衛隊の少年バーティ。ノートには暗号文が書かれている。
    ノートはアメリカ人の少女、エレノアが彼女の家庭教師でフランス人のヴィオレットから預かったもので、ヴィオレットは行方不明になっていた。
    バーティはエレノアやシャーロック・ホームズ通の友人デイヴィッドとともに、暗号を解読しようとする……といったお話。
    実際に作中と同じ手順で暗号を解読することもできるようになっており、子どもだったら喜んでやったかもなあと思う(ただし、解読したところで英語の意味が分からなかった気がする。そもそも子ども時代は英語が暗号みたいなものだった……いや、いまもか)

    エレノアはアメリカからイギリスに来なければならず、バーティは空襲で辛い経験をしているし、デイヴィッドはユダヤ人で両親とは離ればなれだ。バーティがヘルメットのかわりに鍋をかぶっちゃうところなんか、いかにも子どもらしくてほほえましいけど、それだって空襲があるからだ。
    戦時中の厳しい状況下にあって、子どもたちが知恵と勇気を振り絞っているすがたがかっこよかった。

    0
    2025年05月19日

こうしてぼくはスパイになった の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外ミステリー
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    こうしてぼくはスパイになった
  • タイトルID
    :
    1824975
  • ページ数
    :
    285ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年04月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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