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高校生のピップにある招待状が届いた。高校卒業および大学受験に必要な試験のひとつが終わった6月末、友人宅で架空の殺人事件の犯人当てゲームが開催されるという。舞台は1924年の孤島に建つ大富豪の館という設定だ。参加者は同級生とその兄の7人。ゲーム開始早々、館の主が心臓を刺されて殺されているのが発見される。試験後に着手すべき自由研究が気になり、当初は乗り気でなかったピップは、次第に夢中になり、主の姪に扮してゲームを進めていく。ピップの明快な推理を堪能できる、爽やかで楽しい『自由研究には向かない殺人』前日譚!/解説=瀧井朝世
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Posted by ブクログ
【2025年94冊目】
試験がひと段落した高校生のピップは友人に誘われ、マーダーミステリーに参加することに。頭の中は次に取りかからなくてはならない自由研究のことでいっぱいなピップは、最初は気乗りしないものの徐々に謎解きゲームにのめり込んでいく。自由研究には向かない殺人シリーズ前日譚。
3作目がものすっごく分厚かったこともあって、手に取った時思わず「薄っっす」と呟いていましたが、薄くても中味は充分濃くて楽しく読めました。登場人物名と、それぞれがマーダーミステリーでなりきる人物名が混ざった状態で書かれているのでたまに混乱しましたが、本編よりも限られた数しかキャラクターが登場しなかったので何とかなりました。
訳者あとがきにも書かれていましたが、本編とリンクする事柄がちらほら描かれているので、三部作を読み終わってから読むのがおすすめです。三部作の最終部で納得いかなかった人も、違った観点で楽しめる内容だと思います。
マーダーミステリーができる関係性の友人って素敵なのに、本編のことを思うと「あああ…」ってなったりしてちょっと切なかったりするんですが。
作者の新たな作品も楽しみです。
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