ジェームズ・ボーエンのレビュー一覧

  • ボブという名のストリート・キャット

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    ボブ、愛おしすぎる。
    猫好きなら絶対に読んでほしい。

    私はたまたま映画を観て、エンドロールで実話と知って急いで原作本を購入。一気読みした(映画とほとんど変わらない内容で安心した)。

    作者のジェームズ・ボーエンさんは、音楽で生きていく夢が途絶え、路上生活者となり薬物中毒者に。

    そんなどん底と思える暮らしの中、茶トラの野良猫に出会う。どこにでもありそうな人と猫との出会い。

    でも、この二人(正確には一人と一匹)の出会いは運命だったのでは?と思えるほどの深い絆が次第に生まれてゆく。

    二人に起こるエピソードは、いいことばかりではない。社会的弱者に対する世の中の風当たりが強さ、簡単には抜け出せな

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    2025年03月01日
  • ボブが遺してくれた最高のギフト【電子版限定写真付き】

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    ジェームズとボブの過ごしたクリスマスのお話。

    薬物に溺れていたり、家族との折り合いが良くなかったりで、クリスマスにあまりポジティブな思い出がなかったジェームズだが、ボブと出逢い、人々の温かさに触れ、少しずつ彼のクリスマスが変わっていく。

    ジェームズの「もらうより与える方がいい」という気づきが特に素敵だなと思った。人に優しくしてもらったら、その優しさをまた別の人に分けていく。そうすることで自分もその人も温かい気持ちになる、ポジティブな連鎖。情けは人のためにならず、ということだと思う。

    ボブは天に召されてしまったけど、きっとこれからもジェームズを支え、彼を笑顔にしてくれることと思う。

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    2023年07月19日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

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    前作でバスキング(路上演奏)から抜け出し、ビッグイッシューの販売員として一躍スターとなったジェームズとボブ。以前に比べて生活は良くなったものの、路上で仕事をすることに変わりわなく、危険な目に遭ったり、嫉妬による嫌がらせを受けたり、さらには健康上の問題も発生したりと、次から次へと困難が立ちはだかる。

    ただ、彼にはボブがいてくれた。ジェームズが言うように、ボブには自分の意思があり、自分でジェームズといることを選択していて、それはボブがジェームズを心から信頼しているということ。それにとやかく文句を言う資格は誰にもない。

    ボブがいることでジェームズの責任感はより強くなり、トラブルに巻き込まれても冷

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    2023年03月23日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    もう何年も前に読んだ原書「A Street Cat Named Bob」を翻訳版でおさらい。

    薬物に溺れ、社会から疎外されたようにその日暮らしをしていたジェームス。そんな彼のもとにどこからともなく現れ、彼を支え導く存在となったボブ。二人の出会いは本当に運命だったのだと思う。

    ロンドンでの路上生活の過酷さは読んでいて悲しくなるけれど、ボブと出会ってから人々との関りを少しずつ築いていくジェームスの姿には元気をもらえた。嫌な人ももちろんいるけど、それ以上に気にかけてくれたり、支えてくれる人は世の中にたくさんいる。でもそれはボブだけの力ではなく、ジェームズ自身の努力があったからこそだと思う。

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    2023年02月15日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    とても素敵な本だった。
    ホームレスで麻薬中毒という人生のどん底にいた青年ジェームズが、一匹の野良猫に出会ってからの物語(実話)。

    一匹狼だったジェームズにとって、猫と生活を共にすると決意したことによって生まれた責任感と幸福感が、自分に自信を持たせ、人生を立て直す大きな転換となった。この辺の転換と心の動きが、私の家にも猫がいるだけに、とてもよくわかる。それくらい猫には不思議な力と魅力があるということ。

    これはイギリスの本だけど、一度社会からドロップアウトしてしまうと、そこから立て直すのは難しい…というのは日本でも本当に同じことだと思う。イギリスでは政府がホームレスを支援する義務があるらしいけ

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    2022年09月16日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    猫好きにはたまらない本だった
    ボブとの出会いを通じてジェームズが変わっていく姿と、誰にでもセカンドチャンスはあるという言葉がとても良かった

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    2022年01月16日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    ビッグイシュー・キャットのボブの本。
    ジェームズがヘロインを辞めるとき、ものすごく苦しむ様子が書かれていた。
    薬物乱用防止に「ダメ!ゼッタイ!」と声高に叫ぶよりも、この本を子どもたちに読ませた方が、ずっと説得力があると思うよ…。

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    2021年09月13日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    茶トラの猫がほしくなる。
    薬物依存とホームレスからの脱出をかけて主人公(筆者)の長い旅が始まる。寄り添うのは、野良猫ボブ。
    がんばれ!

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    2020年12月15日
  • ボブが遺してくれた最高のギフト【電子版限定写真付き】

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    それは夢みたいな時間

    終わったらあっという間
    ではなく、終わったら
    終わらない物語になる

    思い出

    安定なんてどこにもなかった
    それでも毎日が楽しかったのは
    君がいたからだった

    クリスマス
    寒く、厳しい季節だ
    楽しく 賑やかなものではなかった
    ―僕の場合は。

    救いもあった 味方もいた
    でも僕は寂しかったのだ

    でも今は違う
    ―君がいる。

    諦めないこと、前を向くこと
    チャンスを信じて待つこと
    それだけさ

    うつむいたって自分の足しか見えないんだ

    大丈夫
    この世の中は残酷で ちゃんと優しい人たちもいる

    受け取る喜びもある
    与える喜びもある

    人生は シンプルに楽しんだ方がいい

    人生

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    2020年12月13日
  • ボブが教えてくれたこと

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    ボブの可愛い写真が沢山あった。
    こんなにも美しく可愛い猫ちゃん、そしてお利巧なボブ。
    もう今はいないのが信じられない。

    相棒のジェームズもいい人なのよ。
    それを見抜いたボブ。
    また12月には新しい本が出るみたいだし、ぜひ読みます。
    ジェームズさんには、これからも元気でいて欲しい。

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    2020年11月23日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    この本を読むことで、何気ない日常の愛おしさを実感する事ができた。自分の弱さに向き合いながらも、ボブというネコに責任を持つことで、一歩一歩前に進んでいく著者ジェームスにエールを送る。とても心地よく読み進められたし、読み終わったあとの余韻も心地よいものだった。

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    2020年01月06日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

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    何年か前に前作を読み、つい最近映画のDVDを見た。

    映画は前作と今回読んだ続編を合わせた内容だったようだ。

    ジェームズとボブが今回もいろんな困難を乗り越えて、本を出版するまでに至る。
    ビッグイシューを売ったり、路上でギター演奏したり、考えると私なんか絶対出来ないと思う。
    いじわるな人達もいるし。

    でも生きる為にはやらなければいけない。
    ジェームズは本当に辛い日々を送っていたんだよね。
    ボブはまさに救世主だったんだよ。
    まだまだ長生きして欲しい。

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    2019年03月22日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

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    元ホームレスで麻薬中毒の青年ジェームズと野良猫ボブの話。ボブという名のストリート・キャットの続編にあたる。
    人と猫のたしかな友情とか愛情とかそういった暖かさを感じることができる。なにより、奇跡が人の人生を(猫も)こんなにも変えるのかということを知ることができる。
    いつまでも応援したい二人。

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    2018年03月27日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    ネタバレ

    最後の、ボブは、暗闇にいた僕にカーテンを開けて光をあててくれた。それは、人間とは限らないという、意味の一文が印象的でした。

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    2018年01月21日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    君は僕の宝物

    たった一人の友達

    出会って最初はこう思ったんだ
    君みたいなやつは知らないね
    僕にとってはどうでもいいのさ

    けれどさ―何故か放っておけなかったんだ

    傷ついた君を
    誰かを待ち続ける君を


    君は僕の宝物

    君は僕を待ってくれるたった一人の家族

    一緒に過ごすうちに途中から思ったんだ
    傷ついた君は―とても誰かに似ているということに
    誰かを待つ君は―とても誰かに似ているということに

    そうして―僕は気づいたんだ

    君は僕自身だってね
    君を大事にすることは―僕自身を大切にすることだってね


    君は僕の宝物

    僕は君と似た者同士

    君を大事にして初

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    2017年12月06日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

    購入済み

    人間以上の心の結び付きが素晴らしいです。
    世の中は名誉やお金で幸せを図る事が当たり前なのに、心の結び付きがどんなに大切な事か、本当に教えられました。

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    2017年10月07日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

    購入済み

    二番煎じではなく。

    どうせ二番煎じだろうと思いつつも、やはりボブファンとしては買わざるを得なかった。クーポンで20%オフになったし。冒険の言葉通り、ジェームスとボブを取り巻く様々な困難。しかし後半では光が差し、そして最終章のメッセージが心を打った。自分にもニートでどうしようもない息子がいる。けれど先を信じて生きたいと思った。

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    2015年03月28日
  • ボブという名のストリート・キャット

    購入済み

    単なる猫自慢ではなく

    仕事で疲れた頭に効き目のある本です。
    ホームレスだった作者が拾った猫をきっかけに
    再生していくところがいい。もちろん苦労や妨害を乗り越えて。次の作品も早く読みたくなりました。

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    2015年03月09日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    茶トラのボブとホームレスのジェームズ、「お互いを見つけあった」ということばがいい。
    人と人でも人と動物でもいっしょか…

    ジェームズが「誰かがカーテンを開けて、ぼくの人生を太陽の光で満たしてくれたかのようだった」と感じた誰かであるボブ。

    自然な運命であるかのようなチャンスも意識していないと去っていってしまう、二人(一人と一匹)はお互いそれを無意識にわかっていたかのような関係だな。

    最後のボブのトイレの場面、ホッコリしてよかった。

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    2014年10月01日
  • ボブという名のストリート・キャット

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     既に、表紙のボブの姿からして、惹きつけられた(そして内容も)魅力的な一冊だった。

     2007年早春のロンドン、バスキング(路上演奏)で暮らしていたホームレスの青年ジェームズが、出会った茶とらの野良猫ボブ。
     麻薬中毒からの更生中でもあった彼の生活は、徐々に変わっていく。

     ボブに怪我の治療を受けさせ、傷がいえる2週間だけと自ら言い聞かせていたが、ボブはジェームズの元を離れず、やがて彼の路上演奏の仕事についていくようになり、人々の関心をひくようになる。

     ボブが賢い魅力的な猫だということだけでなく、あくまで対等に、尊重してつき合うジェームズの姿に、ボブへの愛情がひしひしとあたたかく伝わっ

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    2014年09月18日