あらすじ
ボブ&ジェームズの最新刊! ファン待望の邦訳登場。元ホームレスを立ち直らせた賢い野良猫ボブが教えてくれる人生哲学。ベストセラー『ボブという名のストリートキャット』、『ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険』の著者ジェームズ・ボーエンが、野良猫ボブと出会い、一緒に過ごすことによって、自分自身を見つめ直し、運命を大きく変えた。本書はジェームズがボブと過ごしてきた時間の中で、ボブに学んだ人生哲学を二人のエピソードに触れながら綴ったエッセイです。未公開の写真を含めたボブの写真を多数掲載したファン待望の一冊です。
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Posted by ブクログ
ボブの可愛い写真が沢山あった。
こんなにも美しく可愛い猫ちゃん、そしてお利巧なボブ。
もう今はいないのが信じられない。
相棒のジェームズもいい人なのよ。
それを見抜いたボブ。
また12月には新しい本が出るみたいだし、ぜひ読みます。
ジェームズさんには、これからも元気でいて欲しい。
Posted by ブクログ
ボブの写真がたくさん載ってるのがいい!
どん底を味わった著者が綴る言葉には重みと説得力がある。
強さとは、人を傷つけるためのものではなく、自らを肯定し、誰かに手をさしのべるためのものだという事、それを実感として得るためには、自身の弱さと向き合う必要があるということ、一瞬一瞬を懸命に生きるボブが、一見矛盾した人生論に説得力を与えている。
実際のところ、猫が何を考えているのかなんてわからないから、結局相手から何を読み取るのかは自分次第だ。
この本に綴られているのは、著者がボブを見て感じた事であって、ボブは全くそんなつもりはないのかもしれない。そして救いは多分そこにこそあるのだと思う。
相手がどう思っているかなんかに関係なく、私達は自身の考え方一つで幸福になれるって事だから。
その相手が猫ならより簡単に幸福になれるって事だから、猫即神。