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美大卒業後、作家として自らを売り出したいと願い、一人ギャラリーに立つ若い女性作家につきまとうギャラリーストーカー。美術業界の特殊なマーケットゆえに、被害から免れることが極めて難しいという異様な実態がある。孤軍奮闘する若い女性作家につきまとうのは、コレクターだけではない。作家の将来を左右する著名なキュレーター、批評家、美術家など、業界内部の権力者によるハラスメント、性被害も後を絶たない。煌びやかな美術業界。その舞台裏には、ハラスメントの温床となる異常な構造と体質、伝統があった! 弁護士ドットコムニュース編集部が総力を挙げて取材した実態と対策のすべて。
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Posted by ブクログ
そんな存在がいるとは全く想像もしてなかったギャラリーストーカーというか勘違いされる方々にゲンナリ
そして美術界に今なお色濃く残るジェンダー意識の低さには開いた口が塞がらない
ただこの本が出版されたことや被害者達が声をあげ始めた事、そして現在の価値観にキッチリ合わせてきている学校等があらわれてきているのは素直に喜ばしい
そして何度も何度も目にし耳にした被害者に(だって)非がある的な発言はもう終わりにしましょうよ
悪いのは(その成長過程に大変な問題がある方もいるのは招致していますが)あくまで加害者なのでは
それと俺達だって大変なんだよ的な物言いもあるけど
もちろんあなた達にも困難さはあるでしょう
ただそれを持ち出して、だから俺は悪くないというのは別の話なのでは?と思ってしまう
Posted by ブクログ
眼が惹かれてずっと眺めていたいもの。心に引っかかって外れないもの。ひとがつくった美しいもの。その作品の向こう側に、この社会の不均衡が凝縮されていたのか。アートの世界には自由な空気があるものだとばかり思っていた。
読み進めるほど、これは美術界だけの問題ではないし、美術界だけで解決できるものでもない、と拳を握りしめてしまう。美術界での改革や対策はもちろんだけれど、社会としてジェンダーの不均衡を均していかなければ。
平山郁夫氏の配偶者が、藝大の前身である東京美術学校日本画科を主席卒業した画家だったことも、あちこちに立つ裸婦像のことも、もう一度その意味を考える。慣れてしまうことは、性被害や差別、搾取に手を貸すことになってしまう。
私には、扇情的に見えてしまう装丁。意図を知りたい。
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