水谷千秋の作品一覧
「水谷千秋」の「女たちの壬申の乱」「教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「水谷千秋」の「女たちの壬申の乱」「教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
古代日本の分散した権力の一端を垣間見ることができた気がする。本書では記紀を中心の出典としつつ、豊富な情報量で各地の豪族の記述を書き上げている。そのため、
古代日本に興味のある方や飛鳥・奈良時代にかけての豪族模様を流れで理解したい方におすすめである。
特に多くの地方豪族が大和朝廷に対し、幾度も戦いを挑んでいることに驚いた。記述に残っている話は天皇支配体制確率後に編纂されていることもあり反乱とされているものが多い。しかし実際には反乱ではなく、より対等な立場同士での権力闘争であったということが示唆されている。
現代に伝わる書物が少ない分、古代史はロマンがあると個人的に思う。古墳時代に興味を持つととも
Posted by ブクログ
著者は日本古代史が専門。人類の進化、神話・宗教・文明の誕生、精神革命、人類史の構造、現代史といったテーマを概観している。
司馬遼太郎は太平洋戦争中に兵役につき、なぜ日本がこのような戦争を起こしてしまったのか、国民の生命を軽視する陸軍がどうして生まれたのかという疑問に答えるために、終生学び続けた。
神話は、この世界がいかにして生まれたのか、我々人間がこの世界でいかに生きて行くべきかを教えてくれるもの。神話の役割は哲学が引き継ぎ、文学、絵画、彫刻、音楽など、あらゆる芸術作品のイメージの源泉になっていった(野田又夫「哲学の三つの伝統」)。
柄谷行人の交換様式論
交換様式A:贈与とお返しの互酬の