不安な時代に必要な知恵、仕事の武器をどう身につけるのか。働き方についての取材や論考も多い出口治明さんと、女性学、ジェンダーについて研究を続ける上野千鶴子さんが、日本人の働き方、幸せになる働き方について語り合う。長時間労働、年功序列などの日本型経営からの脱却など、
さまざまな課題がある中、これからどのように変化、対応していけばよいのか? 働く人が自由になる社会を考える。
Posted by ブクログ 2021年06月19日
京大1972の同級生コンビというのが面白い さすが京大面目躍如
反骨精神が知の本質
1.日本の労働環境は「同質的」
この体育会的集団主義で戦後高度成長を実現した 成功体験
「多様性への切り替え」ができず閉塞感・生産性の低迷に苦しむ
大変判りやすい説明と納得
①ドイツのシュレーダー改革[1993-2...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月29日
ジェンダーギャップの問題は、
男女の機会均等が得られず、女性にとって不利だということのみではなく、政治・経済・教育などあらゆる分野において、国レベルで損失をこうむることだ。
特に、日本において男女格差が世界経済フォーラムの調べで、153カ国中121位で、G7でも最下位で、日本の停滞の一因となってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月05日
対談形式なので読みやすい。以下、印象に残ったポイント。
・男は利害、女は好き嫌いで動く。
・教育とは武器を与える事である。
・仕事とは、究極的には全てサービス業である。相手が満足してくれてお金がもらえている。
・好きなことは仕事にしない。諦めて目の前のことを合理的、効率的にこなす。
・仕事は3割、と...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月06日
上野さんは意外と冷静な意見で、好きなことと役に立つことを分けて考えられていて、支持・共感できた。組織は有能な人の足を引っ張り、無能な人を守る。人並み以上の意欲と能力が自分にあると思えない限りは裸で荒野に立つのはリスク高。と話してるのが印象的だった。まさに社会に出て感じること。
また、女性活躍やダイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月09日
女性も働ける制度が正しいと思う。なぜ、103万の控除制度があるのか。無くせば良いのに。
子供は預けて育てるのが、集団保育。使用人を雇うなどで、夫婦で共に働こうと思った。
育児休暇は、雇用保険なので、取ってもらう方が企業にとって成長のチャンス。ただし、組織は有能な人の足を引っ張るが、無能な人を守る...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月29日
上野千鶴子さんと出口治明学長だなんて大好物が2人揃った表紙でジャケ買い。たまらないです。
全てが全て、いつもよく目にするお二人の内容ではあるけれど自身がとても勇気づけられる言葉ばかり。
正しいことがまかり通る世の中ではないけれど、今の場所が合わないなと思うなら違う場所を探すのも一つ。
あなたが正し...続きを読む