作品一覧

  • かしこい単細胞 粘菌
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    単細胞生物の粘菌モジホコリが、迷路を解き、電車の路線図をつくります。でもどうやって? 著者の中垣俊之さんは、これらの研究により、「人びとを笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である、イグノーベル賞を、2度も受賞されました。単細胞で、かしこい粘菌の知られざる能力があきらかになります。

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  • 富士山のまりも 夏休み自由研究 50年後の大発見
    4.3
    「まりも」は、名前の通り丸い形をした藻のなかま。北海道の阿寒湖にすむものが有名ですが、じつは、富士山のふもと山中湖にも、まりもがすんでいるのです。最近は数が減ってほとんど見られなくなり、絶滅したのではないかと案じられていました。ところが、50年以上も前、当時小学生だった著者は、自由研究のため山中湖からまりもを持ち帰り、今日まで自宅で大切に育て続けていたのです。様々な縁に守られて数十年家庭で育まれたまりもの物語

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  • こおり
    4.2
    宝石のように透明で色のついた氷を夢みて、インクを水にとかして凍らせてみたら……インクと氷はくっきりわかれて固まってしまった。氷は、水の分子だけで規則正しく手をつないで、水の分子以外のものをおしだしてしまう性質があるからだ。この氷の性質は、地球のおだやかな環境をつくる原動力にもなっていた。ミクロからマクロへ、氷のサイエンス・ジャーニーをお楽しみ下さい!

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  • 「投資信託」にだまされるな!にだまされるな!
    3.3
    「投資信託にだまされるな!」 「ファイナンシャル・プランナーにアドバイスを聞くな!」 「医療保険をいますぐ解約せよ!」 節約ブームの影響も大きく、ここ数年のマネー本は、投資信託や保険商品を 否定するものが目立ちます。でも、よく考えてみてください。 「節約」だけで、今後の老後資金がつくれますか? 成熟しきった「日本株」に未来がありますか? 手軽な「投資信託」以外でお金の運用ができますか? もはや日本は、かつてのように人口も増加し、経済全体も成長して、 公的年金制度もしっかりと機能していた時代ではありません。 今後の時代を見据えたうえで、不透明な時代を生き抜く方策(投資)を 有効的に活用しなければいけない時代です! でも、従来の「10年ほったらかし分散投資」ならダマされてあたりまえです! 本書で提唱する、中期で見直す「選択と集中」の投資信託なら、 きっちり資産が築けます! 資産づくりの「落とし穴」も、きっとわかります! インテリが書いたマネー本の常識に流されるな!

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ユーザーレビュー

  • 富士山のまりも 夏休み自由研究 50年後の大発見

    Posted by ブクログ

    富士山中湖にはマリモが自生していて「ししの糞」と呼ばれていた。著者が夏休みに湖畔で滞在した際にジャムの空瓶で持ち帰り、東京の家で梅酒瓶に移し、増えたので大きな水槽に入れて観察すると植物なのに浮いたり沈んだり日によって動き見飽きることがなく面白いので5年生夏休みの自由研究とした(当時の作文を掲載)。北海道や琵琶湖とは別種の浅深度種で文化財に指定され「富士まりも」と名がついていた/研究観察が終って水槽は庭の木の根元に据えられ…著者が家を出て進学就職したあとも母が世話していたが…退職し親と同居するようになっていた2011年、1980年代〜の水質汚染で球状マリモ絶滅との記事を目にした。水質が回復しても

    0
    2025年08月18日
  • 富士山のまりも 夏休み自由研究 50年後の大発見

    Posted by ブクログ

    著者が50年前、子どもの頃に山中湖で採取したマリモ。自由研究の題材になり、家を離れても家族が世話し続けたそのマリモに驚くべき秘密が…!そんなことってある?!でも本当にあったんですね。50年越しの大発見にびっくりでした。

    0
    2024年09月28日
  • 富士山のまりも 夏休み自由研究 50年後の大発見

    Posted by ブクログ

    少年の頃に湖でとって、自由研究のテーマとして観察し、少年が巣出ってからも実家で大事に育てられてきたまりも。

    実はその間に、当の湖ではまりもが激減し、絶滅していたとは…。

    50年の時を超えてまりもが日の目を見る、壮大なストーリー。ひとりの子どもの自由研究がこんな重要な発見につながるということに、親子でロマンを感じました。

    0
    2023年07月09日
  • かしこい単細胞 粘菌

    Posted by ブクログ

    賢い単細胞生物の代表格とも言える粘菌についての児童書です。
    簡潔明瞭な説明に加え、綺麗な図や絵が理解を助けます。
    粘菌がコンピュータのように振る舞うということは漠然と知ってはいましたが、あまりの凄さに脱帽しました。
    餌と餌の間にある距離と光のストレスに対する実験で最短で接続されている様を見ると、彼らがストレス値を計算しているとしか考えられません。
    明らかに理系らしい行動であり、感情的な我々は粘菌から学ぶことがまだまだ多いと感じました。

    0
    2022年07月18日
  • こおり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    科学絵本にしてはかわいい色合いと絵柄で、これは内容と合ってないんじゃないかとはじめは思った。水の分子がオーバーオールを着た女の子で、空気が色とりどりの風船であるのを見て、これはちょっと…と思った。
    が、水が氷になっていく様子を描いたページは圧倒された。ここまで正確に描ければ、女の子と風船でも大丈夫だ、と。

    色のついた氷があったらいいのに。赤い氷にはイチゴ味、黄色い氷にはレモン味、緑の氷にはメロン味をつけてサイダーに浮かべたら、美味しくて楽しくていいよね、という絵は、この絵柄だからこそいい。夢が広がる。そうだね、作ってみようよ、と大人でも思う。で、となりのページで赤い氷がアップになって、「でも

    0
    2021年05月23日

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