私の少女マンガ講義(新潮文庫)

私の少女マンガ講義(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

日本の漫画は世界でも希有な文化である。中でも少女マンガは男性とは異なる視点で新たな物語を生み出してきた。その第一人者である萩尾望都が2009年、イタリアで行った講演で繙いた、『リボンの騎士』から『大奥』へ至る少女マンガ史、そして、自作の解説と創作作法を収録。'19年にデビュー50周年を迎えてなお現役であり続ける著者が、日本独自の文化である少女マンガの「原点」と「未来」を語る一冊。(解説・中条省平)

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私の少女マンガ講義(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年10月10日

    漫画製作の話が読めてよかった。ただ最近作はあまり知らないので、後半のインタヴューはよくわからなかったです。

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    購入済み

    少女マンガ好きにおすすめの本

    2021年09月24日

    萩原望都先生の作品を見ながら、作品を構成する際の意図が詳細に説明されているところが、大変ためになりました。
    これから少女マンガを読むときには、作者が何を、どう見せたいのかを考えながら読めそうですし、描く方も頑張ろうと思いました。
    また、読んだことのない作品も紹介されていて興味がわきました。
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    #感動する #深い #タメになる

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    Posted by ブクログ 2021年08月05日

    懐かしい萩尾作品の解説に、少女マンガの歴史。マンガはずーーっと好きなものの一つです。好みに合うものは読み続けますよ、何歳になってもね

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    Posted by ブクログ 2021年07月26日

    とても丁寧に萩尾望都さんの言葉を紡いでいて、ファンにとってもそうでない人にも分かりやすいと思いました。聞き手の矢内さんの情報量もすごいです。
    全ての作品をもう一度ゆっくりと読み返したいです!

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    Posted by ブクログ 2022年12月04日

    萩尾望都さんといえば、少女漫画の歴史とも言える伝説的な作家さんだ。
    が、残念ながら、自分自身は大人になるまで、ほとんど読んだことがない。
    唯一読んだのは『トーマの心臓』くらい。

    この本では、イタリアの大学に招かれて行った講演をベースに、少女漫画の歴史を概観し、表現の特質について語られる。

    表現論...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月18日

    モーさま萩尾望都さんの伊ナポリ東洋大学とボローニャ大学での戦後少女マンガ史講演手塚治虫先生リボンの騎士から各年代の代表的作品と大奥までを解説。
    自作「半身」「柳の木」「イグアナの娘」解説となかなか興味深いお話がたくさん。当然ながら大泉サロンで袂を分けた竹宮惠子さん増山法恵さん少女マンガ革命について...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    萩尾望都が語る少女漫画の歴史。萩尾望都が高く評価している作品は何かとか、手塚治虫はどんなところがすごいかといったことがインタビュー形式で書かれていてとてもわかりやすかった。「半神」などの作品が掲載されているのもうれしかった。

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    Posted by ブクログ 2021年07月24日

    ■少女マンガの岸辺で――まえがきにかえて 矢内裕子
    ■Ⅰ章 イタリアでの少女マンガ講義録
    ・少女マンガの歴史
    ・自作についての解説「半神」「柳の木」「ローマへの道」「イグアナの娘」
    ・質疑応答――イタリア人聴講者からの質問
    ・ドナテッラ・トロッタ氏によるインタビュー
    ■Ⅱ章 少女マンガの魅力を語る
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    Posted by ブクログ 2021年07月24日

    萩尾氏のナポリ大学での講義内容他。
    テーマは 日本における少女漫画史。

    漫画については私もあれこれ考察することはあるけれど、「日本における女の子の社会的在り方」に対しての自由への渇望であるとの見方は、「なるほどーーーー」と感じ入りました。
    なぜ我々はあらゆるジャンルを漫画に求めるのか。コマの間に何...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月28日

    萩尾望都が2009年にイタリアの大学で行った講演(質疑応答含む)の記録と、自作や創作にまつわるインタビューをまとめたもの。
    講演では萩尾望都視点による日本の少女マンガ史の概観が述べられており、そこに挙げられた作品など萩尾望都史観とでもいうべきものが伺われて面白い。
    後半のインタビューもコマ割りに現れ...続きを読む

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