世界から戦争がなくならない本当の理由

世界から戦争がなくならない本当の理由

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

七四年前の八月一五日に終戦を迎えた日本は、今日まで他国と戦火を交えることなく、「平和国家」の道を歩んできた。しかし、朝鮮半島、ベトナム、アフガニスタン、中東……世界では絶えず戦争やテロが起き、現在も紛争と緊張状態が各地で続いている。なぜ、戦争はなくならないのか? 「過去から学び、反省をして、現在と未来に活かせる教訓を引き出すことが必要」と説く著者は、本書で日本と世界の戦後を振り返り、「戦争の教訓」を探してゆく。“池上彰の戦争論”の決定版!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    言われてみれば確かに国際社会ではずっとどこかで戦争が起きてるのだよね。日本に生まれ日本で育ったから“戦後”の認識しかないけど、今も戦中の国はあるし、ついこないだ戦後になりましたって国もあるし。たとえ勝っても負けても戦争の事実を正確に報道し、2度と繰り返すことのないように皆んな真剣に考えていかなければならない。他人事にしてはいけない。

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    世界がどんな構造でいがみ合っているのかが、分かりやすく整理されている。
    自分がいかに世界史を知らないのか、表面的なメディアに流されているのかを痛感。

    宗教戦争って実は経済戦争
    戦後はない(世界レベルでは常に争いごある)
    戦勝国のアメリカとソ連が次の戦争の種をまいている
    1次世界大戦でうまくマネージできなかったから二次大戦がおきてしまった
    ヒトラーはテロを起こした訳ではなく、正当なプロセスをへて独裁者になった
    報道、世論まて含めて戦争の成果か決まる
    朝日新聞は真珠湾攻撃に反旗を翻す記事を書いて干された。その後戦争賛成というポジションを取らざる得なくなった。

    0
    2022年08月06日

    Posted by ブクログ

    とても分かりやすい。
    化学は間違いなく進歩しているが、人は成長してるのだろうか?
    過去を振り返り、善悪をしっかり判断し、未来を作っていく。
    まずは知らなければ過去を振り返る事は出来ない。
    知る為にはこういうジャーナリストの方々の本は非常に良いと思う。

    0
    2021年09月27日

    Posted by ブクログ

    いつもながらに勉強になる池上彰さんの本。
    なぜ戦争がなくならないか、一言では言えないが、歴史に学ぶしかない。

    第二次大戦で得た教訓も、国によりさまざま。
    ソ連はドイツ軍の侵略のトラウマから周辺諸国を緩衝地帯にすべく東欧諸国を支配。
    アメリカも、ベトナム戦争の教訓から湾岸戦争に勝つも、その勝利体験からイラク戦争の失敗を起こす…。

    知らなかったのは、アフリカの戦争。
    アンゴラ内線が四半世紀も続いていたことや、
    ソマリア内線など、ソ連やキューバも参戦していたことに驚いた。

    0
    2021年02月08日

    Posted by ブクログ

    読み応えあり。
    現在も起こっている紛争は、すべて過去の戦争、侵略が引き起こしている。
    戦争の反省をしたはずが、それが新たな紛争を生んでいたり。
    全てを理解しきるのは難しいが、世界の大まか流れを掴む教科書。

    0
    2020年04月20日

    Posted by ブクログ

    戦後74年を池上さんのわかりやすい解説で振りながら、頭の中のバラバラの情報を線でつなぐことができました。特にキューバ危機のくだりや第一次世界大戦の戦後処理の失敗でドイツ経済が破綻しヒトラーが台頭して第二次大戦へとつながっていくあたりの流れがよく分かりました。一つの戦争が終わっても、それで世界の人々全員が幸せになるわけでなく、勝者と敗者が出る以上、次の戦争への伏線となってしまう。政治、宗教、各国の歴史、利権が複雑に横たわっているだけにその伏線を断ち切ることは難しいのかもしれません。それにしてもアメリカはちょっかい出し過ぎですね。世界中の人々が私利私欲に走らず本当に平和的な思いで行動することでいつか戦争がおこらなくなりますように。

    0
    2020年02月15日

    Posted by ブクログ

    190916.なんとなく色んなところで聞こえてきたことが具体的に書かれているなーという印象。土地の争いならまだしも、宗教やら主義やらで戦争というのはなんと愚かで悲しいことか。
    戦争当事者は我が事と奮い立っているが、バックの国の思惑に左右されていることもなんとも悲しい。
    たしかに憲法はいいかげん何かしら見直さないと、見直して始めて自立と言えるのではないか?
    主義やら宗教だってちゃんとアップデートが必要な気がする。出ないと原理主義と一緒では?

    0
    2019年09月16日

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦、第二次世界大戦のあと、きちんと戦争の教訓から学んだか。学んだならばなぜ、戦後も世界では紛争が絶えず起きているのか。日本、ドイツ、アメリカ、ソ連など、各国の戦後を振り返りつつ、それでも起きてしまう紛争、戦争を防ぐにはどうすればよいかを考える。まずは、歴史に正面から向き合うこと、そこから教訓を得られるよう考えること。今、アメリカ、ロシア、中国、中東などで起きていることをみると、人類は大戦の反省など忘れてしまったかのようにも映る。自国第一主義で、外国人への排斥の動きもみられるなど、大戦前の世界にもあったような動きが垣間見られるような気がするのは気がかりではある。

    0
    2026年06月11日

    Posted by ブクログ

    基礎知識が乏しいために、半分くらい内容が入ってこなかった。
    けれど、とても分かり易くまとめられていると思った。
    戦争の体験記や史実を知ることは大切だが、二度と戦争を起こさないようにするには、なぜ戦争が起きたのかを考えなければならないと著者はいう。
    全くその通りだと思う。
    ただ、戦争に学んで戦争を起こすアメリカの事例を思うと、戦争をなくすことは難しいと思う。
    戦争ほど愚かなことはないと思うのだけれど、今も世界では戦争が起きている。
    そんな時代だからこそ、池上氏の言うバックミラーを磨いて、反省と検証をしっかりとするべきだと思う。
    日本は、戦争の加害者(真珠湾攻撃)でもあり、被害者(原爆)でもあることがその責任と反省に繋がりにくかった側面もあるようだ。
    ソ連のウクライナ侵攻を予見するような記述があったのは流石だと思うと同時に、それは戦争の歴史や世界情勢を知る事で可能だったのだと思うと、しっかりと情報に接して考えていかなければいけないと思った。

    個人の技量に重きを置いて、マニュアルを作らない日本人の思考傾向や、広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に刻まれた「過ちを繰り返さない」という言葉の主語はいったい誰なのかといった話はとても興味深く印象に残った。主語がなくても成り立つ日本語の曖昧さも反省を妨げる要因の一つかもしれない。

    0
    2023年05月07日

    Posted by ブクログ

    流石の池上彰さん。わかりやすく、内容がある。

    世界から戦争がなくならない本当の理由。
    とてもストレートなタイトル。今この時勢だからこそ、より重みを持つ。

    とは言え、内容は戦争だけではない。戦争を切り口にした、近代史のお話。
    冷戦構造、米国の戦争。それらが今の世界と地続きであることがよく分かった。

    0
    2022年09月21日

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