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七四年前の八月一五日に終戦を迎えた日本は、今日まで他国と戦火を交えることなく、「平和国家」の道を歩んできた。しかし、朝鮮半島、ベトナム、アフガニスタン、中東……世界では絶えず戦争やテロが起き、現在も紛争と緊張状態が各地で続いている。なぜ、戦争はなくならないのか? 「過去から学び、反省をして、現在と未来に活かせる教訓を引き出すことが必要」と説く著者は、本書で日本と世界の戦後を振り返り、「戦争の教訓」を探してゆく。“池上彰の戦争論”の決定版!
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Posted by ブクログ
言われてみれば確かに国際社会ではずっとどこかで戦争が起きてるのだよね。日本に生まれ日本で育ったから“戦後”の認識しかないけど、今も戦中の国はあるし、ついこないだ戦後になりましたって国もあるし。たとえ勝っても負けても戦争の事実を正確に報道し、2度と繰り返すことのないように皆んな真剣に考えていかなければ...続きを読むならない。他人事にしてはいけない。
世界がどんな構造でいがみ合っているのかが、分かりやすく整理されている。 自分がいかに世界史を知らないのか、表面的なメディアに流されているのかを痛感。 宗教戦争って実は経済戦争 戦後はない(世界レベルでは常に争いごある) 戦勝国のアメリカとソ連が次の戦争の種をまいている 1次世界大戦でうまくマネージ...続きを読むできなかったから二次大戦がおきてしまった ヒトラーはテロを起こした訳ではなく、正当なプロセスをへて独裁者になった 報道、世論まて含めて戦争の成果か決まる 朝日新聞は真珠湾攻撃に反旗を翻す記事を書いて干された。その後戦争賛成というポジションを取らざる得なくなった。
とても分かりやすい。 化学は間違いなく進歩しているが、人は成長してるのだろうか? 過去を振り返り、善悪をしっかり判断し、未来を作っていく。 まずは知らなければ過去を振り返る事は出来ない。 知る為にはこういうジャーナリストの方々の本は非常に良いと思う。
いつもながらに勉強になる池上彰さんの本。 なぜ戦争がなくならないか、一言では言えないが、歴史に学ぶしかない。 第二次大戦で得た教訓も、国によりさまざま。 ソ連はドイツ軍の侵略のトラウマから周辺諸国を緩衝地帯にすべく東欧諸国を支配。 アメリカも、ベトナム戦争の教訓から湾岸戦争に勝つも、その勝利体験か...続きを読むらイラク戦争の失敗を起こす…。 知らなかったのは、アフリカの戦争。 アンゴラ内線が四半世紀も続いていたことや、 ソマリア内線など、ソ連やキューバも参戦していたことに驚いた。
読み応えあり。 現在も起こっている紛争は、すべて過去の戦争、侵略が引き起こしている。 戦争の反省をしたはずが、それが新たな紛争を生んでいたり。 全てを理解しきるのは難しいが、世界の大まか流れを掴む教科書。
戦後74年を池上さんのわかりやすい解説で振りながら、頭の中のバラバラの情報を線でつなぐことができました。特にキューバ危機のくだりや第一次世界大戦の戦後処理の失敗でドイツ経済が破綻しヒトラーが台頭して第二次大戦へとつながっていくあたりの流れがよく分かりました。一つの戦争が終わっても、それで世界の人々全...続きを読む員が幸せになるわけでなく、勝者と敗者が出る以上、次の戦争への伏線となってしまう。政治、宗教、各国の歴史、利権が複雑に横たわっているだけにその伏線を断ち切ることは難しいのかもしれません。それにしてもアメリカはちょっかい出し過ぎですね。世界中の人々が私利私欲に走らず本当に平和的な思いで行動することでいつか戦争がおこらなくなりますように。
190916.なんとなく色んなところで聞こえてきたことが具体的に書かれているなーという印象。土地の争いならまだしも、宗教やら主義やらで戦争というのはなんと愚かで悲しいことか。 戦争当事者は我が事と奮い立っているが、バックの国の思惑に左右されていることもなんとも悲しい。 たしかに憲法はいいかげん何かし...続きを読むら見直さないと、見直して始めて自立と言えるのではないか? 主義やら宗教だってちゃんとアップデートが必要な気がする。出ないと原理主義と一緒では?
基礎知識が乏しいために、半分くらい内容が入ってこなかった。 けれど、とても分かり易くまとめられていると思った。 戦争の体験記や史実を知ることは大切だが、二度と戦争を起こさないようにするには、なぜ戦争が起きたのかを考えなければならないと著者はいう。 全くその通りだと思う。 ただ、戦争に学んで戦争を起こ...続きを読むすアメリカの事例を思うと、戦争をなくすことは難しいと思う。 戦争ほど愚かなことはないと思うのだけれど、今も世界では戦争が起きている。 そんな時代だからこそ、池上氏の言うバックミラーを磨いて、反省と検証をしっかりとするべきだと思う。 日本は、戦争の加害者(真珠湾攻撃)でもあり、被害者(原爆)でもあることがその責任と反省に繋がりにくかった側面もあるようだ。 ソ連のウクライナ侵攻を予見するような記述があったのは流石だと思うと同時に、それは戦争の歴史や世界情勢を知る事で可能だったのだと思うと、しっかりと情報に接して考えていかなければいけないと思った。 個人の技量に重きを置いて、マニュアルを作らない日本人の思考傾向や、広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に刻まれた「過ちを繰り返さない」という言葉の主語はいったい誰なのかといった話はとても興味深く印象に残った。主語がなくても成り立つ日本語の曖昧さも反省を妨げる要因の一つかもしれない。
流石の池上彰さん。わかりやすく、内容がある。 世界から戦争がなくならない本当の理由。 とてもストレートなタイトル。今この時勢だからこそ、より重みを持つ。 とは言え、内容は戦争だけではない。戦争を切り口にした、近代史のお話。 冷戦構造、米国の戦争。それらが今の世界と地続きであることがよく分かった。
池上彰による、文字通り戦争が起こる原因となくならない理由を記述した一冊。 特筆すべき内容はないものの、正確でわかりやすかった。
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世界から戦争がなくならない本当の理由
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