自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書)

自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書)

令和日本の最も重要な戦略的課題は、力による現状変更に躊躇しなくなった中国の封じ込めである。台湾有事は現実の懸念であり、その際には尖閣諸島や沖縄も戦場になる可能性がある。自衛隊は本当に国土・国民を守り切れるのか。日米同盟は機能するのか。そして国民に「有事への備え」はあるのか。陸海空の自衛隊から「平成の名将」が集結、「軍人の常識」で語り尽くした「今そこにある危機」。

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自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    国家のそしてそれを成り立たせる戦略の必要性を認識した。また、科学技術の遅れを急いで取り戻さないといけないと強く感じた。

    0
    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    こういった書籍によくある、理想論だけ言うて終わりではなく、では実際問題どうするか?に踏み込んだ結論(10の提言)を出している正直な姿勢は好感が持てる。

    そうだよなあ。統合幕僚長の任務、超人でも全部はこなせないよなあ。

    0
    2021年07月20日

    Posted by ブクログ

    現状認識や周辺事態の予測などは様々な方面で語られているので、特に目新しいと言うことはないが、陸海空の元将官が集まって議論する、このシチュエーションが活きているのが5章だろう。
    この章は読み応えが有ったと言える。

    しかし、自衛隊にここまでの問題意識をお持ちであれば、現役時代にもう少しでも状況改善して

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    台湾、朝鮮半島の有事は対岸の火事などではないし、米軍基地をいくつも抱えた日本は大きなダメージを受けるだろう。これまでは戦後の新憲法と冷戦という対岸の煙のおかげで殆ど何もしてこなくても問題にならなかった。しかしながら現時点では中国、北朝鮮の軍事行動がますます活発化し、日本に居る米軍がターゲットになるこ

    0
    2024年02月06日

    Posted by ブクログ

    兼原さんが一流の軍人と見る自衛隊OB陸海空からそれぞれ1名と諸々のテーマについて議論。
    コロナ禍で明らかになった後方支援体制の脆弱さ、防衛装備工業会は飽くまで任意団体で統制する力はないこと、米台共同作戦は日米ですら常々共同でやっても不具合出るのだから相当難しい、朝鮮有事では船がそんなにないので北から

    0
    2023年02月02日

    Posted by ブクログ

    令和にもなって昭和を引きづっている政治とマスコミ・大衆。

    少なくとも現場レベルでは議論の種は腐るほどあるなと感じたし、危機感も強いなと素直に思った。

    0
    2022年08月05日

    Posted by ブクログ

    著者のひとり兼原信克氏の話をラジオで聴き、興味を持ち本書を手に取った。日本の安全保障の状況がよくわかる内容だった。

    陸海空の元自衛隊の最高幹部と元内閣官房副長官補の4人での座談会という形で本書はまとめられている。令和3(2021)年4月に発行されているので、ロシアのウクライナ侵攻の1年前の話である

    0
    2022年06月02日

    Posted by ブクログ

    日本の安全保障の現状を元自衛隊のトップの方々が語り合う形式。

    現状への危機感や課題点が浮き彫りになり、不安になることも多くあったが、まずは国民一人一人が正当な危機感を持って、日々の生活にアンテナを立てながら、情報収集をしていかなければいけないと感じる。

    安全保障面は不勉強な点が多いので、今後知識

    0
    2022年04月18日

    Posted by ブクログ

    【総括】
    陸海空自衛隊の元最高幹部クラスが、日本を取り巻く安全保障環境と安全保障政策上の課題について比較的率直に議論していて興味深い。

    【興味深かった個別論点】
    ◯特に海自は装備品の修理・管理を民間企業に依存しており、企業人員を動員できる制度を作らないと継戦能力に支障をきたす。

    ◯台湾有事、朝鮮

    0
    2021年08月16日

    Posted by ブクログ

    外交官出身の元内閣官房副長官補である兼原氏が司会となり、陸海空最高幹部との座談会を文字にしたもの。兼原氏の題材設定が的確で、いま日本の安全保障が抱える課題が浮き彫りになっている。参加者は皆、安全保障の仕事に携わった経験を持ち、今でも深く研究を進めている方々なので、有意義な議論となっている。勉強になっ

    0
    2021年08月16日

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