超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』

超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』

1,045円 (税込)

5pt

近代哲学の最高峰をいまこそ読み直す!
「形而上学の不可能性」の原理とは?
「アンチノミー」「カテゴリー」「物自体」とは何か――。
近代社会における知の全地平を見渡すうえで必読の一書をわかりやすく平らげる。「超解読」シリーズ第二弾!

【目次】
まえがき
1 先験的原理論
第一部門 先験的感性論
第二部門 先験的論理学
第一部 先験的分析論
第二部 先験的弁証論
2 先験的方法論
あとがき

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超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    こんなにわかりやすい哲学書を読んだのは初めて。西洋哲学はとかく用語が難解で挫折してしまうのだが、著者の絶妙な言い換えでスッと理解できるようになっている。
    自分なりの理解としては、カントの功績は「哲学の限界」を示したことにあると思う。人間の認識能力を所与の条件として、人間が考えても仕方のないことが何か

    0
    2021年08月28日

    Posted by ブクログ

    原典に即した解説で、原典を直接読んで苦労した者としては非常にわかりやすかった。このような本がほかにも出ると嬉しい。

    0
    2020年08月05日

    Posted by ブクログ

    読んで良かった。単純に面白いと思えた。筆者に感謝。
    「人間は、『感性』で現象を知覚し、『悟性』でその知覚したものを綜合して、そのものを判断し、『理性』で推理する」

    「アンチノミー」の議論が一番グッと来た。

    0
    2012年08月30日

    Posted by ブクログ

    今までに読んだカントの入門書の中では最も分かりやすく読みごたえがありました。竹田青嗣は丁寧に、かつ平易に読み下してくれるので一般人には助かります。読んでよかったと思える一冊。

    0
    2011年09月04日

    Posted by ブクログ

    これを読んでも『純粋理性批判』は難解だ。原著の訳本を読んでも理解がいまいちであったが、本書の章末解説のおかげで、多少は、物言いと論理展開が見えてきたように感じる。次は『完全読解』のほうに挑戦するかな。

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    11/06/20。
    現代思想は、反哲学であることからスタート。コントしかり、マルクスしかり、ヴィトゲンシュタインしかり。

    0
    2011年07月03日

    Posted by ブクログ

    新書なので、講談社メチエから出てる「完全解読」よりは読みやすいと思う。翻訳書は途中で挫折したので、これを参考にもう一回トライ。

    0
    2011年06月17日

    Posted by ブクログ

    4つのアンチノミーの詳細な解説。感性と時間の関係、ヒュームとの比較など(110ページあたり)はけっこうおもしろかった。

    それと理性の実践としての「純粋理性」というふうに感じたのだけど、やっぱりこの著者は「実践」方面のかたなのね。

    0
    2019年10月07日

    Posted by ブクログ

    カントの『純粋理性批判』の内容を著者がわかりやすく語りなおし、随所で補足説明をおこなっている入門書です。

    本書の解説でとくに優れているように思ったのは、弁証論の難解な叙述を思いきった仕方で整理し、独断的な形而上学に対する批判の意義を明確にしている点でした。同じ新書サイズの入門書としては、国際的に高

    0
    2017年12月07日

    Posted by ブクログ

    「感性」2つの形式性⇒空間、時間 「悟性」4つのカテゴリー⇒量、質、関係、様態 「理性」3つの理念⇒魂、世界、神

    0
    2011年05月27日

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