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忌野清志郎の元マネージャーによるリアル清志郎伝。中学生の頃、テレビで見て以来熱烈なファンになり、ついには所属事務所に入社。衣裳係、マネージャーとして音楽活動を支えた著者が、40年間見つめてきた清志郎の素顔を愛情溢れる言葉で回想する。清志郎直筆の手紙やイラストに加え、文庫化に際して清志郎亡きあとのエピソードをボーナストラックとして収録する。
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Posted by ブクログ
元マネージャーによる清志郎との日々の回想記。単行本は以前読んだが、文庫版に書きおろし部分があるので購入。その追加部分のリンコさんへのインタビュー。あの曲の物凄く貴重な証言がさらっと言及されていて驚愕。清志郎愛が過剰過ぎて暴発している竹中直人の解説もよかった。
ひとつひとつのエピソードが愛おしくも切なくて、ゆっくり何日もかけて読みました。 こんな本を出してくれて、ありがとうございます。 そして、RCと清志郎とたくさんの時間を過ごされた、たまきさんがめちゃくちゃ羨ましくもあります。
私は清志郎さんについてあまり詳しく無いのですが、歌ってる時と喋ったり演技をしてる時のギャップに惹かれて気になっていた人だったので読みました。 ファンだった人がマネージャーになるなんてなんで素敵なんだろう。 文章にある「リズム」が独特で、清志郎さんを"素敵なお兄さん"、"...続きを読むボス"として捉えながら語られていく。 完璧で冷静なマネージャーというわけではなく、失敗して試行錯誤していく"お仕事系小説"っぽい要素もあり、緩やかで優しいけど冷静に自分や周りを見つめる表現者の様々な顔を見てきた想いが伝わってくる。 ボーナストラックの竹中直人さんも良かった。 ほんと俳優の竹中さんじゃなくて、まだ素人の時の少しコンプレックスを抱えてそうで暗そうだけどそれを明るさと笑で隠す少年竹中直人が丸出しで素敵だった。 追記:読み終えた日に音楽家、坂本龍一さんの訃報を知る。「い・け・な・いルージュマジック」が好きでたまたま見つけたジャケットなどの写真を机に置いてたので、それを見ながら二人のご冥福を祈る。
もう30年以上前のこと。高校の修学旅行のとき、長距離バスで1人一曲ずつ歌をうたうという余興があった。その時、クラスで、そんなに目立つ感じではなかったイナガキ君が「トランジスタラジオ」を唄ったのが、すごくカッコ良かったことを思い出した。
作品紹介・あらすじ 元マネージャーである著者が清志郎との40年にわたるバカみたいに濃い日々を描く清志郎伝の決定版がボーナストラックを収録し文庫化。解説 竹中直人 忌野清志郎の元マネージャーの女性が書いた本。 清志郎の人柄や日常の姿を垣間見ることができる。ただし暴露本的な内容ではない。 著者に対して...続きを読む「稚拙な文章じゃん」という批判もチラチラと見受けられたけど、もっと稚拙な文章を書いて「小説家です!」と胸を張っている人を知っているので、気にならなかった。
ファンからマネージャーになってしまうのも凄いことだ。日記のような、つい先日のような、熱い時間がそのまま書かれていた。スローバラードを聴きたくなる。
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片岡たまき
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