小説 - ほのぼのの検索結果
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4.4「人がハンコを作る時には事情があります」そう語るのは喫茶店にして印章店という『有久井印房』の店主。しかしその姿はどう見ても白いアリクイで、なおかつ少々ふっくら気味。そんな店長をサポートするのは、ウェイトレスの宇佐ちゃんと、キザなカピバラのかぴおくん。「ハンコを作ってください!あれ、なんでシロクマが?」 訪れ驚くお客さんに「ぼくはアリクイです」と静かに出されるコーヒー。不思議なお店で静かに始まる、縁とハンコの物語。
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4.0ブロードウェイミュージカル原作『ウィキッド』の著者が贈る、もうひとつの『不思議の国のアリス』。私たちがよく知るあの物語の裏では、いったい何が起きていたのか?生きることとは。大切な人を失うこととは。想像力とは。著者が物語に込めたのは、とても奇妙で、でも大切なメッセージ。 ある夏の日、アリスが消えた。どこへ行ったのかと、後を追いかける友人。妹がいなくなっても、無関心な姉。妻を亡くした悲しみから立ち直れず、娘がいなくなったことさえ知らない父親。1860年代オックスフォードを舞台に、それぞれにとっての長い長い一日が、いま幕を開ける――。
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4.0伝説のポエトリーラッパー・不可思議/wonderboyの初書籍。「もしもこの世に言葉がなければ」他、貴重な未公開作品を含めた全29扁の詩に加え、不可思議/wonderboyの母とLOW HIGH WHO?代表のインタビューも掲載。「pellicule」「生きる」をはじめ、現在もYouTubeの再生回数は増え続け、俳優・北村匠海が楽曲「世界征服やめた」からインスパイアされた映画を制作するなど、多くのアーティストたちに影響を与えている。
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4.2米国発、LGBTQ+青春小説の金字塔! 1987年の夏、メキシコとの国境に近い町エルパソ。両親と暮らすメキシコ系の15歳の少年アリことアリストートルは、自分にも家族にもまわりの世界に対しても、正体のわからない違和感と苛立ちを覚えていた。そんなある日、苦手な水泳の練習のために訪れたプールで、同い年のメキシコ系の少年ダンテと出会い、泳ぎを教えてもらうことに。独特の感性も臆さず、屈託なく自分をストレートにぶつけてくるダンテと、お互いの愛情を素直に表現し合う彼の家族に驚きつつも、アリは彼らに惹かれ、友情を育んでいく。そしてさまざまな「事件」や「別れ」を通して、アリはダンテとともに「宇宙の秘密」ーーこの世の真実に気づいていく…。 ラムダ賞、ストーンウォール賞他数々の文学賞を受賞、タイム誌の選ぶオールタイムベスト100冊(YA部門)選出、2023年9月には全米映画公開。十代から親世代まで、すべての人に今だからこそ読んでほしい、限りなく美しく瑞々しいLGBTQ+青春小説の金字塔! (底本 2023年8月発売作品)
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3.5アリバイが消えたとき、笑うのは誰だ? 没後20年。「木枯し紋次郎」だけじゃない、ミステリ作家の面目躍如。本格推理から、サスペンス、そして著者の真骨頂たる宿命小説まで、バラエティに富んだ作品8篇をセレクトする。 *収録作品 殺してやりたい 十五年は長すぎる お嫁にゆけない 第三の被害者 不安な証言 鏡のない部屋 アリバイ奪取 「笹沢左保君の活動ぶりはまことに驚異である。ここに集録されている作品などは笹沢君の実力を示すものであろう。「鏡のない部屋」は醜女の悲劇を扱った傑作だ(中略)。それにしても笹沢君の力量は、はかり知れないものがある。現在、推理作家中、最も多作をしているようだが、それでいて、駄作が見当らないから敬服のほかはない。」(『鏡のない部屋』〈宝石社、1963年〉に寄せた江戸川乱歩のコメント)
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4.3異色のエンターテインメント家族小説! 比良山家は、文也が大学二年生のときから三年間引きこもり、妹の結美が、中学でイジメにあってからグレてしまった19歳。母親の智恵子は、文也が引きこもってしまってからアルコール依存症になり、会社員である父親の浩三は、影の薄い存在だったが最近家に帰っていない、という「崩壊家族」だった。 そこに、父親が借りた借金の返済を求め、ヤクザの岩田がやってくる。岩田は家に居座ると宣言し、やりたい放題を行う。父親探しを命じられ、文也は否応なしに外に出る。妹や母親も、岩田の強引な指図に従ううちに、だんだんとフツーになっていき、いつしか岩田を中心に団欒らしきものが生まれていた。 そして、浩三はこれまで大きな悩みを抱えて生きてきたことが明らかになる。父親の居場所を聞いた文也と結美は、彼の元を訪ねていくのだった。意表を突く展開、ブラックなユーモア、異色の家族小説。 第9回小学館文庫小説賞優秀賞受賞作。
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3.6離婚して古書店を経営する、44歳の正美は乳がんを患ったことから、実家の墓じまいを決心する。母親はすでに亡く、頑固な小児科医の父親も高齢。兄姉はあてにならず、特に兄は勘当同然で家を出ており、金の無心しかない。この先自分に何かあったら墓は無縁仏だ。今後を考えて決めたことだが、父親は大反対。抗がん剤の治療を受けながら、あれこれ考える正美だったが、突然、父親が心不全で亡くなる。墓じまいを済ませる前に、大黒柱が死んでしまった。いや、今や大黒柱は自分か。しっかりしろ、わたし! しかし、父の愛人疑惑が起きるは、遺産分けがなかった兄夫婦がやけになって警察沙汰を起こすは、どうなる、墓じまい? 少子高齢化の日本が抱えるお墓事情がしっかりわかる、イマドキの家族小説。
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4.7【電子版巻末には双森文先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 大学生同士のカップル未満が初めて一緒に食べた朝ごはん。偶然会った高校の同級生と食べる深夜のラーメン。風邪の時に同僚が作ってくれた鍋焼きうどん。料理が嫌いな上司に食べさせたくて母に教わる煮物の作り方。なかなか減らない冷蔵庫の常備菜を(他人を巻き込んで)上手に使い切る秘策。おにぎりが苦手になった理由ともう一度食べられるようになった理由。クリスマスパーティーで知るとり天の味と気になる人の意外な一面。お互いが買ってきたパンと飲み物を交換して食べる昼休み。弟お手製の夏カレーで思い出す、懐かしくておかしな過去。鰻が救ってくれた誰かの世界。 ――かつて味わったことがあったかもしれない、もしかしたらこれから味わうかもしれない、 そんな素敵な「食」にまつわる35の風景。
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3.5救いたい人が望むなら“怪盗”にだってなってやる 正義なんて宝石のアレキサンドライトのように見方次第で変わる。 喫茶店を営む三兄妹がさまざまに変化する正義を照らす異能ミステリ!! ぬいぐるみの家で遊ぶ時は家の鍵を忘れないように――。謎の言葉を残して消えた父を探すため、数字に強い陰気な女子高生ニコは、“目”がいい陽気な千聖、“耳”がいいクールな士郎の二人の兄とともに父の言葉を解き明かすことに。だが謎は新たな謎を呼び、ニコたちは意外な人の裏の顔と過去を知る。彼らは善人? それとも……。見方次第で変わる「正義」なんてまっぴら! 三兄妹が選んだ正義とは? 装画・巖本英利
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4.8因縁のある旅人と8年ぶりに再会した料理人、飢餓に苦しむ国を救った謎の商人、不思議なナイフで自らの“影”を切り離した男――並行して語られる3人の話が終盤でひとつになり、驚愕の真相が浮かび上がる第七回ミステリーズ!新人賞佳作「商人の空誓文」。どんな賭けにも負けない力を得た少女をめぐる表題作。その他、あらゆる傷を跡形なく消し去る名医の秘密を暴く「対岸の火事」など全5編を収録。“この世の理(ことわり)に背く力”と契約した者たちが起こす事件や陰謀に、人間が知恵と推理で立ち向かう! 架空の異国を舞台に贈る、傑作連作ミステリ。/【目次】「商人の空誓文」3つのエピソードに隠された真相とは?/「あれは子どものための歌」どんな賭けにも負けない力を得た少女の運命は?/「対岸の火事」あらゆる傷を跡形なく消し去る名医の治療法とは?/「ふたたび、初めての恋」宿屋を訪れた男女が抱える秘密とは?/「諸刃の剣」国同士の開戦を止める方法とは何か?/あとがき/解説=宇田川拓也
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4.0――記憶よ、きみはよく道の半ばで姿をくらますが、 ときに思いも寄らぬものを連れてくる。 現実と虚構のはざまに産み落とされた、詩情あふれる傑作掌編小説集 記憶の奥底を覗き込む、やわらかくて危うい――至高の41篇 日の出/黒い羽根のある沈黙/壁と壁/雪の上に/つぼみ/襞/隙間/雲か煙か/雲の狩人/光の環/風の運ぶもの/泥に泥に泥に泥に/防災行政無線/夜空に吸い込まれる/月明かりの下で/寂しげな瞳/発芽/緑に染まる/闇の奥から/風と光と海と/苔の記憶/箱に収められたもの/窓を覗く/沼のほとりで/境界線の上で/郷愁?/粉雪の舞う夜に詩人と/空き家の前で/夜の底の花/おぼろげなもの/花を咲かせる/茶色い毛並み/波紋の描くもの/暗い部屋のなかで/誰のもの?/お手紙をいただいて/黄金の光に包まれて/クリスマスのひみつ/森の人々/逃げなさい/さようなら
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3.7柳原さん、開高さんらが描いたアンクルトリスに込められた「人間らしさ」こそが、どんな時代にあっても人間が忘れてはならない、欠かすことのできない本質である (サントリーHD会長 佐治信忠〈特別寄稿〉「人間らしくやりたいナ」より) アンクルトリスのモデルはいない、しかし、強いて探すとすれば、それは私自身のような気がする。私の思っていた事、私のするくせ、私の見たものがアンクルトリスのストーリーの中に、動きの中に、背景の中に出ていたかもしれない。きっとそのうちに私もアンクルトリスみたいにハゲ頭になるだろう、私のモデルはアンクルトリスなのです。 (巻末エッセイ 柳原良平「私はアンクルトリス」より) 「人間」らしくやりたいナ――昭和三三年、柳原良平、開高健、山口瞳、そして酒井睦雄が生み出したアンクルトリス。サントリーの前身・寿屋宣伝部で、数多くの伝説的広告を作り上げた熱く賑やかな日々を描く。多彩な人物のエピソードから広告論、イラストレーション論まで。イラスト37点収録。 〈特別寄稿〉佐治信忠〈巻末エッセイ〉山口瞳
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4.0新世紀最初の日食。世界中の人々が黒い太陽から放たれるフレアに見とれていたそのとき、巨大地震が太平洋全域を襲う。 中部太平洋で沈没船探査をしていたジャックのもとには米海軍からの救援要請が届いた。米大統領を乗せたエアフォース・ワンが太平洋上空で姿を消したのだ。軍に遺恨のあるジャックは渋りながらも捜索に乗り出す。 一方そのころ人類学者のカレンは与那国島沖に沈むという〈ドラゴン〉と呼ばれる遺跡へ向かっていた。そこで彼女が目にしたのは地震で隆起した古代都市だった!
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5.0芸術の道を歩む限り、 私たちもまた「アンサンブル」の 一員なのだと胸が熱くなる。 長田育恵(劇作家・脚本家) ___【著者からのコメント】___ 島村抱月の出身地、島根県浜田市は、 私の故郷でもあります。 人気女優、松井須磨子とスキャンダルを起こして 恋愛に走り、大学教授の地位も家庭も捨てて 一座の興行主に成り下がった男、島村抱月。 郷土の偉人といえば かならず名が挙げられるのに、 そのじつ侮蔑と揶揄をもって人物が語られる。 子供ながらに、疑問に思っていました。 ほんとうに、スキャンダラスなだけの 人物だったのか。 ほんとうは、何をしたかったのか。 彼の書生、中山晋平の視点を借りて 抱月の真の姿に迫ろうと試みたのが、 本書『アンサンブル』です。 ――日本に新しい演劇を! 高い理念を掲げる師、抱月に出会い、 長野から上京した晋平の人生が動き始めます。 ――日本に新しい音楽を! 家庭の安定、仕事、進むべき道、創作、恋。 もがき、迷い、悩んだ末に 彼らがたどり着いた境地とは……。 ぜひ、本書をお手に取っていただけると嬉しいです。 _________________ 聞き手がいて 音楽がある。 島村家の書生の中山晋平は「早稲田文学」の 編輯補佐をしていた。しかし師の島村抱月や 編輯部員の文学談義についていけず、 知識も才能もない晋平は居心地の悪さを覚える。 俳優養成所の設立、海外作品の翻訳・演出から 新劇の興隆に情熱を燃やす抱月や松井須磨子、 坪内逍遥たちと出会い、 晋平は大衆のための新しい音楽を模索する。 今も歌い継がれる数々の曲を手がけた 若き作曲家の波乱に富んだ半生。(解説:長田育恵)
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3.31巻732円 (税込)こんな恋は、最初で最後。短編の名手9人が贈る、甘くほろ苦い恋の物語―― 大崎梢/篠田真由美/柴田よしき/永嶋恵美/新津きよみ/福田和代/松村比呂美/光原百合/矢崎存美 数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」による、極上の恋愛小説集。中学校で人気者だった女の子と再会した私。彼女が好きだった男性は……(「レモネード」)。妻の勧めでドイツ語教室に通い始めた夫。隣に座る女性が気になるが……(「アルテリーベ」)。ノスタルジックな9つの「初恋」の物語。
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3.5どんな料理であっても、そこにはつくり手の感情が込められているものです。プロが提供する料理は支払われた報酬と引き換えにお客さまを満足させるために、家庭料理は同じ食卓を囲む家族の健康や団らんのために、たとえ自分以外に食べる者のいない簡単なものであったとしても、そこには自分への思いが注ぎこまれているのです。本書では、そのような様々な立場の「料理をつくる人」たちをテーマにした短編を、文芸の最前線で活躍中の六名の作家に執筆していただきました。心とお腹を満たす極上の物語のフルコースを、どうぞご堪能くださいませ。/【目次】西條奈加「向日葵の少女」/千早茜「白い食卓」/深緑野分「メインディッシュを悪魔に」/秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」/織守きょうや「対岸の恋」/越谷オサム「夏のキッチン」
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3.0――我は汝に去るよう命じる 元バチカンのエクソシスト、現在アンティーク雑貨店店主&心理学者兼医師、ワインダイニングオーナー かつてバチカンで司祭としてエクソシストを務め、現在はアンティークショップを営む天羽奏は、特殊な能力を持っていた。他人と異なるその能力に悩み、私生活でも辛い思いを経験した彼を見守ってきたのは、旧友にしてワインダイニングオーナーの清泉宏輝だった。心理学者兼医師という異色の肩書をもつ経営者、清泉と天羽は下北沢に互いの店を構えている。そんな二人の元に、奇妙な出来事がつぎつぎ舞いこんできて…? 風変わりな二人が遭遇する、小さくも心温まる不思議な謎解き! 木々・装画
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3.0彼は傘もささず、雨の新宿で写真を撮っていた――。東京に住むイギリス人女性ルーシーは、激しい恋に落ちた日本人男性・禎司との出会いを回想する。しかし来日して間もない友人リリーを彼に紹介したときから、奇妙な三角関係がはじまった。そして今、ルーシーはリリーの殺人容疑で事情聴取を受けている。はたして東京で、佐渡島で、故郷イギリスで、何が起きていたのか? 英国推理作家協会賞受賞のサスペンス。映画化原作!
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3.6忘れられたら楽なのに――。 傷ついた言葉。消せない過ち。ふたりだけの約束。 すべてなかったことにしよう。この人生が変わるなら。 ミステリーの新鋭が贈る、奇妙であたたかな“忘れられない”物語。 小江戸川越の街にひっそりと佇む「Memory」は、“記憶を消してくれる”カフェ。不思議な力を持つ家入蘭のもとに、過去の失恋やトラウマに苦しむ人々が、今日も引き寄せられるようにやってくる。 最愛の人に先立たれ生きる気力をなくした坂下麻季は、自分のことは忘れてほしいという亡き恋人の遺志にしたがい、Memoryを訪れた。 記憶が完全に消去されるまでの間、川越の街をぶらつく麻季。そこに死んだはずの恋人が現れて……。 麻季の最後のデートを描いた「あなたに似た人」や、表題作「いいえ私は幻の女」のほか、驚きと感動せまる追憶の物語集。
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3.8上さまの肩凝りで江戸が危機に!? 人気時代作家によるユーモア時代小説シリーズ開幕! 八代将軍・徳川吉宗は、ひどい身体の凝りに悩まされていた。熱海の湯を江戸に運ばせることで、その苦しみを癒していたが、どうしたわけか、急に湯が届かなくなる。さらに熱海だけでなく、草津、箱根の湯にも異変が起きたらしい。吉宗の一大事に、湯の中では最強のお庭番・湯けむり権蔵と、すご腕だけど玉の輿狙いのくノ一が調査へと向かうことに。一方、江戸では独自の「湯の神信仰」を説く天一坊なる者が現れ、町奉行の大岡越前がその素性について探索を始めるが……。新聞連載で話題の新シリーズ第1弾。
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3.5小原晩、カツセマサヒコ推薦!! 恋ではない。友情ではない。 ふたりの関係の、呼び方を教えて。 学生の頃、彼女とはよく大学の付属植物園で過ごした。花の名前もよく知らないのに。 ある日彼女は、園内の礼拝堂の前で突然、耳鳴りがすると言った。 昨日、眠れなくて、宇宙の動画を見ていた時からずっと耳鳴りがする。 宇宙で鳴っている音を想像してからずっと、と――「植物園にて」 新幹線で出会った女性と偶然にも温泉街で再会した私は、 彼女に導かれて、古びたリゾートマンションの屋上から花火を眺めていた。 30分足らずで終わった花火の後、彼女は先に部屋に行っていると言い残して、 屋上から去ったが――「筏までの距離」 デビュー作で芥川賞候補に挙がった著者が贈る、 書き下ろし2篇を含む、わたしとあなたの8つの物語。 【著者略歴】 水原 涼(みずはら・りょう) 1989年兵庫県生まれ、鳥取県育ち。北海道大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2011年に「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が第145回芥川龍之介賞候補作になる。著書に『蹴爪(ボラン)』、『震える虹彩』(安田和弘との共著)がある。
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3.4今すぐここから逃げ出したい。でも、どこへ? 大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。 息子のお受験、最上階に住む医者一族との関係etc. タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。 同じタワマンに暮らすからこそ、低層階と高層階、子供の成績、学歴、年収など、他人と比較して羨むことを止められない。 世間体に翻弄されるさやかは幸せを見つけることができるのか? 文庫書き下ろし短編のほか、単行本時の特別短編も収録! ・単行本カバー裏特別短編「高杉隆の初恋」 ・単行本電子特別短編「目黒奈々子の後悔」 ・書き下ろし短編「伊地知琉晴の進路」
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3.5「今日もまた アレ・コレ・ソレで 日が暮れて」「何度目だ? 同じ映画が 新鮮だ」 認知症が心配になるほどのもの忘れ、墓じまいをめぐる親戚騒動、定年後の夫とのうんざりする暮らし。 問題解決を試みるも頭は回らず、集中力は続かず、あまつさえ膝に水まで溜まる始末。 それでも明日はやって来る。それどころか明後日も。思ったよりも人生長い。それならばーー 頭と体はガタだらけ。失われゆく記憶、気力、体力。簡単に決壊する涙腺と堪忍袋。 でも心と知恵と経験なら、たっぷりある。 60代~アラ100男女7人が笑い、泣き、困惑し、挑戦する! 人生100年時代の新・シニア像を描く書き下ろし7編
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3.5「ひとりで行きなよ」「いやなの、ねぇ条介お願い、ついてきて」 高校生の僕は幼馴染のアンから、恋人と別れるところを見ていてほしいと頼まれる。 バイトを休んで渋々ながら彼女についていった僕が目にしたのは--。(『ポケット』加藤シゲアキ) 朝起きてぼうっと生きていたらいつの間にか時間が過ぎ去っている。仕事から帰宅すると、毎日違う知らない友達が家にいる。 そんなある日、一人の友達だけが何度も家に来ることに気がついて――。(『コンピレーション』住野よる) 誰に何を言われようと行きたくない場所もあれば、なんとなく気持ちがのらない朝だってある。 ふとしたきっかけでサボってしまうかもしれないし、人生を変えるような決意で回れ右をすることもあるかもしれない。 ひとはいつでも「行きたくない」気持ちを抱えている。 僕たちのそんな所在なさをそっと掬い上げる、刹那のきらめきを切り取った物語。
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 黒柳徹子さん、大絶賛! 「絵の色が美しい 詩の色にピッタリ。どんな気持ちのときにページをめくっても心が癒される。パンダの友達が全ページにいるのも気に入った!!」絵とことばを眺めていると元気になって生命力が上がるアート名言集。動物や植物たちの生命力を強く美しく精緻に描いた宮内ヨシオのイラストと、生きる力についてうたった谷川俊太郎のことばの奇跡のコラボ。プレゼントにも最適。眠る前に読むと明日も頑張れる。
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4.0自分達を守ってくれると思っている存在は、実はとんでもないモノなんじゃないかと」 神か、異形か。里の社で祀られるモノの魁偉なる姿とは―― (「やまのかみ」より) 内藤駆が蒐める奇怪霊妙な体験談 2年ぶり待望の実話怪談最新作! 奇絶怪絶。世の怖い話のなかでも極めて異彩を放つ壮絶な体験談ばかりを蒐集する内藤駆が2年ぶりに放つ待望の最新刊。 ・台風の夜、命を取りに港町へ押し寄せる不気味なモノ達「死亡フラグ」 ・秘め事の最中に現れる毛虫の赤ん坊と呼ばれる恐ろしい異形「体育倉庫」 ・居たはずの人物が周囲の記憶ごと掻き消える…不可思議な存在消失譚の引き金とは「机の下」 ・水田のお社で出遭った神様とされる禍々しき何か「やまのかみ」 ・東南アジア某国の通称病人村で目撃した化け物の姿「ハハタン」 ・幕末から続く因果を一身に受ける少年への凄惨な祟り「霧雨」 ――など異形なる恐怖譚22篇を収録。
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3.0うま~い飯が、史実を変える? 期待の隠し玉新人が贈る戦国×飯×エンタメ登場! ――超高身長・2メートル近い恵体を誇る管理栄養士・緒方直哉は悩んでいた。妹の結婚式を彩るウェディングケーキを兄自ら考案することになったのは良いものの、ちっとも納得のいくアイディアが浮かばない――巨体に似合わぬちまちまとした作業にせっせと熱を注いでいるうちに自宅のキッチンで転倒。気が付けばそこは……戦国時代の伊達藩だった!? 宴の最中に突然天井から降ってきた直哉の巨体は伊達政宗公に直撃。当然ながら刺客の類と疑われ、命を取られるギリギリの状態に追い込まれた直哉は、思わずはったりをかましてみる……「俺の料理で、伊達藩を強くしてみます!!」 自身の天下取りを信じてやまない独眼竜・伊達政宗をはじめ、冷静沈着・知将の片倉小十郎、超絶無口ですぐ切りかかる伊達成実、ぶっきらぼうでオカネ大好き・くの一の霞とともに疾風怒涛の飯三昧!! 「俺、結婚式、でれんの……?」
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3.91948年、終戦後の日本。中学2年になったイコの周囲には、やけどを負った同級生や傷痍軍人の物乞いなど、今だ戦争の傷跡が多く残されていた。母を早くに亡くしいつも心のどこかに不安を抱えるイコだったが、英語の授業で習った【~ing=現在進行形】にがぜん夢中になる。「現在進行形、今を進むという事!」急展開で変わっていく価値観に戸惑いながら、イコは必死に時代をつかもうとする。そして「いつかどこかへ行きたい。私ひとりで」そう強く願うようになる。でもまだ、日本からの海外渡航が許されない時代。手段も理由も見つからないまま大学を卒業したイコに、ある日大きなチャンスが巡ってくる……。「魔女の宅急便」の著者・世界的児童文学作家、角野栄子の『トンネルの森 1945』に続く自伝的物語。戦後の日本を舞台に、懸命に自分の路を探す少女の成長をエスプリとユーモア溢れるタッチで描く著者の原点ともいうべき作品。87歳、角野栄子は今も現在進行形だ!
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4.6『苦海浄土』で知られる、戦後日本文学における最重要作家。ふるさと水俣で過ごした幼少時の甘い記憶が豊かに綴られる。「椿の海の記」他、エッセイ「タデ子の記」、詩などを収録。 月報=多和田葉子/小野正嗣
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4.0第18回パレットノベル大賞審査員特別受賞作。14歳の著者が学校でのいじめ体験を基にえがいた小説。ごく普通の中学2年生の彗佳は、イジメられていた同級生をかばったせいで陰湿ないじめを受けるようになり…。 多数の応募作品のなか、今にも消え入りそうな手書きの原稿が、14歳の著者が実際に乗り越えた「小学6年生の時のクラスで受けたイジメ」、「中学校での部活内イジメ」をモチーフにいじめられっ子の悲痛な日常を描いたこの小説だった。文章力や構成力に幼さは目立つものの、大人には決して描くことのできない学校現場からの生の叫びが聞こえてきたのだった。これは、大人が押しつけたいじめに対する建前論を語った本ではない。なぜ、いじめがいけないのか、どうすれば相手を思いやれるのかを。たった14歳の著者がこの小説を通して読者に訴えかけてくる。「いじめなんかに負けないで! 自分を見失わないで」というメッセージを送ってくる。著者と同世代の読者には、同世代だからこそ持てる同じ視点の言葉に共感し、人間の心のあり方を考える材料となるに違いない。
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2.8王立士官学校≪黒の門≫。全土から集まる優秀な生徒たちの中に華奢な美少年が一人。イェレミアス・リーヴライン──真の名はアリシアという。その正体は少女だった。 アリシアは入学早々、有力子弟の一派に目を付けられてしまう。立身出世が約束される学園生活。正体を隠しつつ無事卒業しなくてはならない。 だが彼女にも心強い仲間が。常に寄り添う従者ジークハルトに、腕の立つ少年ユスフ。そして彼女自身にも秘めた才能があって? 陰謀渦巻く壮大な学園ストーリー開幕!
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4.0累計500万部を突破した大人気シリーズ『異世界居酒屋「のぶ」』の公式スピンアウト『異世界居酒屋「げん」』の小説版の文庫化です。関東某所で店を開いていた居酒屋「げん」は、ある日突然、店の出入り口が異世界と繋がってしまった。一時は店を閉めようとしていた店主の葦村草平だったが、娘のひなたと、その恋人である榊原正太郎と共に、異世界で店を続けることを決める。異世界の人々は美食家が多いが、ハンバーグや肉じゃが、カレーうどんなど、初めて味わう料理に魅了されていく。酒と料理が縁を繋ぎ、集まる人々の物語を紡いでいく、異世界グルメファンタジー! 待望の文庫化です。さらに文庫版特典として、「げん」のキャラクターが「のぶ」のキャラクターたちと邂逅する書き下ろし短編も収録。 ※本書は2022年4月に刊行した単行本『小説 異世界居酒屋「げん」』を文庫化したものです。
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3.0パワハラ上司から理不尽に責められ、現実逃避をするかのようにMMORPGにログインした主人公。ゲームの世界を楽しむはずが、気がつけば1,000人の見知らぬ人々と共に異世界に拉致されちゃった!? 与えられた特典でグローセ・ヘンドラーという新たな自分を手に入れ、チートスキル【通信販売】を使い商人を目指すことに。異世界ナビゲーターの美女インスや、オーガ族の美少女リーシア等ともに異世界生活をマイペースに楽しむけど……!?
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