金原瑞人の一覧
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プロフィール
- 作者名:金原瑞人(カネハラミズヒト)
- 性別:男性
- 生年月日:1954年11月29日
- 出身地:日本 / 岡山県
- 職業:大学教授、翻訳家
法政大学文学部英文学科卒。同大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了。『地球を救おう』(ベティ・マイルズ)で産経児童出版文化賞を受賞。その他著書に『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』、『大人になれないまま成熟するために 前略。「ぼく」としか言えないオジさんたちへ』などがある。また、訳書には『青空のむこう』(アレックス・シアラー)、『月と六ペンス』(サマセット モーム)などがある。
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作品一覧
2022/05/02更新
ユーザーレビュー
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3年前、アウシュビッツの地を踏んだあの時のことをありありと思い出した。壮絶な体験が書かれた一作であるのに、「幸せ」「美しい」という言葉が作品全体に散りばめられていて、エディさんの人柄が現れている。知性と人格、そして人脈がこの人を生かしたんだな。生かしたというか、それがあったから彼は生き延びた。生に貪...続きを読むPosted by ブクログ
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ドリトル先生シリーズの100周年を記念してアメリカで刊行された改訂新版。
100年の時を経ても変わらないユーモアやワクワク感。
そして21世紀にふさわしい内容と読みやすい完全新訳。
大好きな金原瑞人さんの訳。めちゃめちゃ読みやすい。
巨大カタツムリ→ガラスカタツムリに。
帰り道はガラスカタツムリの中...続きを読むPosted by ブクログ -
財産も、家族も、人としての生活も希望も全て奪われて、どうしてナチスへの憎しみを乗り越えられるのか。
あまりにもひどい経験を、重くなりすぎない筆致で一つ一つ重ねていく。一つ一つの経験を深掘りしたら、普通の生活をしている私たちは目を塞ぎ、本を閉じてしまうと思う。
自宅の郵便受けを見に行った親戚がゲシュタ...続きを読むPosted by ブクログ -
フィリップという医者の息子が、母親を亡くす場面から始まる彼の半生を描く物語。
「月と六ペンス」でも思ったが、モームは「人間」の描写がとても上手い。
人の美しさ、醜さを現実的に表現しつつ、読む側が飽きずに読めるよう話がどんどんと展開していく。
「月と六ペンス」の主人公ストリックランドを想像させるセリフ...続きを読むPosted by ブクログ -
アウシュビッツの生存者の話を初めて読んだ。
何が起きたか知る必要があるとは思っていたが、あまりにも悲惨で目を覆いたくなる現実から目を背けていた。
けれど、この本のタイトルと表紙から明らかなポジティブなメッセージを見て、読んでみた。
読んでよかった。
人間はここまで残忍になれるのかと信じられな...続きを読むPosted by ブクログ