アウシュヴィッツのタトゥー係

アウシュヴィッツのタトゥー係

第二次世界大戦下の「絶滅収容所」アウシュヴィッツで、生き延びるため同胞に鑑識番号を刺青し名前を奪う役目を引き受けたユダヤ人の男。彼はある日、その列に並んでいた女性に恋をした。「必ず生きて、この地獄を出よう」と心を決め、あまりに残酷な状況下で自らもあらゆる非人間性に直面しながら、その中でささやかな人間性と尊厳を守り抜くために重ねた苦闘と愛の物語。実在のタトゥー係の証言をもとに書き上げられ2018年に刊行された原書は、全世界350万部のヒット作となった。

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アウシュヴィッツのタトゥー係 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月29日

    ノンフィクションではないけど、ほぼ事実の奇跡の物語。奇跡が起こったのは生きる意思を失わなかったから。でも、もはや希望を描くファンタジーかもしれない。ただ、諦めたらそこで試合終了ですよ、がここでも真理だったと改めて思いました。諦めないこと、行動すること、大切だと思いました。

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    ビルケナウを出てこれた奇跡
    その後ギタに再会できた奇跡

    諦めずに生き抜こうという信念

    ひとりを救うことは世界を救うこと

    私もまわりにいる人ひとりを救うことを心がけたい

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    Posted by ブクログ 2024年03月21日

    昔アンネの日記を読んだこと以外では、ナチスやアウシュヴィッツについての作品に触れるのは初めてだった。アウシュヴィッツに収容されていた人たちが本当にただの人間だったことを初めて意識したかもしれない。アンネの日記は読んだことがあったけど、小学生だったのとイラストも交えてあったことで、どこか架空のキャラク...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月18日

    体験談を元にしたフィクション混じりのお話。
    主人公……すごい。いつ殺されるかわからない状況下で、少しでも生きられる仕事をつかみ取り、取引したり、助けたり助けられたり、恋愛したり。
    補足にあった、本編後の主人公たちも凄いです。

    全体的に文体が説明的というか、記録っぽい雰囲気を出したいのか、文章の語尾...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    第二次世界大戦のアウシュビッツでの出来事が描かれている。スロヴァキア人のラリはユダヤ人という理由でナチスドイツに連行されアウシュビッツに収容される。そこで連行されたユダヤ人に番号を入れるタトゥー係になり、役職を生かして外部の人間と繋がり食料や金品で収容所内で密かに活動する。収容所で同じユダヤ人のギタ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月04日

    知っているようで、知らないアウシュビッツ。
    その中で賄賂が通用したり、愛する人と逢瀬を重ねる人達がいたことに驚く。
    ドン底でも生きることを諦めなかった若者たち。
    映画Life is beautifulを思い出した。

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