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ワニにさよならするための、1000キロの旅。それは型破りな、愛と奇跡の物語。
1935年米国。若き夫婦はその日、飼っているワニのアルバートを故郷へ戻してやるべく旅に出た。車の後部座席にワニを乗せ、千キロもの距離を一路南へ。その途中で繰り広げられる珍騒動と、風変わりで愛すべき人々との出会い。いつしか二人と1匹のクレイジーな旅は、愛を知るための道のりに変わってゆく――。若かりし頃にワニを飼っていたという両親の話を基に著者が紡いだ、型破りな愛と奇跡の物語。
Posted by ブクログ 2016年11月20日
読み終わるのがさみしい、と久々に思えた作品。
ペットのワニ、アルバートとさよならする旅のはずが、破天荒な脱線の連続...アルバートは球団のマスコットになったり、映画に出演したり...で、湿っぽい別れの予感はどこへやら。ヒッカム夫妻の思惑も(それに職業も)刻々と移ろって落ち着かず。アルバートを本当に...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月19日
フィクションとノンフィクションを混ぜたファンタジー。ワニをフロリダまで連れて行く新婚カップル、その先々での思わぬ出来事。人間個人としての成長、お互いを思い遣るカップルとしての成長、読んでいくに連れて私も人間としてひとまわり大きくなった錯覚に陥る。もっと前に読んでたら人生変わったかな〜とも思える作品。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月18日
若くして結婚した二人が旅で様々な出来事に遭遇し、自分のいるべきところを見つけ出すロードムービー物。
かなり面白く読めたが、遭遇するたくさんの奇想天外なエピソードに興醒めすることもあった。やり過ぎじゃないかなと。
それにめげさせずに最後までぐいぐい読ませたのは、ワニ、雄鶏、旦那さん、奥さんの描写が...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月19日
1930年代の米国。炭鉱の鉱夫のホーマーと妻のエルシーは、ペットのワニ、アルバートが大きくなったので故郷の川に帰してあげる旅にでます。
銀行強盗や労働紛争に巻き込まれたり、野球選手や看護婦になったり、スタインベックやヘミングウェイと知り合ったり、まさに波乱万丈。アルバートの帰る先はどこ?
なんとも...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月10日
偶然手にした一冊。奇妙なタイトルと表紙の絵が気になって読んでみた。著者(知らなかったが著名な作家らしい)の両親の若い頃の破天荒なエピソードで、どこまで本当でどこからが作り話なのか分からないが、スタインベックやヘミングウェイも出てくる。大恐慌の6年後の1935年に自動車で1000kmの旅をするというの...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月13日
〈それにしても、21世紀になって、これほど面白い小説は書かれていないのではないか〉
帯のアオリであり訳者あとがきの一説でもある。その言葉を信じて、いや、真偽を確かめるべくこの本を手に取った。なるほど、あながち嘘ではないようだ。まあ、他にも面白い小説はありそうだが。YAのような装丁だが、これは中高生...続きを読む
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