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Posted by ブクログ
9歳だった。
マーゴとQがいつもの公園で、死んでいる男を見たのは。
ピストルを自分の口に突っ込んで、自殺したロバート・ジョイナー。
それは、ひとつの出来事に過ぎなかったかもしれないし、9歳の子どもたちの記憶の中では全てのきっかけだったかもしれない。
卒業式の朝、家出したマーゴを探しに出ることに決めたQ。
ロードムービーのような青い青いおはなし。
エミリ・ディキンソンや、ホイットマンの詩。
バカな友だち。
マーゴの歯みがきとコップの下には、シルヴィア・サラスの『ベル・ジャー』と、カート・ヴォネガットの『スローターハウス5』 _いざそのときになったら、手首はとても白く頼りなく、どうしてもできなかった。自分が殺したいものは、皮膚の下にも、親指の下ではねる薄青い脈の中にもなく、どこか別の、奥深く、秘密めいた、とても手の届かないところにあるように思えた_
すごく、素敵なラストだったな。
3年ほど積読してた本をやっと。
Posted by ブクログ
高校生の僕クエンティンは、幼なじみのマーゴに恋している。マーゴは学校の中心にいて、イケている奴らと付き合っている。一方クエンティンの親友はベンとレイダーの二人。イケてはいない。卒業間近にクエンティンはマーゴのミッションを手伝うことになる。内容はマーゴの取り巻きに対する決別を込めた復讐だった。
その翌日からマーゴは姿を消してしまう。クエンティンのマーゴ探しが始まる。
私はクエンティンのマーゴを見つけなくちゃという焦りを、滑稽に思ったり、マーゴの意志の強さに驚いたりしながら読んだ。
途中、搜索が進展しないので中だるみに感じたが、クエンティンとベンとレイダーとレイシー(マーゴの元親友でベンの彼女)の4人が車でマーゴのところに向かう最後のくだりは、疾走感が有りまさに高校生の青春が描かれていて引き込まれて面白かった。
Posted by ブクログ
高校生のクエンティンの幼なじみ・マーゴは、学校中の注目の的。いつも話題の中心。クエンティンは、密かに恋している。
卒業も近いある晩、マーゴはクエンティンと一緒に自分をひどい目にあわせた友達に復讐をしに行く。眠っている部屋に忍び込んで眉毛に脱毛剤を塗ったり、彼女の家にこっそり泊まっている男の子を、彼女の両親に気づかせたり…。絵にしたらメチャクチャ笑える復讐だけど、けっこう辛辣。
クエンティンにとってある意味最高の夜になった。ところが、次の日からマーゴは姿を消してしまった。
クエンティンは、悪友のベンレイダーとマーゴの残した謎を解きながら、彼女の居場所を探す。
前半は、マーゴの爽快に復讐に面白く読みすすむ。後半は、マーゴの謎解きとクエンティン達の友情にドキドキしながら読む。
最後はちょっと寂しい結果になってしまったけれど、それがマーゴの望んだ事なんですね。
現代アメリカの高校生らしい雰囲気が良かった。
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