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Posted by ブクログ
モームは月と六ペンスも面白いがこちらの人間の絆も最高。古典とは思えないくらい読みやすい。
特にパリに行ってからどんどん面白くなる。敷かれたレール通りに聖職者を目指したものの、神を信じてない自分に気づき、自ら選んだ道で人生を模索し始める。
他者の人生と自分の経験を通して人生の意味に行き着く場面は圧巻。
この本が出版当時から支持を集めていたのが意外。人生の意味に悩む現代人にも読まれるべき一冊だと思う。
上巻は下巻への伏線の位置付けという意味で⭐︎4。
最初は自意識が強くて周囲と馴染めないフィリップにかつての自分を重ねてしまってうわぁと思いながら読んでいたが、段々と頭で考えている癖にいざとなると感情に任せてしまうところとか、学校を退学してドイツに行き、しかも画家を目指してパリに行く所とか、行動力がありかなり大胆で勇気があるなあという印象に変わった。しかもなんだかんだ周囲と人間関係も築けて、周りの気もかけてあげて良い奴だなと思う。
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