金原瑞人の作品一覧
「金原瑞人」の「天才たちの日課 女性編」「ロイヤルシアターの幽霊たち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「金原瑞人」の「天才たちの日課 女性編」「ロイヤルシアターの幽霊たち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
法政大学文学部英文学科卒。同大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了。『地球を救おう』(ベティ・マイルズ)で産経児童出版文化賞を受賞。その他著書に『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』、『大人になれないまま成熟するために 前略。「ぼく」としか言えないオジさんたちへ』などがある。また、訳書には『青空のむこう』(アレックス・シアラー)、『月と六ペンス』(サマセット モーム)などがある。
Posted by ブクログ
現代化にあらがった人の個人的な実験。
そんなふうに暮らしてみたい。この一言をえただけで、この本には価値がある。
◎我々が常に勉強しているのは、高価なものを手に入れるためではなく、時々はもっと少ないもので、満足するためではないのだろうか
—-
・生活をシンプルにすれば、それだけ普遍的な法則がシンプルに見えてきて、孤独は孤独で亡くなり、貧しさは貧しさでなくなり、弱さは弱さでなくなる。
・人生の本質的な部分にだけ直面する
・どうすれば、自分を偽らずに生きられるのか、自分の正しい目的を達成するための自由を失うことなく
・この世で生きていく事は、苦行ではなく遊びなのだ。シンプルに賢く、生きてさ
Posted by ブクログ
主人公フィリップの、10歳〜30歳くらいまでの物語。幼少期に両親を亡くす不幸に見舞われながらも若さゆえの大志と自信を抱いて運命を切り開いていくかと思いきや、思うようにいかない現実を知り、挫折を繰り返しながら大人になっていく。
作品の中でフィリップは神を拠り所にしない自我を獲得していくが、主人公を見守る神のような視点から物語は語られる。
不条理の権化ミルドレッドが何度も介入し、さまざまな運命に翻弄され、自分ではどうすることもできないことがあることを知りフィリップは成長していく。
経験したことは力となり、人生を少しづつ織り重ねながら、そのときそのときに価値を感じることを大切にしていけると良いと