【感想・ネタバレ】タイムマシンのレビュー

あらすじ

19世紀末のイギリス.タイムマシンの発明家が,客間に集っている友人たちを前にして信じられない体験を語り始めた.80万年後の世界では,人類は「地上人」と「地下人」に二分され,しかも恐ろしい分業がなされているというのだ….SF小説の元祖ウェルズの代表作.

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Posted by ブクログ

中学生くらいのころから、SFを好んで読んできましたが、ハインラインの作品ばかり読んでいたのでこちらには今まで触れず。軽快な台詞回しを好む私としては、TTによる1人語りで進むスタイルは物足りなく感じてはしまいましたが、提示されているテーマと着想は今の子供たち相手にも色褪せないものと思います。
機械文明はどこまで続くのか。知性は何によって保たれるのか。そもそも、知性とはそんなに尊いものなのか?立ち上がり崩れていく文明の中で、僕らは一生をどう使うべきなのでしょうか。

とはいえ、SF初心者に渡すには難易度が高い気がするし、かといって読み慣れた後だと物語の深さが無いように感じちゃうんじゃ無いかなと心配。SFの古典として、こういう作品があるんだよ〜と紹介する…という渡し方になるかなあ。古い作品であることは否めないですよねぇ。

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2024年07月10日

Posted by ブクログ

 不思議な読後感でした。物語がまだ続いているような。子供の頃、この本に出会える人達は幸せだと思いました。 大人でも心をぐっとつかまれると思います。
SFでもあり、ホラーでもあるような、示唆に富んだ物語だと思いました。

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2014年05月08日

Posted by ブクログ

100年以上も前に書かれたSFの古典。舞台は19世紀末のイギリス。発明家TT(タイム・トラヴェラー)が仲間に向かって語り出す。この世は4次元(縦・横・高さ・時間)で成り立っており、空間を移動するように時間も移動できるのだと。そして一週間後、傷だらけになってみんなの前に現れたTT。息を整え話し出したのは西暦80万2701年という未来の世界だった…。いまの時代でも通用する設定や理論。未来の世界には著者の世の中に対する厳しい視点を感じましたが、一輪の花には救いと温かさを感じました。SFの不思議な世界とミステリー要素にドキドキして読みました。グイグイ読ませる力のある本だと思います。

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2012年04月04日

Posted by ブクログ

訳者あとがきを読むと
1895年に出版したとの事
科学にうとい私としては、現在の自分の知識ですら
時間の概念やらうんぬんがわからない
それを昔に理解してる事が素晴らしい
もう一度科学数学学び直しです。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

SF小説元祖ウェルズの作品。基礎英語1に登場したので読んでみた。今までSFを読み切ったことがないくらい興味のないジャンルだが、主軸の所をかいつまみながら読破。外国の人と話す時の共通項になるかな?と。昔、理系の人はこういう小説を好んでいたことを思い出す。西暦八十万二千七百一年の世界。現在に戻れるのか、ハラハラした。

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2024年11月06日

Posted by ブクログ

続きが読みたくなる一冊。
今の世界の物理(超弦理論の最先端まで)や気候危機の状況もウェルズが知っていたとしたら、どんな本を書くのだろう、とワクワクしてしまう。

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2022年03月31日

Posted by ブクログ

1895年に発表されたSFの古典。80万年後の未来を描いた著者の想像力には驚かされるとともに、今の現代社会にも通じる風刺が描かれていて大変関心した。

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2018年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても有名なお話ですが、今回初めて読みました。
読み終わった時は、なんとも言えない気持ちになりました。

想像していたのは、ドラえもんで見るようなドキドキハラハラ!愉快な冒険ファンタジーを想像していたのでとても衝撃的でした。本当に怖い、でも続きが気になってしょうがなくて、猛烈な勢いで読めました。

後味がなんだかすっとしない、背筋がひやりとなるような展開でしたが、とても面白かったです。

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2014年04月25日

Posted by ブクログ

小学生の頃に読んだのに、未だに面白かったと印象強い本。
未来人と時間旅行者の冒険がとても好きでした。
機会があれば是非また読みたいところ。

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2011年11月28日

Posted by ブクログ

はじめて読んだのは小学生の時でしたか。
自分はタイムマシンがあっても、絶対に乗らない!と誓いました。
ドラえもんのタイムマシンしか知らなかった私には当時衝撃的でした。

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2012年03月23日

Posted by ブクログ

なんかSF読みたいよ~~!!!と
SF読みたい病にかかってて手に取ったのがこれ

なんか定番というか王道すぎて読んだことありませんでした・・

伯父さんに「ちょう面白かった!!」って言ったら
「つまんねえよ」って言われちゃったけど^^;

すごい面白かったー!!!

20世紀初頭?あれ?くらいのひとがタイムマシンつくって
80万年先の未来に行ったら
人間が2種類に分かれてて、いろいろ冒険してなんとか帰ってくるけど、ある日叫び声を残して姿を消す・・って話

80万年後にいるのは平和にぽやぽやっと生きてるきれいでちっちゃいひとたちと
地下で蜘蛛みたいに進化して地上のひとたちを食べてるひとたち

もう人間とはいえないよなあどっちも
「人間」ってなんだろうとか思っちゃうな

ナビもいないし言葉も通じないから主人公のお兄さんの推測なんだけど、
でもどこまでも文明が進歩していって
病気も争いも働く必要も頭使う必要も何かから身を守る必要もなくなって、究極的に平和になったら
こういう未来もあり得るんじゃないかと思って

というか、80万年後っていうのがはてしなすぎて
途方もなさ過ぎて考えられない!

それより先っていうのが、
太陽が肥大してって人間とか植物とかもどんどん姿を消していって
空気もうすくなっていって
そのあたりまでいくともう人間もいないんだからどうでもいいやって思っちゃうけど

なんか人間なんて、今なんて
一瞬だしちっぽけなんだなーーとぼんやりしてしまいました。

あーしかし面白い
理系の知識はまったくないから、どこまであり得るのかとかわかんないけど、SFたのしい

もっと読みたいなー
わあNHKスペシャルおもしろそうだな

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2012年09月29日

Posted by ブクログ

科学者であるT.Tは遂にタイムマシンの発明に成功した!
早速、八十万年の後の未来へとタイムトリップしたT.T。
そこでは「エロイ」と「モーロック」という二種類の人類がそれぞれの生活を営んでいた…。

SF小説の元祖とも言える作品らしいですね。あれ、違うっけ?(おい
小学校の頃に勧められてやっと読んだのが中3でした笑
人類の未来が、こんな世界だったらどうなんだろう。
きっと、すごく退屈だろうな。
人類の知力や能力の行く末がわかりやすく表現されていると思いました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「盲人国」が一番面白かった、というか一番現実に迫っている。
オリバー・サックスの「色のない島」で色覚異常の人々が集まる島が描かれていたのだから、盲人国が本当に世界のどこかにあってもおかしくないし、盲人国の人にとっては眼は無駄な器官としか思えなくても不思議ではない。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

1985年に書かれたことがすごい。
内容も、「発展」や「進歩」観の示唆に富んでいて練られたもののように感じた

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2022年03月06日

Posted by ブクログ

最後が意味深な感じだった。
想像していた話とは違ったけれど、情景が浮かびやすい訳で、すらすら読める本だった。

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2011年07月11日

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