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ピューリッツァー賞作家にしてオーラルヒストリーの名手による伝説的インタビュー集、待望の復刊。看護師・刑事・元死刑冤罪者・原爆被爆者・戦争退役軍人・牧師・物理学者など多様な人々が死について語る
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Posted by ブクログ
死は万人に等しく訪れるものでありながら、死について考えることはしないものだ。身近な人の死や自分自身の死は何らかの形で訪れるというのに。 色々なバックボーンを持つ人達が、死についてそれぞれの想いを語る。想いを語る中で誰もが支えとなってくれる人がいることが分かる。死ぬときは確かに独りだが、死を語るとき...続きを読む、生きているときは独りではない。
「死」をテーマに、様々なバックボーンを持つ人々への取材を纏めたノンフィクションのインタビュー集。 身内の死に際し、心の準備のための本を探して偶然見つけた。上巻は亡くなる前、下巻は亡くなって半年経ってから読んだ。 厚みある上下巻ながら口述文体でとても読みやすく、まるで彼らの話をすぐ側で聞いているよう...続きを読むな臨場感に没入して読み進めた。 「死」を語ることは「生」を語ること。 生きる上での精神的支柱になってくれる一冊。
最近日本でも様々な人たちが自らの生活を語った内容をまとめて本として出したりすることが増えているが、本書の著者スタッズ・ターケルはアメリカでは高名なインタヴュアーらしい。どうしてこの本、「死」についての本を書こうと思ったのかについては、自ら「はじめに」で詳しく語ってくれている。死という体験、それは唯...続きを読む一、だれひとりとして味わったことはないが、いずれはだれもが味わう体験。 人生の第4コーナーに差し掛かった自分には、この言葉が心に沁みた。「ここに記された数々の死についての証言は、同時に生についての、生がいかにかけがえのないものについてかの証言でもあり、ときに混乱していたり不完全だったりするにせよ、この世でーもしかしたらあの世でもーより良く生きるための示唆に満ちているはずだ」(35頁)
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死について! あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
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スタッズ・ターケル
金原瑞人
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