ユーザーレビュー ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか? 藤井建司 異色のエンターテイメント家族小説ってことだけど、まさにそんな感じ。すごく読みやすいけど、けっこう深い。 Posted by ブクログ ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか? 藤井建司 岩田シリーズ第一弾。最高です。そもそも無理な設定やろと思わせて、気がつくとその設定にはまってしまう。 Posted by ブクログ ある意味、少しだけ上を向いて歩こう 藤井建司 岩田の職業(といっていいのか?)は借金の取り立てなのだから、関係してくる人間がちゃんとしているわけもないのだが、それにしても毎回飽きもせずに困ったチャンな人たちが登場してくる。 みな、決して社会の枠からはみ出しているわけではないのだが、頑固だったり意固地だったり融通がきかなかったり怠惰だったり小狡い...続きを読むところがあったりして、なんとなく関係がギクシャクしている。でも自分たちではそれをどうしても改善できなくてくすぶっているところへ、岩田が乱入してくるわけだ。 岩田は決して正義ではないし、まっとうでもない。それなのにときどきふいにまともなことも言ったりするから、そのギャップに驚いて、ふと自分を振り返ることができるのかもしれない。 毒は使い方によっては薬になることもあるのだ。 Posted by ブクログ ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか? 藤井建司 重い読み物かと思ったが、読みやすくすらすら読めた。といって軽い読みものというわけでもない。 精神的ショックが原因で引きこもりになった大学生の家庭はほぼ崩壊。 アル中の母親、街の不良達と付き合う妹、借金をつくって逃げた影の薄い父親。そんな家庭に借金の取立てにやってきたやくざが住み込む事に。 個人主...続きを読む義とか個性重視等の言葉を盾に世の中に横行したりする自己中心的な行動。自分を貫く事も大事だけど、忘れてはいけない事があるだろう!その上で自分の好きに生きることが一番だ!なんて事を、訳知り顔で感じたおれ。 Posted by ブクログ 藤井建司のレビューをもっと見る