作品一覧

  • アンネの童話
    3.7
    1巻774円 (税込)
    酒井駒子による小さな絵本として生まれ変わります! アンネは隠れ家にいる間、童話やエッセイを書き遺している。中川李枝子の訳に酒井駒子の描きおろしの絵を加え、甦る。解説・小川洋子
  • アンネの日記 増補新訂版
    4.7
    「アンネは、死んでも私たちの心の中に生き続けているのです。そして、世界の歴史を変える存在になりました」(池上彰『世界を変えた10冊の本』より) ユダヤ系ドイツ人の少女アンネが、ナチスの「ユダヤ人狩り」から逃れるため家族と共に二年間潜んだアムステルダムの“隠れ家”。彼女はそこで、架空の友人キティーに宛てて日記を綴りました。戦後、残された父オットー・フランクにより編集・公表されたこの「アンネの日記」は各言語に翻訳され、2009年にはユネスコ世界記憶遺産にも登録されました。わが国も同様で、1952年に「光ほのかに」のタイトルで文藝春秋より刊行されて以来、綿々と読み継がれています。 実は、アンネの綴った日記は二種類あります。アンネが自分のためだけに書いたものと、後の公開を期して清書したもの。そのふたつを編集し直した〈完全版〉をもとに、さらに1998年に発見された5ページ分を加えたのが本書〈増補新訂版〉です。尋常ではない環境の中で、13歳から15歳という思春期を過ごした少女の夢と悩みが、より瑞々しく蘇り、私たちの胸を打ちます。平和を愛し、誰かを愛するすべての人に改めて贈る、永遠不滅の一冊です。
  • アンネのバラよいつまでも
    -
    1巻462円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 中学校の国語の教師だった小林氏は、授業の一環として「アンネ・フランクに手紙を書く」ことを生徒たちに提案した。やがて生徒たちの間から、平和のシンボルとしてアンネにゆかりのある「アンネのバラ」を植えたいと提案されるようになる。生徒たちの取り組みは受け継がれ、「アンネのバラ」は校庭に植えられることになる。平行して「アンネ・フランクに手紙を書く」ことも続けられていき、それらはまとめられて『アンネのバラよ いつまでも』というタイトルの文集となった。本書は、そのような取り組みの中で書かれた生徒の手紙や、アンネの父親であるオットー氏からのお礼の手紙が掲載されている。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

ユーザーレビュー

  • アンネの日記 増補新訂版

    Posted by ブクログ

    「私は、死んだ後でも生き続けたい」。
    アンネはこの日記が世の中に出ることを意識していた。
    そして本当に不滅となった。
    不滅を意識し、生前にあえて出版を避けたディキンスン。
    不滅を意識したが、戦争の波に飲み込まれたアンネ……。
    辛い。

    0
    2025年10月15日
  • アンネの日記 増補新訂版

    Posted by ブクログ

    購入から1年ちょっと、ようやく読み終えました。私は買ってから一度、この本を挫折しました。それはこの本が、戦争とかのことではなく恋愛とか母親への愚痴とか普通の女の子の日記であったからです。(しかも580ページある分厚い本)

    今回友達に「夜と霧」を貸してもらい、そちらを読むより先にアンネの日記を読もうと決意することができました。ありがとう笑

    普通の女の子の日記と書きましたが、空に戦闘機が飛び、街のどこかでは爆撃の音がする、自分たちは外に出ることはおろか、窓を開けること、部屋で大きな声を出すことすらままならない隠れ家生活の中で、恐怖に支配され続けるよりかは少しでも希望を持って明るく生きようという

    0
    2025年10月10日
  • アンネの日記 増補新訂版

    Posted by ブクログ

    ユダヤ人だからという理由で自由を無くし、隠れて暮らすことになる。その心境とが詳しく描かれている。実際に隠れ家で暮らしてる時に皆から馬鹿にされ色々罵られているのに自分の考えを捻じ曲げず、自分は何も間違ってはいないと思える強さがほんとに尊敬する。
    終盤にかけてどんどん環境が悪くなり、読んでいる自分でもハラハラする部分があって怖かった。
    自分は死んでも生き続けると言ってるアンネの一説が本当に今でも私の中で生きているよ。と言いたい

    0
    2025年09月21日
  • アンネの日記 増補新訂版

    Posted by ブクログ

    言うまでもなく超有名な「アンネの日記」。第二次大戦時、ナチス占領下のオランダ・アムステルダムで隠れ家生活を送っていたユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクの日記様式の文学作品。
    教科書に載っていた部分しか読んだことなかったので、全てを読んでみたいとは思っていました。

    全てを読み終えて思うのは、思っていたより悲壮感が少ない。
    隠れ家生活ということから想像していたのは、完全に外部との接触を絶たれ、なんの情報も入らない監禁のようなものでした。その時点で、勘違いしていました。やはり、読まないとわからないものです。
    平穏な日常ではないし、先の見えない窮屈な生活を送っている中での諍いや苦労、困惑もあるの

    0
    2025年08月19日
  • アンネの日記 増補新訂版

    Posted by ブクログ

    18歳の時、有名な題名に惹かれ、なんとなく「アンネの日記」を買った。

    本を好きになり始めたばかりの当時の自分には読破は難しく、挫折してしまった。綺麗な伏線の敷かれた小説とか、腕のある学者が書いたサイエンス本とは違い、若干単調で、長いというのは正直あった。

    家から出られず、戦時下で、楽しい出来事がなかなか起きないのだから、そりゃ多少つまらない箇所も多かろう。しかし、時々見せるアンネの弱音や不安が鮮烈だし、日記にしっかりと残された「戦争がいかに愚かであるか」という声を聞き逃してはならない。

    そして、本の終わり=アンネの終わりを意味しており、読み進めるにつれてアンネの死に近づいてしまう。1人の

    0
    2025年07月12日

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