息が詰まるようなこの場所で

息が詰まるようなこの場所で

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

今すぐここから逃げ出したい。でも、どこへ?
大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。
息子のお受験、最上階に住む医者一族との関係etc.
タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。
同じタワマンに暮らすからこそ、低層階と高層階、子供の成績、学歴、年収など、他人と比較して羨むことを止められない。
世間体に翻弄されるさやかは幸せを見つけることができるのか?

文庫書き下ろし短編のほか、単行本時の特別短編も収録!
・単行本カバー裏特別短編「高杉隆の初恋」
・単行本電子特別短編「目黒奈々子の後悔」
・書き下ろし短編「伊地知琉晴の進路」

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息が詰まるようなこの場所で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上京組として通ずるところがあったりなかったり。
    子供に中学受験させてもいいことないよ。
    子供がしたいってゆうならさせればいい、親は関係ない

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    下層階に住む住人は上層階の人間に憧れ、またお受験戦争もあり、悩み苦しみながらタワマン生活を送る、、、というお話(?)。

    夫婦の視点から、高層階住人の視点へ。視点を変えながら季節は進み、物語が進行していく形で読みやすかったです。

    低層階住人だけでなく、高層階住人にも、ひいては世の中ありとあらゆる住人は悩み苦しむことがあると思わさせられましたな。

    広くとらえれば、人は何のために生き何を成すべきなのかを問う、人生訓作品とも言えよう。

    0
    2025年06月30日

    Posted by ブクログ

    どんなに羨ましく見える人でもその人にしかわからない地獄がある。羨んでも仕方ない。自分の人生に集中しよう。情報がリアルで現代の東京の歪さがよく表現されていた。

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    優越感とか妬みとか嫌な感情を持つことはあるけど、それぞれの人の角度から見ると各々悩みがあると気づける本やった
    ネガティブな感情を他人に対して持った時には、一度立ち返って相手の立場で考えてみようと思った

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    「タワマン文学」 
    というジャンルができているらしい
    タワマン文化は現在進行形
    およその街の出来事と読む方もいれば
    その渦中の方も居ることでしょう

    タワマンの入居者は 資産家、パワー系サラリーマン、そして地権者
    子供の中学受験の葛藤を中心に
    子供達の不安、母親達の苦心、父親達の苦悩
    そして 本音と未来
    楽しく読ませていただきました
    小説はタワマンが舞台といえど
    地方都市でも似たようなマウント合戦はあります
    このマンションの入居者達は、それぞれ
    差こそあれ自分達の根ざす生き方を見つける事ができたようです

    私は、切り替えの早かったお祖母ちゃんが好き

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの話。

    女性・男性それぞれの目線で語られるのが良かった。

    医学部入れるために勉強頑張らせるのかわいそうだったけど、その頑張りの結果で学力がついて、人生の選択肢が広がるのは良いことだよね。

    子育てむずい。

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ

    大好きタワマン文学〜⭐︎細かくつけれるなら3.5の気持ち。

    最後の子供サイドの章(カバー裏含め)が1番よかったなー
    自分の人生、自分でレール敷いて生きていきたいねえ

    伊地知家息子の話があっさりだったからそれもあったらもっとよかったなと。

    六本木を闊歩しながらこの本を読んでたんだけど、その時だけ自分は、この辺に住む地域の人の裏の顔も知ってるんだぜという薄っぺらい誇らしい気持ちになれてよかった(笑)

    0
    2026年08月14日

    Posted by ブクログ

    非常に突き刺さった私は、タワマンの多い町に住む小学生の母。
    うちは普通のマンションだけど、タワマンなんて絶対に住みたくない。
    階数の上下でマウントとか、住人が多い分子どもの優秀さでマウントとか、考えただけで吐きそうになる…。
    うちの子どもはまだ一年生だから、受験塾や受験勉強とはまだまだ無縁だけど、赤ちゃんの頃からの教育熱心なママ友たちは、『一年生からサピックス行かせるのは必然!』と言ってる人もいて、モヤる気持ちを抱えていたので、この本を読んで胸が苦しくなった。
    そういう、一部の人に異常に突き刺さるタイプの本かも笑

    ただ充くんの大学生となった姿に、正直(中学受験で頑張っても大学生でこんなバカだったらやる意味あるのかな…)と思ってしまい、息子へのささやかな期待すら失いかけた…。
    まぁ、子どもの人生は子どもが決めることで、親がどれだけヤキモキしても何もならないという良い風刺かも。

    それにしても平田さやかさんのキャラ、嫌いだわ…。
    すぐ他人の持ち物や車なんかの品定めするのはみっともないよ…。

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    新聞の書評で面白そうだったのでかつ手間読んでみる

    これぞ、タワマン文学 現代のプロレタリア文学

    隣の芝生の青さに羨んだり、自分だけにしかわからない地獄に絶望したり 
    読後感は苦そうだ・・・とおもってたら、意外と未来が明るそうな結末

    0
    2026年04月11日

    Posted by ブクログ

    東京という大都市の中で家族を育てる難しさが何となく伝わってきた。
    さやかが綾子に対して抱く劣等感は分からなくもないけど、綾子も綾子でプレッシャーがあったりする。人間は誰しも苦悩を抱えながら生きているんだよなー。そう考えると劣等感なんてものは手放して生きていけると楽だよなぁ。

    あと、自分も綾子のように地方から上京してきた身だから、閉鎖された町でこのまま過ごすのが嫌だと18歳で上京した話とか、同窓会の場面らへんは共感する部分も少しあった。
    都会にいると、田舎にたまに行きたくなる。逆もまた然り。結局はないものねだりなのかもなー

    0
    2025年07月19日

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