外山薫の作品一覧
「外山薫」の「息が詰まるようなこの場所で」「君の背中に見た夢は」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
子育て中のパパさんに、ぜひオススメしたい。7人の作家さんによる「現代人としての」父の姿。不器用ながらも懸命に子育てしているパパたちが勢ぞろいした短編集。どの話もどうってことのない日常ではあるんだけど、本としてまとまってくると「みなさん色々抱えてますよね…」と言いたくなる。めちゃくちゃ秀逸な1冊。
どの話にも共感しかない…と思って読んだ。特に子どもが小さい、という話は苦しいくらいに我が家の話。7つのうち6つが共働き夫婦の話なのも、私にとっては共感につながった。
岩井圭也『連絡帳の父』と、河邉徹『髪を結ぶ』は泣いた。
7人の作家さんのうち、6人が1980年代生まれなのだそうだ。私と同世代だ。
Posted by ブクログ
アンソロジーなので評価は付けにくかったけど、総合で★5。世間のお父さん、お母さんの苦労というか哀愁を感じられた。親になれなかった自分には分からないものが伝わる。
子育ての大変さとその成長の喜びの経験ができなかったのを自分の選択とは言え後悔がないとは言えない。やはり良いものなんだろう、と言ってしまうと世間様から簡単に言ってくれるなと非難を浴びるんだろうな。
それでもこの作品達からはそう羨ましく思わされるものがあった。
髪を結ぶ、そういう家族がそこにある、この2作品が特に良かった。その分少し落ち込むかな。
でも良いアンソロジーでした。初読みの作家さんにも出会えたしね。
Posted by ブクログ
モデルになっている女子校の小学校受験経験者(子供側)として、リアルすぎた。
現実はこの内容は全然誇張ではないし、お受験親同士のやりとりや子供にキレる親の様子などの側面は、むしろマイルドに描かれているほうだと思う。(親同士の蹴落としあいや悪口はもっと酷いし、大概の子はこんなに物分かりが良くない)
4,5才の子供はもう親の顔色や状況がよくわかる。正解のある世界で、できないことを指摘され続ける。無邪気な行動は矯正され、周りの子と比較され、親が苛立って発狂していく様は当時から苦しかった。
周りの親の影響で親が変わっていくのも悲しかった。
「半年先にできることを、いまできるようにする」
やがてできること