藤田宜永の作品一覧

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作品一覧

2024/04/01更新

ユーザーレビュー

  • 愛さずにはいられない(新潮文庫)
    作者の自伝? 田舎から東京に出て下宿して、ひたすら飲んでナンパして…という自堕落な高校3年生。あるとき出会った由美子という女の子にのめり込み、一緒に暮らすようになるが…
    さすがに高3でこれはすごいなあ。60年代くらいの青春だろうか。
    作者も由美子も別々の形で気持ちが欠損しているようで、互いの気持ちを...続きを読む
  • 大雪物語

    非日常で紡がれる物語

    人は非日常に遭遇した時、本音が出るというか、自分を見つめ直して正直になれるのだろうか。雪で閉じ込められた時をコロナ禍で閉じ込められた時と重ねて読んでいた。どうなるか分からない日常だからこそ、素直に生きれたら素晴らしいと思った。物語の中では、雨だれのプレリュードが好きです。
  • 彼女の恐喝
    前半ミステリアスさがありつつもあっさり事が上手く進んでからの中盤の心理的に揺さぶられる面白さ、終盤たたみかけるように展開していく流れ。残りページ少なくなってくなかでどう終焉するのかとても楽しかった。
  • 愛の領分
     20年くらい前に担当編集者にいただいて、中年の恋愛小説はちょっとなあと気が重くて読まずにいたのだけど、自分自身が立派な中年どころか初老に至り、ようやく読み始めるととてもよかった。その編集者さんには3冊の本をいただいて、これまで読んだ2冊もすごく面白くて、これも素晴らしかったので、いただいた直後に読...続きを読む
  • わかって下さい(新潮文庫)
    65歳ぐらいの男性が主人公の短編集。

    コンサートに行くと、昔交際していた女性が隣の席に。しかも失明していた・・・「わかって下さい」
    妻に先立たれた。残されたのは彼女の連れ子。ずっと一人で血のつながらない娘を育てた。彼女が結婚すると言う・・・「白いシャクナゲ」
    たまたま困った老女を助けた。昔好きだた...続きを読む

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