野望のラビリンス

野望のラビリンス

638円 (税込)

3pt

3.5

フランス国籍を持ち、パリに住む邦人探偵・鈴切信吾。ある日、彼のもとへ奇妙な依頼が舞いこんだ――「猫を探して頂きたいのです」。だが彼を待っていたのは猫を預かったまま失踪した男の死体であった。一体誰が、何のために? 男の過去を手繰る他はなかった。やがて鈴切は第二の殺人事件の渦中に巻きこまれ、パリの裏街に潜む深遠なる情念の迷宮に迷い込む――。爛熟の都を舞台に綴る本格ハードボイルド。気鋭の冒険作家による記念碑的デビュー作。

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野望のラビリンス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年11月05日

    藤田宜永さんの描くハードボイルド小説は昔から気に入っている。フランスを舞台にしているところもいいし、古典の匂いさえする本格的なハードボイルドなところもいい。ただ、私は乱読派。どれを読みどれを読んでいないかがわからない。それで藤田さんのデビュー作である本書を読んだ。デビュー作とはいえ、安定感がある。好...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月16日

    ハードボイルドかなあ(2回め)。フランス在住の私立探偵鈴切信吾が、持ち込まれた些細な依頼を片付けようとして、殺人事件に巻き込まれていくシリーズ。

    個人的に酷評した「標的の向こう側」では、日本のヤクザとその娘と恋人だったけど、今度は芸術家ネットワークと銃器密輸ルートの話。ヤクザよりは人間性が描かれて...続きを読む

    0

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