十六夜橋 新版

十六夜橋 新版

990円 (税込)

4pt

5.0

南九州・不知火(しらぬい)の海辺の地「葦野」で土木事業を営む萩原家。うつつとまぼろしを行き来する当主の妻・志乃を中心に、人びとの営み、恋、自然が叙情豊かに描かれる傑作長編。作者の見事な筆致で、死者と生者、過去と現在、歓びと哀しみが重なり、豊饒な物語世界が現れる。第三回紫式部文学賞受賞作品。

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    北から順に、

    長崎 ……お小夜がみずなとして遊郭に。直衛が仕事で(三之助を伴って)たびたび訪れ、お小夜を落籍。

    天草 ……志乃の出身。お糸と重左。

    葦野=水俣 ……萩原家。直衛。嫁いだ志乃。娘のお咲。婿入りの国太郎。孫娘の綾。

    薩摩 ……弟の三之助と姉のお小夜の出身。
    (すべて不知火海

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ひときわ悲哀を感じさせる物語で、余韻を噛み締めた。
    土木業を営む萩原家を中心として、その現在と過去が継ぎ目なく語られていく。夢か現か、次第にどちらでもよいように思えてくる。きっと志乃の生きている世界はこれに似ているのだろう。
    盲目で夢の世界に生きている志乃は、本人はあまり多くを語れないのにも関わらず

    0
    2025年03月11日

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