今日マチ子の作品一覧
「今日マチ子」の「センネン画報 +10 years」「センネン画報」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「今日マチ子」の「センネン画報 +10 years」「センネン画報」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。ブログ連載していた1ページ漫画『センネン画報』が話題となり、2006年から2年連続で文化庁メディア芸術祭の審査委員特別推薦作品に入選する。代表作に『みかこさん』『cocoon』『アノネ、』など。
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Posted by ブクログ
この話には「承認欲求」と「体験者の語り」の二つが裏テーマとなっている
「承認欲求」は、主人公がどうしても這い上がりたい、周りからよく思われたいということを燃料に、過去の戦争体験さえも自身の糧としていく。今までの「可愛そうな戦争漫画」という範疇では決して登場しないキャラクターではあるため、それを受け付けない読者もいるかもしれない。
そして「体験者の語り」。これは作者がラジオのインタビューで語っていたが戦争体験者の語りを聴く会に参加した際、最初は喋りなれた方が登場して、それを聞くと周りの人も涙していたが、その後に出てきた人は喋りなれておらず感動はなかった。
伝え方で何が伝わるのか、そして今でい
Posted by ブクログ
「cocoon」や「アノネ、」「ぱらいそ」など、あえて”ファンタジー”として戦争を描いてきた作者が次は広島・原爆をモチーフにした作品。
今までの直線的なストーリーとは違い、複数人の視点で多重的に描かれているが、そのつながりは見事。
昨今の「書き込み量=上手い」といった作画タイプではなくシンプルなタッチではあるが、構図や描き方などはあまりにも上手い。
戦争漫画=反戦=可哀想な人、といった短絡的な描き方から脱却して描いているので反発する読者もいそうだが、戦争が過去のものでない現代、そして我々がそこに巻き込まれる可能性がある今、こういったアプローチで戦争を描き、平和を願うという作家としての意思
Posted by ブクログ
今日マチ子さんの『ぱらいそ』、読みました。
私が罪を犯すように、世界のひとたちも罪を犯す。そして、世界が罪を抱えていることのように、私は贖罪を抱えるしかないのかな、と思いました。だから、世界も天国も灰色なのかもしれないけど、私たちは濁った身体かもしれないけど、人々に色を重ねて黒に塗りつぶしてしまうことに抗って、人と人との間に白い光を見つけないといけないと思いました。
そして、神様に守られた場所である教会の上に落とされた原爆が最初「白い光」だったことが...そしてそれは人を限りのない黒に塗りつぶして、世界も人も白と黒の混ざった灰色にしてしまう...なんとも言えない気持ちになりました。きっと、それ