荒地の恋

荒地の恋

652円 (税込)

3pt

親友の妻と恋に落ち、彼らの地獄は始まった

53歳の男が親友の妻と恋に落ちる。田村隆一、北村太郎ら戦後の詩人の群像を描ききった傑作長篇小説。中央公論文芸賞受賞作!

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荒地の恋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    田村隆一と北村太郎、田村の四番目の奥さん和子と詩友北村太郎の恋話、僕と死ぬまで付き合ってくれませんか、田村の詩も、田村の人生も、もしかしたら殺し文句で出来上がっている。詩は道楽からは生まれない。田村隆一は詩のためだけに生きている男である。−昭和53年に田村は二年ぶりに新しい詩ー水平球ーを出した。

    0
    2012年02月25日

    Posted by ブクログ

    面白かったー。大変恥ずかしながら登場人物をほとんど知らないし、ねじめ正一作品も初めてでしたが引き込まれました。実話を元に書いている小説のようですが、登場人物たちと著者の距離感が絶妙でなんとも言えない。あんな勝手な男どものそばに居るどの女性にも共感できないけど、詩人なんて、男なんて勝手なものなんだろう

    0
    2011年07月16日

    Posted by ブクログ

    ねじめ正一さん、初めて読みました。
    好きな内容、好きな文章でした。

    詩人だから奔放なのか、奔放だからこそ詩人なのか。
    詩の良さは正直良くわかりませんが、あの時代に、これほど自由人がいらっしゃったのね〜と、驚きとともに感動。
    年をとってもオトコとオンナ、何があるかわからない。どうせなら、正直に生きた

    0
    2016年10月20日

    Posted by ブクログ

    朝日新聞読書欄で女優の富士真奈美さんが紹介していた。好きなんだよね、富士真奈美さん。華やかで、でもどこか土着的で、そして知的で。その富士さんが勧めてるんだから、これは読まなくちゃ。

    いや参った。圧倒された。息を詰めて一息に読んでしまった。この内容からして話題になったはずなのに、まったく引っかからな

    0
    2014年04月14日

    Posted by ブクログ

    老いてなお引越と恋愛を繰り返す詩人の半生物語、行動心理の洞察は素晴らしいが、モテモテの詩人は作者の妄想か?

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    詩人の不倫の話。
    途中からフィクションなのか、そうでないのかよく解らなくなった。
    置き去りにされた人達を思えば、身勝手さに腹がたつ。
    だけどこんな風に、自由に生きてしまう人達が放つ熱量に、ちょっと圧倒されてしまうことがある。

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

     ねじめさん、こんなこと書いちゃっていいんですか?そんな感想が最初に浮かびましたが、それを読みたかったのはおまえだろという声も聞こえてきます。
     それにしても、書かれている人たちは、もう、みなさん、この世の人ではないのかもしれないですね。
     懐かしい昭和の話でした。

    0
    2022年11月07日

    Posted by ブクログ

    初老の詩人が親友の妻に恋をすると言う
    一見激しそうな内容なのだけれど、意外と淡々と物語は進んでいきます。
    私は北村太郎という詩人が居たことすら知らず、
    フィクションだと思って読んでいたのですが
    実在していた方なのですね。
    どこまでが事実なんだろう。

    身勝手に思えるけれど、どこか愛おしい男性。
    こん

    0
    2016年02月17日

    Posted by ブクログ

    田村隆一、明子、北村太郎一が自分に素直でそれでいて、
    ひたむきに生きたいきざまを描いている。
    良質な映画とはよく言ったものだ。

    北村の弟が阿子へ言った言葉
    「北村太郎を幸せにしてくれて、ありがとうね」
    心の中に残っています。

    《文中より》
    たしかに、それは、
    スイートな、スイートな、終わりのな

    0
    2013年06月04日

    Posted by ブクログ

    初老の詩人が親友の奥さんと不倫してって話。展開で色々つっこみところあって、最後の一文でぞわっとした。解説読むと、実話だったのかーってのでビックリ。時代なのか、男性がここまでどっぷり女性の毒にはまってしまうってのは最近の小説では出会わないなー。三島とかはあるけれど。

    0
    2013年02月25日

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