講談社現代新書作品一覧

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  • 謎とき 世界の宗教・神話
    値引きあり
    3.7
    歴史を学ぶにも、現代を考えるにも、これだけはおさえておきたい知識がゼロからわかる! 「聖書」、ゾロアスター教、北欧神話、『論語』…… 個性豊かな12人の専門家に、古市憲寿が読者に代わって理解の「ツボ」を聞いた! 各宗教・神話の基礎がわかる解説マンガ付き! 【本書の内容】 なぜキリスト教は「長持ち」したのか――佐藤優 ロシアの指導者はなぜ絶対的な力を持つのか――三浦清美 イスラム過激派のテロがなくならない理由――飯山陽 ゾロアスター教が世界宗教に脱皮できなかった理由――青木健 ヒンドゥー教にとっての「神」とは――沖田瑞穂 ジャイナ教はなぜ不殺生を徹底するのか――堀田和義 古い時代の儒教と朱子学はどう違う?――渡邉義浩 玄奘はなぜインドへ向かったか――吉村誠 北欧神話の巨人とは?――松本涼 『万葉集』が最も日本的で、最も中国的である理由――上野誠 日本仏教はなぜ多様なのか――碧海寿広 人びとは宗教から遠のいていくのか――岡本亮輔 構成:斎藤哲也 マンガ:ヤングみやざき 【本文より】 この『謎とき 世界の宗教・神話』は、「本」を通じて世界の宗教や神話の不思議を解き明かそうとする一冊だ。 なぜ「本」なのか。それは多くの宗教が聖典を持つからだ。何かの宗教を理解しようとする場合、『新約聖書』や『コーラン』などの聖典に当たるのがよさそうに思える。 だがここに大きなハードルが立ちはだかる。一人で聖典を読み通すのは、とんでもなくたいへんなのだ。何せ現代と常識や価値観の違う時代に書かれた文章である。現代人から見れば飛躍や矛盾も多い。特にその宗教の信者でないなら、なおさら取っつきにくい。 ではどうすればいいのか。大切なのは「補助線」だと思う。宗教書に限らないが、古典を読むには前提知識が必要である。前提知識という補助線があるかないかで、一気に難解な本も読みやすくなる。 というわけで、一二人の研究者に宗教書や神話の「読みどころ」を聞いてきたのが本書である。結果的に、一冊でキリスト教からイスラム教、ゾロアスター教から北欧神話まで一二の信仰についてざっくりと把握できる良質な入門書になったと思う。良質すぎて、実際の聖典に当たらなくても、読んだフリができるほどである。――「はじめに」より
  • 昭和の青春 日本を動かした世代の原動力
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    3.5
    [本書の構成] はじめに 第1章 青春の学生運動 第2章 青春の高度経済成長 第3章 青春の昭和文化・社会風俗 第4章 新たな時代を切り拓いた人物たち 第5章 高度経済成長と繁栄の「陰」 第6章 「昭和の青春」世代のこれまでとこれから おわりに
  • 日本の歪み
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    3.8
    この社会の 居心地の悪さは どこからきたのか? 明治維新と敗戦、憲法、天皇、 経済停滞、少子化、巨大地震… 「考えたくなかった」 戦後日本の論点を徹底討論! <本書の内容> 右も左も、いまだに外圧頼り。 内発的に自分たちの価値を肯定し、守るということができていない(東) 天皇が生物学を勉強したのは、正気を保つためにやっていたんでしょう(養老) 日本人は戦争による被害も、人災ではなく天災のように捉えてしまう(茂木) 「シビリアン・コントロール」なんて、 自分の国の言葉にもできないようなものが身につくはずがない(養老) 戦後、この国は、人の心を安定させるものを、かなり潰してしまった。 新興宗教が強いのも、コミュニティの貧しさと関係している(東) 「九条」に限らず、日本は整合性をつけることへの欲望がない(茂木) 日本経済が30年も停滞している理由は、 もう作らなくていい、壊さなくていい、という暗黙の民意なんじゃないか(養老) 被害の記憶を伝えたいなら、震災の日だけでも実際の津波の映像を流したほうがいい(東)
  • 思考の方法学
    値引きあり
    3.3
    文系・理系は関係ない。まずは、モデルを考えよう! 日常生活から学問、ビジネスの現場まで、論理的な思考を支える「モデル分析」の作法。
  • 特捜検察の正体
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    4.2
    「まさか、特捜検事が相手の話をまともに聞こうとせず、脅しやだましによって、あらかじめ用意した供述調書に無理矢理サインさせるとは思わなかった」(村木厚子・元厚労省事務次官)  村木厚子、角川歴彦、小沢一郎、カルロス・ゴーン、堀江貴文、鈴木宗男らの弁護を担当した、検察が最も恐れる「無罪請負人」が、冤罪を生み出す日本最強の捜査機関の「危険な手口」を詳細に解説する。 手口1 ストーリー優先の証拠集め 手口2 供述調書は検事が「作文」 手口3 別件捜査で相手の弱みをつく 手口4 客観的事実にはあえて目をつむる 手口5 不都合な証拠を隠蔽・改竄・破棄 手口6 マスコミ捜査で犯罪者に仕立てる 手口7 長期勾留で心身ともに追い込む 手口8 家族や部下を人質にして揺さぶる 手口9 ニセ情報を与えて、記憶を捏造 【本書の内容】 はじめに 序 章 特捜事件とはなにか 第一章 修正不可能! 検察官ストーリー強要捜査 第二章 裏司法取引 第三章 「人質司法」という拷問 第四章 マスコミ情報操作で「犯罪者」を作り出す 第五章 裁判所を欺く姑息なテクニック 第六章 特捜検察は変わっていない 第七章 さらなる暴走を食い止めるには あとがき
  • 泣きたい日の人生相談
    値引きあり
    3.8
    16年から始まったクーリエ・ジャポンの人気企画「25歳からの哲学入門」から30のお悩みを厳選。 先行きの見えない将来にお金の心配、仕事や人間関係のストレス、そして恋愛の苦しみ。現代を生きる人たちは様々な悩みを抱えている。もうこれ以上、どうすればいいかわからない――。そんな泣きたい日にこそ読んでもらいたい、「よく生きるための答え」。 <本書のおもな人生相談> ●「新しい自分」になるにはどうしたらいいのでしょうか。 ●人にいい顔ばかりしてしまう自分にうんざりします。 ●どんな状況も乗り越えられる、強いメンタルが欲しいです。 ●人生のすべてが心配です。貯金もなくパートナーもいません。 ●老後が気がかりです。何歳まで働かないといけないのでしょう。 ●情熱を傾けるものがなく、人生の目標もありません。 ●どうしたら嫌いな人とストレスなく付き合えますか。 ●やりたくない仕事にどうやって向き合えばいいのでしょうか。 ●とにかく月曜日や連休明けが憂鬱で仕方ありません。 ●セックスレスで悩んでいます。もう二人は手遅れなのですか。 ●誰かを「愛する」というのは、どういうことなのでしょうか。
  • 我が身を守る法律知識
    値引きあり
    3.8
    この一冊で、あらゆる法的トラブルを予防できる知識が身につく! 市民、ビジネスパースン、学生、実務家、訴訟当事者・関係者必携の一冊! 法的紛争・危険を防止するためには、個別的、断片的な知識・情報も必要ですが、より重要なのは、それらの基盤になる法的なものの考え方や感覚を身につけることです。それが身についていさえすれば、個別・断片的な知識・情報を超えた範囲の事柄についても、おおむね適切に対処することができるからです。  本書は、普通の日本人が一生の間に出あう可能性のある各分野の法的紛争を網羅し、そうした紛争に巻き込まれないための予防法、そして万一トラブルが起きたときの対処法となる法律知識・情報・基本的な法律論を、わかりやすく、正確に、かつ興味深く読めるようなかたちでまとめ上げた、コンパクトながら、実用性と密度の高い一冊です。著者は、33年にわたり膨大な民事訴訟を手がけてきた元裁判官・現大学教授で、民事訴訟法の権威でもあります。  具体的には、まず、第2章で、遭遇することが最も多く、結果も重大なものとなりがちな交通事故関係につき、損害賠償の実際と過失相殺、危険性の高い行為、保険の内容、事故対応、保険会社との交渉、訴訟等の事柄を、基本的な前提知識をも確認しつつ論じます。 第3章では、民事訴訟の数が非常に多い「不動産関連紛争」一般につき、使用貸借と賃貸借、土地・建物購入、建物新築と欠陥住宅紛争、競売物件、隣人間紛争等の各側面から説きます。 第4章では、痴漢冤罪を含め、刑事事件関係全般について、若者や子どもをも含めた普通の市民が注意しておくべき事項について述べます。 第5章では、親族法の領域につき、離婚事由や手続、これに伴う各種の給付・親権者指定、夫婦間の子の奪い合い、国際結婚、不貞慰謝料等の事柄を語ります。 第6章では、近年非常に紛争の増えている相続法の領域につき、相続人と相続分、相続放棄、各種の遺言、遺産分割、遺留分侵害額請求、相続税対策の落とし穴等の事柄を、いずれも、できる限り詳しく、わかりやすく、また、正確に解説します。ことに第6章は本書の大きな目玉であり、具体的な例についてのかなり突っ込んだ記述をも含みます。相続法は近年大改正された分野の一つであり、また、読者にとっての必要性も高いと思われるからです。 第7章と第8章では、それ以外の多様な紛争・危険防止策について、前者では、雇用、投資、保証といった経済取引の、後者では、医療、日常事故、いじめ、海外旅行、高齢者をねらった犯罪といった日常生活上の紛争・危険の各観点からくくった上で、重要と思われる事項をピックアップしてゆきます。
  • 普通という異常 健常発達という病
    値引きあり
    3.4
    ADHDやASDを病いと呼ぶのなら、「普通」も同じように病いだーー 「色、金、名誉」にこだわり、周囲の承認に疲れてしまった人たち。 「いいね」によって、一つの「私」に束ねられる現代、極端な「普通」がもたらす「しんどさ」から抜け出すためのヒント ●「自分がどうしたいか」よりも「他人がどう見ているか気になって仕方がない」 ●「いじわるコミュニケーション」という承認欲求 ●流行へのとらわれ       ●対人希求性が過多になる「しんどさ」 ●本音と建て前のやり取り ●社会のスタンダードから外れていないか不安 ●ドーパミン移行過剰症としての健常発達 ●親の「いいね」という魔法 「病」が、ある特性について、自分ないしは身近な他人が苦しむことを前提とした場合、ADHDやASDが病い的になることがあるのは間違いないでしょう。一方で、定型発達の特性を持つ人も負けず劣らず病い的になることがあるのではないか、この本で取り扱いたいのは、こういう疑問です。たとえば定型発達の特性が過剰な人が、「相手が自分をどうみているのかが気になって仕方がない」「自分は普通ではなくなったのではないか」という不安から矢も楯もたまらなくなってしまう場合、そうした定型発達の人の特性も病といってもいいのではないか、ということです。――「はじめに」より
  • 超解読! はじめてのフッサール『現象学の理念』
    値引きあり
    3.9
    主観と客観の一致は原理的にありえない。 近代の哲学者たちを悩ませてきた「認識問題」の難問を解くために フッサールが考えた「現象学的還元」とは? 「内在-超越」、「構成」、「絶対的所与性」……。 さまざまな批判にさらされてきた現象学の誤解をとき、その核心に迫る一冊。 近代哲学の重要な原理を平易に読み解く大好評シリーズ第三弾!
  • 超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』
    値引きあり
    4.1
    近代哲学の最高峰をいまこそ読み直す! 「形而上学の不可能性」の原理とは?  「アンチノミー」「カテゴリー」「物自体」とは何か――。 近代社会における知の全地平を見渡すうえで必読の一書をわかりやすく平らげる。「超解読」シリーズ第二弾! 【目次】 まえがき 1 先験的原理論   第一部門 先験的感性論   第二部門 先験的論理学    第一部 先験的分析論    第二部 先験的弁証論 2 先験的方法論 あとがき
  • 超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』
    値引きあり
    3.8
    予備知識なしに、重要哲学書がわかる「超解読」シリーズ第1弾! 「小説みたいにおもしろい」。メルロ=ポンティがこう語ったという、『精神現象学』。自然、自己、他者、共同体、神などに関するさまざまな人類の経験を経ながら、主人公である「意識」はいかに成長していくのか。近代社会に生きる人間の「欲望」の本質は何か。ヨーロッパ哲学史上、最も重要にして最も難解なヘーゲルの主著を、おなじみのコンビがわかりやすく読み砕く。 【著者紹介】 竹田青嗣(たけだ せいじ) 1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授を経て、現在、早稲田大学国際教養学部教授。哲学者、文芸評論家。著書に、『現象学入門』(NHKブックス)、『人間の未来』(ちくま新書)、『ハイデガー入門』『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著)『完全解読カント『純粋理性批判』』(いずれも講談社選書メチエ)などがある。 西 研(にし けん) 1957年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。和光大学現代人間学部教授を経て、現在、東京医科大学教授。哲学者。著書に、『実存からの冒険』『哲学的思考』(ともにちくま学芸文庫)、『ヘーゲル・大人のなりかた』(NHKブックス)、『哲学のモノサシ』(NHK出版)、『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著、講談社選書メチエ)などがある。 【目次】 まえがき――自由のゆくえ 緒論 第一章 意識 第二章 自己意識 第三章 理性 第四章 精神 第五章 宗教 第六章 絶対知 おわりに
  • 人生百年の教養
    値引きあり
    3.7
    自分の人生と戦い続けるためにーー老いてこそ真価を発揮する教養とは何か。 読書、音楽、外国語、老い……、ドストエフスキー研究の第一人者が多角的な見地から真の「教養」に迫る。 ●時を経た「再読」が、老いてからの可能性を教えてくれる ●教養人の知識は、つねに「哲学」に裏付けられている ●苦手なもの、嫌いなものこそ可能性の泉となる ●大江健三郎と村上春樹から考える「教養の継承」 ●難解な長編小説を読むコツは、冒頭三十ページの二度読み ●英語を学ぶことで失うもの、母語の重要性 ●検索エンジンでの複数の語をぶつけあって生まれる「知」 ●豹変を恐れるな、隣人の「愛」を模倣せよ ●老いをどう乗り越えるかーーエネルギー源としての「忘却」 本書の内容 序章   人は信念とともに若く 第一章  「教養」、すこやかな喜怒哀楽 第二章  少年時代 「私」という書物1 第三章  青春時代 「私」という書物2 第四章  「私は外国語が苦手」 第五章  モンタージュ的思考 第六章  実践の技法 第七章  俯瞰的思考 第八章  老いの作法
  • 神社とは何か
    値引きあり
    4.0
    神社には、なぜ鳥居があるのか。神社の本殿は、なぜあのような形をしているのか。神社のルーツは何か。どのようにして今の形になったのか──伊勢神宮、出雲大社、あるいは沖ノ島、熊野三山、三輪山の磐座祭祀といった代表的な神社とその信仰のかたちを分析するとともに、日本各地に今も残る古い信仰のかたちの中に神社のルーツを探る。神社についてのすべてがわかる決定版。
  • 頼朝と義時 武家政権の誕生
    値引きあり
    4.0
    なぜ日本では武士優位の社会が生まれたのか? 朝廷と交渉しつつ、したたかに武士の権利を拡大していった、源頼朝、北条義時の軌跡。
  • シンプルな英語
    値引きあり
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 技術英語のスペシャリストにして、ベストセラー『会話もメールも英語は3語で伝わります』の著者が、より高いレベルを目指したい方々のために、最短・最強の英語学習法を公開します。 英語力をつけるカギ、それは「主語と動詞を組み立てる力」にあります。 それはなぜか。 ●英文は主語Sと動詞Vが必ず含まれます。基本的に省くことはできません。 ●日本語と違って主語は省けません。語順も決まっています。 ●だから、スピーキングも、リスニングも、リーディングも、「動詞」がしっかりわかり、「動詞」をしっかり決めることができれば確実に上達します。 ●英語はブロックごとに主語や動詞を組み立てて論理的に相手に伝えます。ストレートでローコンテクストな言葉です。 ●その意味で、英文の組み立てはプログラミングに似ています。 ●だからこそ、まず主語を決め、主語に続ける動詞で英文の構造を決めます→主語と動詞を組み立てる力が重要です。組み立てる力がつけば、あなたの英語は確実にレベルアップします。 ●まずは上記の点を抑えた上で、動詞や組み立てを円滑にするための決まりごととして「助動詞」「時制」「態の選択」をマスターしていきます。 ●組み立てを強化するアイテムとして「冠詞」「前置詞」「副詞」などを理解していきます。 この順番で英語を学んでいくとメキメキ上達します→これが英語学習法の完成形となるわけです。 英語の習熟に近道はありません。しかし、最短の学習法はあります。 シンプルでありながら、世界で通用する、恥ずかしくない英語、を本書で是非身に付けてください!
  • 数学独習法
    値引きあり
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【数学の全体像をつかむ!】 代数学。幾何学。微積分学。統計学。 4つの数学の基礎を理解して、 数学の俯瞰図を頭の中に作り上げる。 「指数関数的増加って何?」「再生産数?」 「偏差値とか標準偏差ってどういうこと?」 解けなくていい。 覚えなくてもいい。 計算、解法、一切不要。 仕事に出てくる数学知識を厳選! 金融の世界で数学を駆使する専門家に、 私大文系卒編集者がわかるまで聞き返してできました。 読めば数学思考がインストールできる、 大人のための数学入門書です。 ◆読めばわかる4つの数学◆ 【1】仮説を明確にする代数学    〇代数学の極意は「仮説思考」    〇指数関数で新型コロナ急拡大がわかる    〇AI深層学習を生んだ線形代数学 【2】イメージをカタチ化、カタチを数値化する幾何学    〇あらゆるカタチは三角形の集まり    〇三角関数は究極の思考節約術    〇地震も音楽も三角関数で数値化できる    〇フーリエ変換で複雑な波も単純化 【3】複雑なものを単純化する微積分学    〇単純になるまで微細に刻み計算する技術    〇飛行機・ロケット・ドローンを実現した微積分    〇微分方程式で感染拡大をシミュレーション 【4】大きな視点で全体を俯瞰する統計学    〇平均所得額は典型的な所得水準じゃない    〇標準偏差と分散の不思議な関係    〇自動運転を生んだベイズ統計学 4つの数学が何をしているのかわかるだけで数学思考のインストール完了!
  • ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ
    値引きあり
    4.1
    世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ現役女性ピアニストが、代表的なピアノの名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!
  • 土葬の村
    値引きあり
    4.1
    これは恐らく、現存する最後といっていい土葬の村の記録である。 村人は、なぜ今も「土葬」を選ぶのか? 日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。 入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は九九・九%を超える。 土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか。 筆者は「土葬・野辺送り」の聞き取り調査を三十年にわたって続け、平成、令和になっても、ある地域に集中して残っていることを突き止めた。 それは大和朝廷のあった奈良盆地の東側、茶畑が美しい山間にある。 剣豪、柳生十兵衛ゆかりの柳生の里を含む、複数の集落にまたがるエリアだ。 日本人の精神生活を豊かにしてきた千年の弔い文化を、まだ奇跡的に残る土葬の村の「古老の証言」を手がかりに、詳らかにする。 【本書の内容】 はじめに 第一章 今も残る土葬の村 第二章 野焼き火葬の村の証言 第三章 風葬 聖なる放置屍体 第四章 土葬、野辺送りの怪談・奇譚 おわりに
  • 証言 羽生世代
    値引きあり
    4.4
    ■■■彼らはなぜ「強かった」のか?■■■ ■■■「一つの時代」は本当に終わったのか?■■■ 世代交代が進む中で 天才たちはいま、何を思い、考えているのか。 危機感と劣等感、痛恨と意地 敬意と憧憬、そして誇り―。 羽生善治・渡辺明・谷川浩司・佐藤康光 森内俊之・藤井猛・郷田真隆・久保利明・先崎学ら 計16人の棋士のロングインタビューを収録。 ・・ 将棋界において30年以上にわたり その頂点に君臨し続けてきた「羽生世代」。 しかし50歳が近づくにつれて 彼らの成績はゆるやかに下降し始めた。 そして近年は、藤井聡太ら精鋭たちに押され、 以前のような圧倒的な結果を残せなくなっている。 世代交代が現実のものになったのだ。  羽生世代の棋士だけでなく  羽生世代の突き上げを食らった年上棋士  羽生世代の牙城に挑んできた年下棋士たちが はじめて明かした本音とは。  「奇跡の世代」の深層に気鋭の将棋観戦記者が迫った。 【本書のおもな内容】 ■序 章 将棋界で起きた「31年ぶりの一大事」:大きな転換期を迎えた羽生世代 ■第1章 羽生世代はなぜ「強かった」のか:突き上げを受けた棋士の視点 谷川浩司 黄金世代と対峙してきた“光速流”の本音 島 朗   「55年組」やいまの若手と彼らは何が違うのか 森下 卓  世代の狭間で気持ちを崩した俊英の告白 室岡克彦 強豪たちに大きな影響を与えた先達の見解 ■第2章  同じ世代に括られることの葛藤:同時代に生を受けた棋士の視点 藤井 猛  棋界の頂点に立っても拭えなかった劣等感 先崎 学  早熟の天才が明かす同年代ゆえの「複雑さ」 豊川孝弘 奨励会入会が同じだった年上棋士の意地 飯塚祐紀 タイトル戦で競っていない奨励会同期の思い ■第3章 いかにして下剋上を果たすか:世代交代に挑んだ棋士の視点 渡辺 明  将棋ソフトがもたらした“世代交代”の現実 深浦康市 いまも忘れ難い「控室での検討風景」 久保利明 “さばきのアーティスト”が抱いていた危機感と憧憬 佐藤天彦 難攻不落の牙城を撃破した“貴族”の視座 ■第4章 羽生世代の「これから」:一時代を築いた棋士の視点 佐藤康光 人間の限界に挑んできたことの誇り 郷田真隆 定跡を一からつくってきた者たちの痛恨と自負 森内俊之 小学4年からの将棋仲間が「天才」だったことの幸せ 羽生善治 “年相応の難しさ”をどう乗り越えていくか
  • U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面
    値引きあり
    4.1
    Uは私だ。植松聖を不気味と感じる私たち一人ひとりの心に、彼と同じ「命の選別を当たり前と思う」意識が眠ってはいやしないか? 差別意識とは少し異なる、全体主義にもつながる機械的な何かが。 「A」「FAKE」「i ‐新聞記者ドキュメント-」の森達也が、精神科医やジャーナリストらと語りあい、悩み、悶えながら、「人間の本質」に迫った、渾身の論考!
  • 左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学
    値引きあり
    3.7
    コロナ禍が日本社会に与えた影響は計り知れない。特に経済では消費税増税と重なり大不況となっている。日本の支配エリートはコロナでもたない企業は潰れて良いと思っている現実。「高プロ」も愛国教育も、支配エリートの新「帝国主義」への布石だと喝破する松尾匡氏は日本のマルクス経済学者の白眉である。 松尾氏はこの悲惨な現実を読み解くにはマルクスの「疎外論」が重要だと説く。 本書では「生きているだけで価値がある」生身の具体的人間を主人公にして、制度や決まり事などの社会的なことが、その主人公からコントロールできなくなって一人歩きする事態を批判する。 ツールであったはずの制度や決まり事などの社会的なことが自己目的化し、生身の個人を手段化して踏みにじる、こうした事態を「疎外」と呼んで批判したのがマルクスの「疎外論」というわけです。 「支配階級」や「搾取」も「疎外論」から読み直すことを従来提唱してきた松尾氏は、生身の個々人のもとに経済のコントロールを取り戻すことが大切であり、社会全体で生身の個々人みんなの事情にマッチするように、社会全体の設備投資もコントロールする必要があると述べる。 まさにブレグジットの「コントロールを取り戻せ」です。 本書は、この考えのもと、レフト1・0、レフト2・0の思想を乗り越えレフト3・0の経済学の真髄を示す全く新しい社会変革の書である。
  • 経済学の堕落を撃つ 「自由」vs「正義」の経済思想史
    値引きあり
    4.3
    経済学は、なぜ人間の生から乖離し、人間の幸福にはまったく役立たなくなってしまったのか? 経済学の堕落の跡をたどると同時にその再生の可能を探る。「科学的客観性」「ヴァリューフリー」を標榜し、いつしか「人間の心」を失ってしまった経済学。19世紀後半ドイツにおいて始まった経済学「科学化」の動き。ハイエク、「ゲーム理論」、さらには「シカゴ学派」の「ゴッドファーザー」シュルツへと至る、極端な経済の自由化と「脱倫理化」の強化。そして「クズネッツ曲線」をめぐる「新自由主義」の欺瞞。その一方での、上記の流れに抗して「人間の顔をした経済学」を目指した、ポランニー、イリイチ、あるいはウォーラーステインら世界システム論者などにによる、経済学における「社会的公正」理念復権への模索。経済学の歩みを「自由」と「正義」という二つの相対立する思想の相克の歴史と捉え、21世紀の「来たるべき経済学」の可能性を探る。
  • アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治
    値引きあり
    4.2
    移民への憎悪、個人化するテロリズム、伸張する権威主義。リベラリズムが崩壊し、怒りの政治が展開する現在、その底流を抉り出す。
  • 日本人と山の宗教
    値引きあり
    4.0
    日本各地には「霊山」と呼ばれる、信仰の対象になっている山が数多くあります。そしてその山を信仰を対象とする、仏教とも神道ともつかない独特の宗教体系が、それぞれの地域で発展してきました。その形態は世界の宗教誌においても非常にユニークな位置を占めています。近年「山ガール」という新語まで誕生したように、日本人の山への愛着には非常に深いものがあります。しかしなぜ、日本人はこんなにも山が好きなのでしょうか、そのルーツはどこにあるのでしょうか? 本書は、日本人と山の「つきあい」の歴史をこれまでにない視点から辿る、ユニークな「山と人との宗教誌」です。
  • 戦国大名の経済学
    値引きあり
    3.9
    兵士の装備一式70万円、鉄炮1挺50万円、兵糧米代1000万・・・1回の合戦の費用はしめて1億!「銭がなくては戦はできぬ」 戦国時代はその名の通り、日本全国が戦乱に明け暮れていた時代でした。しかし戦争は、単に個々人が武力に優れていさえすれば勝てるようなものではありません。なによりも必要とされたのはお金です。刀、甲冑、そして新兵器、鉄炮から馬にいたる武器・装備品に始まって、後方兵站への非戦闘力の動員にいたるまで、先立つものはまず「お金」。お金がなければ戦争など、できうるべくもなかったのです。 そのため戦国大名は平時から、自領内での経済力の増大に、つねに意を注がなければなりませんでした。農作物を安定的に収穫するための治水事業や、流通を潤滑にするための道路整備などのインフラ整備、「楽市・楽座」令による経済の活性化、金・銀・銅などを獲得するための鉱山開発、さらにはこの時代に初めて我が国に登場した、ポルトガルなどの海外交易に至るまで、あらゆる手段を講じて「富国強兵」に励んでいました。 資料に限界があるために、当時、個々の案件にどれほどの費用がかかったのかを算出することは難しく、専門家が書いたものとして1冊の新書全体でこの問題を扱ったものは、現在、ほぼ皆無に近い状態です。本書は、戦国時代の経済の専門家があえて蛮勇をふるい、この問題に挑むものです。
  • 日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く
    値引きあり
    4.1
    「わび・さび」「数寄」「まねび」……この国の<深い魅力>を解読する! 独自の方法論で日本文化の本質を見通す「松岡日本論」の集大成! お米のこと、客神、仮名の役割、神仏習合の秘密、「すさび」や「粋」の感覚のこと、「まねび」と日本の教育……断言しますが、日本文化は廃コンテキストで、一見、わかりにくいと見える文脈や表現にこそ真骨頂があるのです。(「はじめに」より) <本書のおもな内容> ・なぜ日本はヤマトと呼ばれるのか ・神さまをカミと呼ぶようになった理由 ・日本人のコメ信仰にひそむ背景 ・日本人が「都落ち」にダンディズムを感じる理由 ・日本人が七五調の拍子を好むわけ ・世阿弥が必要と考えた「物学」の心 ・今の時代に求められる「バサラ」と「かぶき者」 ・「伊達」「粋」「通」はなぜ生まれたのか  ほか <本書の構成> 第一講:柱を立てる 第二講:和漢の境をまたぐ 第三講:イノリとミノリ 第四講:神と仏の習合 第五講:和する/荒ぶる 第六講:漂泊と辺境 第七講:型・間・拍子 第八講:小さきもの 第九講:まねび/まなび 第一〇講:或るおおもと 第一一講:かぶいて候 第一二講:市と庭 第一三講:ナリフリかまう 第一四講:ニュースとお笑い 第一五講:経世済民 第一六講:面影を編集する
  • オペラ入門
    値引きあり
    4.0
    オペラの入門書はもうたくさん世の中にありますし、かくいう私も書いたことがあります。どんな本にしようかとずいぶん迷いました。「トラヴィアータ」や「蝶々夫人」がどれほどの名作か、今更繰り返すまでもないのではないか。作品の個々の情報は、インターネットで簡単に見つかるのではないか。そんな時代に本を出す意味とは何だろう。そんなことを考え、オペラの世界の広さを示す方向性で行こうと決めました。ですので、一応は歴史の流れに沿って章立てをしましたけれど、いわゆる名作、人気作にこだわったわけではありません。そもそも、たとえある作品がどれほど名作と言われていようと、あなたの心を動かさなければ、価値はありません。音楽史の学者にでもなるのでなければ、好きなものを好きなように愛すればよいと思います。それこそが愛好家の特権なのです。ですので、本書を読まれた方は、ぜひ本場でオペラをご覧ください。私が言いたいことはひたすらそれに尽きます。それをしないでオペラを語っても、生身の女性を知らないで女性論を語る未経験な青年のたわごとと変わるところがありません。ただちに、が一番いいことは間違いありませんが、そうでなくても、いつか行くつもりになってください。劇場には発見があります。また、どんなに見慣れた作品にも何か発見があります。それは本当に思いがけなく起こります。この世に存在するたくさんの閉じられたドアがひとつ解きあけ放たれたような気分。そうした経験をするために劇場に出かけることは、人生の大きな楽しみのひとつです。まして、それが外国の劇場でしたら、どれほど嬉しいことでしょう。(「おわりに」より)
  • 京都異界紀行
    値引きあり
    3.4
    地霊に導かれ、怨霊の声を頼りに京都の町中を歩く。そこから見えてくる、本物の京都の姿とは? 「中世」をキーワードに、神と仏、聖と穢が繰り広げる怪しい京都の奥深く、地下水脈に潜入する。これまでにない、まったくユニークな京都案内。京都では「生と死」は背中合わせ。と言っても、オドロオドロしい京都の風景は昔むかしのこと、今はきれいに清掃され、ちょっと見には「負」の部分はみえない。ただ、私たちが本物の京都を知りたい、観たい、と思えば、1つ方法がある。地霊である。何もない所であっても、その地に立ってただ風景を見る、そして、そこに住む「怨霊」の声に耳を傾ける――すると、昔むかしの風景・出来事が甦る。怨霊たちは案内人となって、私たちを本物の京都へ誘ってくれる。この『京都異界紀行』の案内人の第1に選んだのは崇徳天皇(1119~1164)の怨霊である。なぜ崇徳か。崇徳は保元の乱(1156)に敗れ讃岐国に配流、帰京の願いならず、配所で憤死した。崇徳の怨霊はしばしば都に現われて、タタリをなした。しかし明治元年、天皇の命により、讃岐の白峯宮より御所の西の地の白峯神宮に迎えられて、ひとまず鎮まった――と、いうことになっていた。いや、崇徳の怨霊は京の町を徘徊していたのだ。それでその後を付いて歩いてゆくと、「見えてきたもの」がある。京の怨霊ネットワークである。崇徳の怨霊が化した魔王・天狗とともに、イナリ・エビス・セイメイ(安倍晴明)等の裏の顔。松尾大明神に空也上人――神と仏が作り出す奇なる世界。この京都の異界が一番よく見える「時代」がある。中世である。歴史も伝承も包みこんで、京の中世は、京都の真の姿を語る。雅と死、花と葬地、怨霊と御霊、惨殺と鎮魂、天皇と乞食(こつじき)――「正」と「負」の京の仕組み。パズルのように「事」と「物」をきれいに合わせて、美しい表面を作り出した京都。しかしまるで死んだはずの木の根が動き始め、大いなる力でコンクリートを割って地表に顔を出すように、京の「負」の影は現代の日常の中にも不意に顔を出す。ここにも、そしてあそこにも……。本書は、怨霊を案内人として京を歩く。(「はじめに」より)
  • 「国境なき医師団」になろう!
    値引きあり
    3.8
    誰かのために、世界のために、何かしたい。――でも、どうやって?「国境なき医師団」で働くのは医師や看護師だけではない! ハイチ、ギリシャ、フィリピン、ウガンダ、南スーダンをめぐる現地ルポと日本人スタッフへのインタビューで迫る、「人道主義」の最前線。 * * *MSFってどんな組織? どんな人が働いているの?どこに派遣されるの? 危なくないの?給料はどれくらい? …私でもなれるの?知っているようで知らないMSFのリアルを、稀代のクリエーターが徹底取材で明らかに! * * *[目次]はじめに第一章 「国境なき医師団」ってどんな組織?第二章 MSF日本インタビュー1 アドミニストレーター ロジスティシャン 人事部リクルートメントオフィサー第三章 現地ルポ1 ハイチ ギリシャ フィリピン第四章 MSF日本インタビュー2 国境なき医師団日本会長 活動責任者 ファンドレイジング部ディレクター+シニア・オフィサー第五章 現地ルポ2 ウガンダ 南スーダンおわりに
  • 地獄めぐり
    値引きあり
    3.6
    これでいつ堕ちても安心!?「地獄の沙汰も金次第」というのは本当!?よくわかる【地獄の歩き方】!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・著者によると、大学で美術史の講義をしていると、風景画についてよりも、肖像画についてよりも、地獄絵をテーマにしたとき、学生たちはなによりまじめに耳を傾けてくれるといい、これは市民講座等でも同様のことがいえるという。なぜ、人は地獄に惹かれるのか。死の山、三途の川、賽の河原、閻魔王との対面、善悪所行の記録文書、判決、数々の責め苦、……。地下8階建てビルのような構造の地獄を訪ね歩き、厳格な文書行政組織・閻魔王庁の実像に迫り、「怖いもの見たさ」の正体を探ってみると、じつは、地獄は「暴力」と「エロス」の欲動に満ちた世界だった!はたして、もともと除病延命をかなえてくれる柔和な「閻魔天」は、いったいいつ、地獄を統括する威嚇的な「閻魔王」へと変貌したのか。なぜ慈悲深いはずの仏たちが、地獄を征服するべく攻撃を開始したのか。敗戦国・地獄が、戦勝国・浄土から求められた多額の戦争賠償金をまかなうためにとられた、涙ぐましいまでの緊縮財政策とは!?そもそも、地獄はどこにあり、閻魔とはいったい誰なのか――。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ、まさか自分が地獄に堕ちる? そんなことはないハズ。いや待てよ。ウソ、不倫、暴飲……もしかしたら……。そんな「心当たり」のあるあなたに贈る、いざという時に役立つ(かもしれない)「地獄のガイドブック」。地獄から生還した人たちの"証言"も収録!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【本書のおもな内容】第1章 地獄の誘惑「暴力」と「エロス」の世界/私たちは地獄に堕ちる ほか第2章 地獄へ旅立つ生から死へ/死の山/三途の川/賽の河原 ほか第3章 地獄をめぐる地獄の場所と構造/互いに敵対心を抱く亡者 ほか第4章 閻魔王の裁き閻魔とは誰か/閻魔天から閻魔王へ ほか第5章 地獄絵を観た人たち菅原道真/清少納言/西行/後白河法皇 ほか第6章 地獄からの生還者たち臨死体験と社寺縁起/狛行光/白杖童子 ほか第7章 地獄の衰退と復興地獄を征服する仏たち/地獄の沙汰も金次第 ほか
  • 進化する形 進化発生学入門
    値引きあり
    -
    なぜ生物は、多様な形をしているのか? その一方で、ペガサスやキングギドラのような、通常の形から逸脱した「怪物」は、なぜ現実には存在しないのか? その謎を解く鍵はゲノムにある。現代科学の最もホットな分野の1つである進化発生学の世界を、最先端の研究者がわかりやすく解説する。生物進化のメカニズムがわかる!!
  • なぜヒトは学ぶのか 教育を生物学的に考える
    値引きあり
    4.1
    私たちが学校や学校以外のさまざまな機会を通じて学習しなければならないのは、頭をよくするためでもなければ、成績を上げてよい学校に進学するためでもなければ、豊かな生活をするためでもありません。「教育」や「学習」には、進化学的で生物学的な理由があるんです。人間にとって「学ぶ」とはどういう意味があるのでしょうか?最新の進化学・遺伝学・脳科学の知見を参考にしながら、一緒に考えていきましょう。
  • 大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済
    値引きあり
    4.3
    海外の研究者が「世界初の先物取引市場」と評価する江戸時代、大坂堂島の米市場。米を証券化した「米切手」が、現在の証券市場と同じように、「米切手」の先物取引という、まったくヴァーチャルな売り買いとして、まさに生き馬の目を抜くかのごとき大坂商人たちの手で行われていた。このしばしば暴走を繰り返すマーケットに江戸幕府はいかに対処したのか? 大坂堂島を舞台にした江戸時代の「資本主義」の実体を始めて本格的に活写
  • 新・日本の階級社会
    値引きあり
    3.8
    新自由主義の台頭で日本社会に格差が定着した。非正規労働者層が誕生し、人口の三割が経済的理由から家庭を持つことができないという、膨大な貧困層を形成した。人々は格差の存在をはっきりと感じ、豊かな人々は豊かさを、貧しい人々は貧しさをそれぞれに自覚しながら日々を送る。豊かさの程度によって日本はすでに分断され、「新しい階級社会」が成立しているのだ。最新の調査データが物語る、現代日本の恐るべき現実!!
  • はじめてのラテン語
    値引きあり
    4.3
    あのローマ帝国を統べた共通語・ラテン語は、今なお欧米諸語の中にこんなにも生きている。ABC(アーベーケー)から文法まで、やさしく明快な入門・決定版!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 縄文の思想
    値引きあり
    4.5
    縄文人のリアルな思想、彼らの他界観や世界観など生き方を律した思想が、海辺や北海道、南島という日本列島の周縁に生きた人びとの、弥生時代以降の歴史に光を当てることで明らかに。縄文は単なる失われた過去ではなく、周縁の人びとの生を律する思想として、上記の人びとのなかに脈々と生き続けてきた。考古学、神話学、民俗学を綜合し、もうひとつの日本列島人の歴史を描くこれまでにない縄文論。
  • 人生に意味はあるか
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    3.7
    本気で考え始めると、抜け出られなくなってしまいそうで、何となく、怖い。そんな気がして、あまり考えないようにしてきた、という方も、少なくないようです。……そんなあなたがこの問題について真剣に考え抜き、そして、心の底から納得できる「人生のほんとうの意味と目的」を探し求める旅に出るための、ガイドブックのような本です。――<本文より>
  • 皇軍兵士の日常生活
    値引きあり
    3.6
    戦争は本当に日本社会を公平化したのか? 昇進につきまとう学歴という壁。食糧をめぐる将校と兵の違い。兵士への応召手当をめぐる格差――。戦時下、不公平を強いられた「皇軍」兵士と家族の群像を描く。 第1章 「皇軍」兵士はこうして作られる / 第2章 軍隊での生き方 / 第3章 兵士と家族――戦争の「不公平」 / 第4章 「戦死の伝えられ方」をめぐって
  • 漢字と日本語
    値引きあり
    4.0
    「外来語」はいつからあるのか?「復原」と「復元」、「降伏」と「降服」のちがいは?「空巣」の意味は、年寄りだけの家!?「健康」「積極」「場合」は中国が日本から取り入れた外来語だった。俗字、異体字、略字の由来は?読んだその日からつい誰かに話したくなる漢字雑学の数々。中国文学者が漢字と日本語の面白さを洒脱に書き下ろしたPR誌「本」の人気連載、新書化第二弾!
  • 警察捜査の正体
    値引きあり
    3.8
    「このままでは警察国家が復活しかねない、市民はとにかく自衛するしかない」北海道警の方面本部長を務め、2004年に「警察幹部の裏金」を告発した著者が危惧するのは、警察の捜査権限が拡大しつつあること。治安維持という錦の御旗のもと、刑事訴訟法改正で司法取引の導入、通信傍受対象の拡大が進み、新しい科学捜査が次々導入される。だが法律に照らすと、あまりにも「グレーゾーン」が多いのが警察捜査の正体だ。
  • 日本のロック名盤ベスト100
    値引きあり
    3.3
    本邦初!これが真のオールタイム・ベストだ!日本のロック「オールタイム・ベスト」1位~100位を、著者独自の「五つの指標」と「レコードじゃんけん」で完全ランキング。5位は矢沢永吉『ゴールドラッシュ』、4位はイエロー・マジック・オーケストラ『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』、3位はザ・ブルーハーツ『ザ・ブルーハーツ』、2位はRCサクセション『ラプソディー』・・・・・・栄光の1位に輝いた名盤とは!? (講談社現代新書)
  • 商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史
    値引きあり
    3.9
    「安くて便利で消費者のため」のその先は? 百貨店、地方と都会、戦前の通販の黄金時代、商店街と地域、スーパーと消費者革命、家族経営が基本の、日本型コンビニの誕生と進化。1900年代から現代まで、日本人の買い物の歴史から考える。(講談社現代新書)
  • アイヌ学入門
    値引きあり
    4.1
    海を渡り北方世界と日本を繋ぐ大交易民族としてのアイヌ。中国王朝と戦うアイヌ。従来のステレオタイプを覆し、ダイナミックに外の世界と繋がった「海のノマド」としてのアイヌ像を様々なトピックから提示する。(講談社現代新書)
  • ニッポンの裁判
    値引きあり
    3.9
    冤罪連発の刑事訴訟、人権無視の国策捜査、政治家や権力におもねる名誉毀損訴訟、すべては予定調和の原発訴訟、住民や国民の権利など一顧だにしない住民訴訟、嗚呼(ああ)! 日本の裁判はかくも凄まじく劣化していた・・・。ベストセラー『絶望の裁判所』の瀬木比呂志教授が、中世なみの「ニッポンの裁判」の真相と深層を徹底的に暴く衝撃作! 裁判の「表裏」を知り抜いた元エリート裁判官による前代未聞の判例解説に法曹界騒然! (講談社現代新書)
  • 闘うための哲学書
    値引きあり
    4.0
    プラトン、アリストテレス、デカルト、ルソー、ヘーゲル、ウェーバー、ハイデッガー、アーレント、サルトル、ストロース、ロールズ、福澤諭吉、西田幾多郎……。古今東西の古典をどう読むか。1970年生まれの行動する哲学者ふたりが、22冊の古典を前に、そのおもしろさ、奥深さを語り尽くす。知的興奮必至の知の入門書。
  • 愛と暴力の戦後とその後
    値引きあり
    4.1
    なぜ、私たちはこんなに歴史と切れているのか? あの敗戦、新憲法、安保闘争、バブル、オウム事件、そして3・11……。〈知っているつもり〉をやめて、虚心に問うてみたら、次から次へと驚きの発見が噴出! 『東京プリズン』の作家が、自らの実体験と戦後日本史を接続させて、この国の〈語りえないもの〉を語る。(講談社現代新書)
  • フルーツひとつばなし おいしい果実たちの「秘密」
    値引きあり
    3.8
    単に空腹を満たす食べ物としてだけでなく、健康を守るふしぎな力を宿しているフルーツ。しかし、現代人の多くは、その効用や魅力については無知である。本書は、何気なく口にしているフルーツの品種、効用、果実生成のしくみ、品種改良など広範な知識を網羅した、現代人のための『フルーツの教科書』というべき作品。「ミスター植物学」として知られる田中修・甲南大教授が、フルーツの面白知識を軽妙な文章で巧みに解説する。(講談社現代新書)
  • 分類思考の世界 なぜヒトは万物を「種」に分けるのか
    値引きあり
    3.4
    生物の「種」って何? それは実在するか? 生物分類学の歴史は2000年に及ぶ。その知的格闘を平易に跡づけ、「種」をめぐる最も素朴で根本的な疑問を考える。前作『系統樹思考の世界』と対をなす怪著! (講談社現代新書)
  • 系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに
    値引きあり
    3.8
    多様なものをいかに整理し、体系づけるか? 進化するのは生物だけじゃない。言語、車、蕎麦屋……系譜・系図はあまねく広がっている。祖先-子孫の由来をどう推定するか。その方法論と考え方を平易に解説! (講談社現代新書)
  • 戦争の日本近現代史 東大式レッスン! 征韓論から太平洋戦争まで
    値引きあり
    4.0
    日本はなぜ太平洋戦争に突入していったのか。為政者はどんな理屈で戦争への道筋をつくり、国民はどんな感覚で参戦を納得し支持したのか。気鋭の学者が日清戦争以降の「戦争の論理」を解明した画期的日本論! (講談社現代新書)
  • はじめての言語ゲーム
    値引きあり
    3.8
    もっともわかりやすいヴィトゲンシュタイン入門書。世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論はいかに生まれ、どんな思想か? 『はじめての構造主義』著者による、きわめて平易な哲学入門です。(講談社現代新書)
  • 今こそマルクスを読み返す
    値引きあり
    3.5
    マルクスは人間や社会や歴史をどうとらえ、『資本論』で何を語り、近代資本主義の未来をどのように予見したのか? 今やマルクス主義は本当にもう無効になってしまったのだろうか? 20世紀世界の根幹的思想を、独自の視点と平明な言葉で掘り返し、脱近代への発展的継承を試みる。(講談社現代新書)
  • 弁証法はどういう科学か
    値引きあり
    3.7
    弁証法は、社会の原理を鋭利にそして的確に解明していく。矛盾とは? 否定の否定とは? ……難解といわれがちな唯物弁証法。本書では、科学的研究の武器として弁証法を捉え、かつ、身近な話題を例にとりながら、平易に解説し、その核心をつく。(講談社現代新書)
  • ラカンの精神分析
    値引きあり
    4.0
    フロイトを再発見した独自の思想を読み解く対象aは黄金数である――ラカン晩年の言葉を手がかりに辿る構造主義精神分析の本質とその人生の軌跡。ある数式に象徴される主体と言語の存在構造を鮮やかに描く。(講談社現代新書)
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性
    値引きあり
    4.2
    人間の愛は「不合理」なもの? 自由だと勝手に信じている人間が実際には「不自由」? なぜ人間は生まれて死ななければならないという「不条理」に遭遇しているのか? そもそも、人間とは何か……? 「行為」「意志」「存在」の限界をテーマに、行動経済学者や認知科学者、進化論者、実存主義者など多様な分野の学者にカント主義者や急進的フェミニスト、会社員、運動選手、大学生も加わり、楽しく深く広い議論を繰り広げる。
  • 自由とは何か 「自己責任論」から「理由なき殺人」まで
    値引きあり
    4.2
    「自由に倦んだ」時代に問う、渾身の論考! 自己責任や援助交際、殺人を巡る議論など、自由にまつわる問題に様々な角度から切り込み、現代社会・思想が陥っている「自由のジレンマ」を乗り越える方法を探る。(講談社現代新書)
  • 科学する麻雀
    値引きあり
    3.9
    従来の麻雀観を根底から覆す数理的戦術書。「状況」や「流れ」を根拠にした曖昧な打ち方は思考停止にすぎなかった。膨大なデータを解析し「ここではこう打つ」という解に可能な限り近づく史上初の試み。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 (講談社現代新書)
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性
    値引きあり
    4.0
    我々が信じる合理的選択、科学的認識、論理的思考は、絶対的なものではない! 世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。
  • ふしぎなキリスト教
    値引きあり
    4.2
    【新書大賞2012大賞】 キリスト教がわからないと、現代日本社会もわからない――。キリスト教のすべてがわかる決定版入門書! なぜ神が一つなのか? 預言者とは何者か? イエスは神なのか人なのか? 聖書は誰が書いたか? 知っているつもりで実は知らないキリスト教の謎を解く。日本を代表する二人の社会学者が徹底対論! (講談社現代新書)
  • 「神道」の虚像と実像
    値引きあり
    3.8
    太古からの民族の信仰? それは幻想にすぎない。律令国家の形成、中世の動乱、西欧の衝撃……。危機に直面するたび「太古からおのずからある」ものとしてつくられた「こころの形」。現代の日本人をも捕らえて放さない幻想を打ち砕く。
  • ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い
    値引きあり
    4.0
    30年代の「世界恐慌」。その原因や対処法をめぐりケインズとハイエクは論争を繰り返した。リーマンショック後の「世界的経済危機」の核心を探るため、経済学史に偉大な足跡を残した知の巨人の共通認識と対立点を徹底比較する。資本主義に社会主義的な計画経済を導入したケインズ、自由主義経済の擁護者ハイエク。「貨幣・価格・生産」「慣行と模倣」「便宜と法」などの論争は現代的示唆に富む。
  • 戦争特派員は見た 知られざる日本軍の現実
    値引きあり
    3.0
    「状況芳しくなく、腹は決まっています」 「これが最後の通信になるかもしれません」 「足の悪い者や病人は濁流の中に呑まれて行く」 最前線、爆弾投下、連絡員の死、検閲…… 何が写され、何が写されなかったのか? 兵士からは見えなかった〈もうひとつの戦場〉 「太平洋戦争勃発の際、ハワイでの奇襲攻撃は知っていても、その数時間前に日本軍の銀輪部隊(自転車部隊)がマレー半島を南下し、戦争勃発の引き金となった事実は、少なくとも日本では風化された記憶になっている。 一方で、戦争の被害を被ったマレーシアやシンガポールでは、こうした戦争の記憶は、学校や博物館だけでなく、家庭内でも継承され続けている。戦争に関する記憶のギャップは著しい。 世界で戦争や紛争が続く中、私たちにとって「戦後」とは何なのだろうか。 果たして、戦争の記憶を継承することはできるのか。 特派員たちは現場で何を見たのか。 ひとりひとりの仕事と人生を追うことで、知られざる「戦争の実態」が見えてくる」――「プロローグ」より 【目次】 第一章 戦争は報道を変えたか 第二章 特派員の叫びは新聞社首脳の耳に届いたか 第三章 戦時下中国で記者が取材したこととは? 第四章 帝国日本の周縁で何が起きていたか 第五章 南方で軍と新聞社は何をしていたのか 第六章 「不許可」写真は何を写していたか/写していなかったか
  • 物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために
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    3.9
    物語はなぜ苦しいのか?「物語」が過剰に要求される現代社会で、「人生とはかくあるべきだ」という押しつけに抗う。 新進気鋭の美学者による「次世代の哲学」。 【推薦の声、続々!】 〇永井玲衣氏(哲学者・『水中の哲学者たち』『世界の適切な保存』) わたしたちは何のために哲学するのか。 それは、もっと世界に出会うため、もっと広々とした場所に行くため、もっと可能性にめまいをおぼえるためなのかもしれない。難波さんは、考えれば考えるほど、自由になっていくみたいだ。 〇田村正資氏(哲学者・『問いが世界をつくりだす』「あいまいな世界の愛し方」『群像』) ずっと、アイデンティンティを見つけなければと思っていた。 でも、アイデンティティという名の物語に囚われていただけだったのかもしれない。難波さんの本はそんな僕に「世界を見くびるな。そこから出てこい!」と語りかけてくれる。 【抜粋】 清涼飲料水の広告の少女はいつもドラマティックな青春を謳歌しているし、「推し」はファンの期待した筋書きどおりに振る舞うし、就活面接では挫折経験を「美談」として語らねばならない。 私は端的にこう思う。何かがおかしい、と。 人々はあまりにも強い物語の引力に引き寄せられて、もはや物語に支配されつつあるのではないか、と私は危惧し始めた。 だから、私はこれから、物語に対抗したいと思う。何かしらの物語が私たちの幸福を奪うのだとしたら、もはやそんな物語は廃棄されるべきだろう。私はよき物語を愛している。それゆえ、物語を批判したいと思う。愛するということは、支配されるわけでもなく、支配するわけでもなく、独特のバランスのなかで惹かれ合い、反発し合うことなのだと考えている。 第一部の「物語篇」では、物語化の持つ魔力と危うさを論じていく。第二部の「探究篇」では、物語の危険を避け、物語を相対化できるような思考を「遊び」を手がかりに探索していこう。その中で、改めて物語との向き合い方がみえてくるはずだ。 物語化批判、そして、遊びの哲学を始めよう。 【内容紹介】 〇 誤解を生む「自分語り」(第1章 物語批判の哲学) 〇「感情的だ!」という批判をする人こそ、実はもっとも「感情的」(同上) 〇 アイデンティティは服のように「着替えられる」(同上) 〇 人生を「攻略」しようとする人が陥る「視野狭窄」(第2章 ゲーム批判の哲学) 〇 なぜ人は「考察」と「陰謀論」にハマってしまうのか(第3章 パズル批判の哲学) 〇 真のギャンブラーが欲しいのは「お金」ではない(第4章 ギャンブル批判の哲学) 〇 残酷だけど創造的な「おもちゃ的生き方」(第5章 おもちゃ批判の哲学)
  • なぜ社会は変わるのか はじめての社会運動論
    値引きあり
    4.0
    社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず「変えた」人たちがいる。 デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。 気鋭の社会学者による、日本初となる社会運動論の入門書! 【目次】 第一章 社会運動とはなにか 第二章 集合行動論  人々は怒り・不平・不満から立ち上がる? 第三章 フリーライダー問題から資源動員論へ  資源と組織が運動を制する 第四章 政治過程論/動員構造論 既存のつながり、政治側の動向、「成功しそう」と思えるかどうか 第五章 政治的機会構造論  政治の側の「聞く耳」を計測する 第六章 フレーム分析  社会運動の「伝え方」と「受け取り方」 第七章 新しい社会運動論  マイノリティによる私的な領域を通じた運動 第八章 社会運動と文化論  資源でも組織でも政治的機会でもなく 第九章 2000年代の社会運動論  MTTの理論と経験運動論 第十章 社会は社会運動であふれている
  • 「あの戦争」は何だったのか
    無料あり
    4.0
    日本はどこで間違えたのか? 掲げた理想はすべて誤りだったのか? 「大東亜」は日本をどう見ていたか? 戦後80年、今こそ問い直す「私たちにとっての戦争」とは。 『「戦前」の正体』の著者が、右でも左でもない「われわれの物語」を編みなおす 現代人のための新・日本近現代史! 「日本の過ちばかりを糾弾することでも、日本の過去を無条件に称賛することでもない。過ちを素直に認めながら、そこに潜んでいた“正しさの可能性”を掘り起こす、言い換えれば「小さく否定し、大きく肯定する」語りを試みることである。それこそが、われわれの未来につながる歴史叙述ではないだろうか。 本書は、そのようにしてあの戦争を現在につながる大きな流れへと接続し、「われわれ」の物語を創出するための試みである。」  ――「はじめに」より 【本書の構成】 はじめに 第一章 あの戦争はいつはじまったのか――幕末までさかのぼるべき? 第二章 日本はどこで間違ったのか――原因は「米英」か「護憲」か 第三章 日本に正義はなかったのか――八紘一宇を読み替える 第四章 現在の「大東亜」は日本をどう見るのか――忘れられた「東条外交」をたどる 第五章 あの戦争はいつ「終わる」のか――小さく否定し大きく肯定する おわりに 【本書の内容】 ●日中戦争を「支那事変」と呼んだ背景 ●「ペリーこそ戦犯」と主張した石原莞爾 ●「アジア・太平洋戦争」か、それとも「大東亜戦争」か ●米英との「協調外交」は可能だったのか ●近衛文麿の「知られざる慧眼」 ●東条英機による「史上初の外遊」 ●「パレンバン奇襲作戦」の真実 ●南京大虐殺記念館の「意外な実態」      ……ほか
  • 思いやりの日本人
    3.3
    あなたの心の軸はなんですか?パフォーマンス学の第一人者による、日本を明るくする「思いやり」再生論。仕事でもプライベートでも私たちが幸せに生きるための鍵、それは忘れていた日本流の思いやり復活にある!思いやりの本質を明らかにし、身につけるべき個人スキルまで丁寧に示す。
  • 日清戦争 「国民」の誕生
    3.0
    日清戦争は近代日本がはじめて経験した大規模な対外戦争でした。それは国民を熱狂させ、国家全体を狂騒の渦に叩き込みながら政治、社会体制のありかたまで変革させた巨大な祝祭だったといえましょう。その過程においてメディアが果たした役割は大きなものでした。というより、この戦争報道のなかで日本のメディアは今日にいたるプロトタイプを形成していくことになります。
  • ぼくも算数が苦手だった
    4.0
    最近では計算スピードに重点を置いた算数教育が行われることも多いが、そうした機械的な問題の解き方しか習っていない人は数学的な思考法が備わっていないために、レベルが高くなってくると必ずどこかでつまづいてしまう。全体を1とする意味や、0の概念、素数、面積の導入法、グラフを書く意味など数学の基本的な考え方、数学が得意になるためのエッセンスを、著者の幼い頃のエピソードとともに紹介。
  • 法律より怖い「会社の掟」
    3.5
    昨今、さまざまな大企業の不祥事が世間を騒がせます。そのたびにマスコミに糾弾され、おわびの会見が開かれ、「コンプライアンスを遵守します」と頭を下げるトップの姿がまさに儀式のように展開されます。そしてまた次の企業が……。なぜ大企業の不祥事が続くのでしょうか? 本書では日本企業のCSRの実態をよく知る著者が、不祥事の背景となっている日本社会と企業の組織文化にまで踏み込み、その原因を解き明かします。
  • 漢字を楽しむ
    3.7
    私たちの漢字の常識は間違いだらけ!? 「比」の画数は? 「口腔」「垂涎」「憧憬」本来の読みは? 「環」の下をはねると間違い? 漢字の蘊蓄を楽しみながら学べる魅力的な一冊。
  • 句会入門
    3.8
    一人でひねっているだけではなかなか上達しないのが俳句。本気で上達したければ、先生のいる句会に行くのが一番。本書は著者が主宰する句会の実録をもとに、書き下ろしの「句会の心得」を加え、句会とはどういうものか、どうすれば句がもっとよくなるかを具体的に解説。これから句会に行きたい人、必読。すでに参加している人は、自分の句会を見直すいい機会に。ちょっとのぞいてみたい人にも楽しめる「読む句会」。
  • 宗教VS.国家 フランス<政教分離>と市民の誕生
    3.9
    共和国はなぜ十字架を排除したのか? 権力をめぐって対峙するカトリック教会と<共和派>の狭間で、一般市民は、聖職者は、女性たちは何を考え、どう行動したか。『レ・ミゼラブル』などの小説や歴史学文献を読み解きながら、市民社会の成熟してゆくさまを目に見える風景として描き出す。
  • 茶人たちの日本文化史
    3.0
    コーヒーと並び世界中で愛飲される嗜好品・茶。数千年前、中国南部からインド北部にはじまった飲茶風習は、多様な受容の形をとって世界各地に広まり、それぞれの国・地域に多彩な茶文化を開花させた。そしてそれは、日本では茶の湯として結実した――。ともすれば茶の湯に偏りがちだった従来の茶文化観を排し、日本の歴史・日本文化の中での位置づけを意識しながら綴る、千年にわたり茶人たちが織りなしてきた茶文化の物語。
  • 物理学者、ゴミと闘う
    3.5
    地球環境の「基本的しくみ」とは? 地域の「つながり」の活かし方とは? 市民運動に立ち上がった科学者がわかりやすく説く「ゴミ問題解決法」。 ●物理学の基本法則は警告する! ●「戦略10訓」から「もったいない10訓」へ ●生命を宿す星、地球のしくみ ●「美しい国」の国策はゴミ産業の興隆なのか!? ●対立から協働へ――今こそ市民の出番!
  • 社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム
    3.5
    ネット論壇とマスコミの共犯関係、ゲーム的な身体的快楽と新しい社会運動、お笑いの変化と私たちの日常の「振る舞い」の関係とは? メディア環境の激変は、私たちの"身体"をどのように作り替え続けているのか? 気鋭の批評家が2000年代の日本社会を描く画期的評論!
  • 異常とは何か
    3.9
    「異常」「正常」という言葉を、我々は日常的に使っています。かつ、精神の異常と正常の区別も、線引きできるものだと当たり前に考えます。たとえば、統合失調症の患者や、認知症の老人に対して、「正常な感覚を失っている」「異常な世界を見ている」と認識します。しかし、それは「普遍的な真理」なのでしょうか? 本書では異常と正常の線引きがいかになされてきたのか、日本と西洋の古代までさかのぼって検証します。
  • パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相
    4.0
    パールは東京裁判を「政治」と見抜き、「A級戦犯全員無罪」を主張した。欧米の帝国主義・人種差別・原爆投下も徹底批判、この文書は日本人に何を問いかけるのか? 右も左も注目する論点を対論で検証、 自称保守派の訪哲学の乱れを正す。
  • 予習という病
    3.6
    一見、よいことが社会を毒することもある。子ども達のいちばん近くにいる塾だからこそ見える真実。あえていおう、予習は病気だ! 親の□いアタマを○くする、目からウロコの快著。
  • 自立が苦手な人へ 福沢諭吉と夏目漱石に学ぶ
    3.8
    ワーキングプア、格差拡大、正社員の過重労働、リストラ不安、税・社会保障費の負担増など、日本人の「不安」は、近年、ますます増大し、多様化している。そして、若者から高齢者まで身を寄せ合い、息を詰めるように暮らしているのが、日本人の現状だ。「自立」できない…、多くの日本人が抱えている本質的な問題といえよう。こうした日本人の悩みを近代日本の始まりから学び直し、緩やかにときほぐすことが本書の主題である。
  • 甲骨文字の読み方
    3.8
    三千年前の中国古代王朝・殷の社会を今に伝える甲骨文字。牛の肩甲骨や亀の甲羅に刻まれた、三千年以上昔の文字は、なにを伝えようとしているのでしょうか。文字の解読から文章の読み方まで、豊富な問題に平易かつ丁寧な解説を施した、本邦初の甲骨文字の入門書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 「あなた」の哲学
    5.0
    この本はおそらく日本ではじめての「あなた」論です。少なくとも日本語で書かれた「あなた」についてのたぶん唯一の、最初の徹底した考察でありましょう。ギリシア以来、哲学は「わたし」を問い続ける反面で、とても大事なものを取りこぼしてしまいました。それが「他者」ではない「あなた」を考察することで見えてきます。
  • キャラ化するニッポン
    3.6
    「萌え」にはじまり、日本のキャラ化は進化するばかりである。現在ではコスプレ系ひとつとってみてもオタク・コスプレイヤー・ニート・引きこもり・ロリコンなどキャラの多様化はめざましい。懐かしいマンガやアニメのキャラクターからはじまり、ディズニーやキティなどキャラクター商品を80%以上の日本人が所有している。そして、あらためて驚くのは大人の所有率の高さだ──。
  • 脳のなかの身体 認知運動療法の挑戦
    4.0
    リハビリテーションに奇跡はない、しかし進歩はある──「この手足はなぜ動かないのか」。身体にのみ目を向けた旧来の運動療法は、脳卒中片麻痺患者の回復への期待に応えることができず、敗北を重ねてきた。損傷しているのが神経回路網なら、治療すべきは脳であり、「中枢神経系」の再生をはかるべきである。イタリアで産声をあげた認知運動療法の確かな歩みは、ここに始まった。すべては人間再生のために。
  • 天智と持統
    3.3
    持統天皇はなぜ夫・天武天皇よりも亡父・天智天皇を称揚したのか? 『日本書紀』は大化の改新、壬申の乱をどう描いたのか? 蘇我親子を滅ぼした英雄。律令制の創設者。武と文の二つの天智天皇像はなぜ生まれたか? 激動する七世紀、古代律令制国家誕生までの道を検証し、従来の古代史像を塗り替える一冊。
  • 国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策
    4.0
    東日本大震災のような本当の意味での「危機」には、国家が強いリーダーシップを発揮し、国民が団結をして行動することにより生み出される「国力」が求められている。そして「危機」は自然災害や事故に限らない。金融市場の崩壊やデフレ不況という経済危機も、克服しなければならない「危機」である。本書は「国力」の重要性と、豊かな経済社会を取り戻すための経済ナショナリズムの有効性を説く。
  • グレートジンバブウェ
    -
    グレートジンバブウェの石壁は、蛇のように曲がりくねりながら、多数の入り組んだ空間を作りだしている。直線や直角を嫌い、規則とか定型の類を退けるその姿は、思わずポストモダンと形容したくなるほど、乱雑、気まぐれ、あいまいであって、かつまた、のびやかで優雅な雰囲気をたたえている。(中略)個人の居住空間のかたちは、内部分割に適した四角形になるという必然から自由である。――本書より
  • 漱石と三人の読者
    3.6
    漱石がわかる。小説がわかる。近代がわかる――画期的な文学入門書の登場! 漱石の作家活動とは読者との闘争だった! 新聞小説の読者である大衆をどう喜ばせるか。本郷文化人に自らの小説観をいかに伝えるか。漱石は作品ごとに大胆な実験を次々と行なった──。
  • 幕臣たちの明治維新
    3.5
    「賊軍」の烙印をおされた徳川家臣団3万人はどこへ消えたのか? 敗者たちは激動の時代をどう生きたのか――大リストラの実態から、失敗だらけの商人デビュー、静岡での茶畑開墾まで、語られなかった歴史の深層を明かす。
  • 人間関係のレッスン
    3.6
    本書は、サラリーマン経験を経てカウンセラーになった著者が、ほんとうの自分の感情や自分らしさを見つけることで、新しい人間関係をつくっていく方法を、やさしく、わかりやすく語る一冊。人間関係のなかで大きなダメージとなるモラルハラスメントについても、即使える対処法をアドバイスします。
  • ほんとうの親鸞
    4.0
    京都の貴族日野家に生まれた親鸞は、生涯の師法然に出会い、他力の信仰へと導かれる。妻帯者としての苦悩、息子との義絶などを通して、ただ法然の教えと生きる姿勢に忠実に信仰の道を貫いた宗教家親鸞。生涯弟子をとらないと言っていた親鸞だが、東国では信徒集団ができる。信徒集団が「人間としての親鸞」に強く惹かれ、救いを求め宗祖として厚く帰依していく。浄土真宗はそうして生まれ、親鸞は日本人の精神の救いとなった。
  • だまされない〈議論力〉
    3.8
    議論が難しく見えるのは、その仕組みや組み立てをうまく整理できず、表面の表現に惑わされるためだ。……議論は漫画やテレビとは違い、接してさえいれば自然にその面白さに浸れるというモノではない。読むほう・聞くほうも積極的に関わらなければ面白くない。逆に言うと、一定のテクニックを持つ者にしかアクセスできないが、それが持てれば一挙に広大な世界が開ける。――<本文より>
  • 邪馬台国をとらえなおす
    4.0
    邪馬台国の場所と範囲を考えるうえで、もうひとつの視点として筆者が強調しておきたいことは、列島内における古墳出現前夜すなわち弥生時代後期の東国の歴史的展開についてである。二世紀後半から三世紀前半期にかけて、東国各地の日本海沿岸地域と、太平洋岸の広汎な地域内で、土器が激しく移動していることをどうとらえるべきかという問題である――「はじめに」より
  • 〈つながり〉の精神史
    -
    日本で災害が起こりました。遠くの国で災害が起こりました。手元に一万円札があります。どちらに寄付しますか。日本ですか。それは日本人だからですか。知らない国のほうを優先してはいけませんか。日本で災害が起こりました。遠くの国で災害が起こりました。手元に一万円札があります。どちらに寄付しますか。知らない国のほうですか。顔見知りの隣人を助けてはいけませんか。
  • ゴダールと女たち
    3.9
    ジーン・セバーグ、アンナ・カリーナ、アンヌ=マリ・ミエヴィルたち女神との物語から描く著者始めての書き下ろしゴダール論。女に逃げられるという天才的才能を持ち映画の革命的異端児として生きたゴダールの足跡を辿る。
  • うつ病の現在
    4.0
    うつ病は患者100万人の国民病。誰がかかってもおかしくないこのこころの病とどうつきあうか、何を知っておくべきか。現代型うつ病や、従来型のうつ病。そして周辺の病気・双極性障害についても、信濃毎日新聞の医療記者が丹念に取材、うつ病に関して知っておきたいことを読みやすく解説。巻末には野村総一郎氏&鷲塚伸介氏の専門家対談。
  • ストライカーのつくり方 アルゼンチンはなぜ得点を量産できるのか
    3.5
    メッシ、テベス、イグアイン、アグエロ、ミリート……一流たちの原点をさぐる。メッシが変身した瞬間とは? テベスが備える「理想の選手の条件」とは? イグアインの少年時代のシュート練習とは? 現地在住22年の日本人ジャーナリストが、「育成の父」から「未来の逸材」まで、アルゼンチンサッカーの指導現場を徹底取材し、名ストライカー輩出の秘密に迫る。
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術
    3.8
    企画書・稟議書・謝罪文・始末書から小論文・就活の自己アピール文・伝わるメールの書き方まで、具体的に紹介。簡単で確実、「書く技術」を身につける方法ネタは自分で考えない。ゴールは一つに絞る。発問力を忘れない。当たり前のことは言わない覚悟を持つ。要点は3つにまとめる……。誰でも簡単に書ける文章のコツを伝授!
  • インド人の「力」
    3.5
    マイクロソフト、グーグル、ヒューレット・パッカード、マッキンゼー、ゴールドマンサックス、そしてソフトバンク。なぜ、グローバル企業のCEOに続々とインド人が抜擢されるのか? 驚異の二桁暗算術から、英語力、議論力まで、現代インド人に見る、グローバル社会の「常識」。
  • 「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本
    4.3
    「新聞は見出しに目を通すぐらいになった」「食欲が低下して、好物に箸をつけない」「家族との些細なやり取りにイライラする」「朝の身支度にも時間をかけない」……。長時間労働、職場の人間関係からストレスをためこみ、判断力、集中力が低下してしまう脳疲労は、約1000万人の勤労者が陥っているともいわれます。全国初のストレスケア病棟を開設した医師が、ストレスとの原因、対策を説き、現代日本が抱える病理を描きます。
  • アジアの歩き方
    3.8
    大宅賞作家が案内するアジアのおもしろさ。20年あまりにわたりアジアとディープに付き合う著者が、食からはじまり、感覚の違い、日本との関わり、ボーダレス化する今の姿など、アジアの「真実」を浮かび上がらせる。アジアはいつも深くておもしろい!

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