帝国と宗教

帝国と宗教

935円 (税込)

4pt

3.3

ローマ帝国やオスマン帝国、中華帝国やモンゴル帝国にいたるまで、世界の歴史は帝国興亡の軌跡に他ならない。そしてそれは東西の宗教が歩んできた道のりとも重なっている。帝国は領土拡大のため宗教を利用し、宗教は信者獲得のため帝国を利用してきた。「帝国と宗教」という視点から世界史を捉え直す、歴史ファン必読の一冊!

【本書の内容】
第1章 帝国と宗教はどう結びつくのか
第2章 なぜローマ帝国はキリスト教を国教にしたのか
第3章 中華帝国は宗教によって統合されていたのか
第4章 イスラムとモンゴルという二つの帝国
第5章 二つの帝都-ローマとコンスタンティノープル
第6章 オスマン帝国とムガル帝国
第7章 海の帝国から帝国主義へ

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帝国と宗教 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月06日

    帝国主義と密接に関わる宗教。ときに国をまとめ、ときに分裂し支配し支配されてきた歴史。帝国は滅亡しても宗教は世界中に分布し諍いや分断、支配を生んでいる。

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    帝国は領土拡大のため宗教を利用し、宗教は信者獲得のため帝国を利用してきた。本書は、この二つの関係性をかつての帝国を示しながら紐解く。しかし、帝国にも宗教にも内在する「拡大性の本能」は何ゆえか。一人で静かに信仰し、ありのままの領土で満足する国家にはなり得なかったのか。この両者における人間の性欲にも通底...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月01日

    人類がこの2千年足らずの間に複数の帝国を築き、そして滅亡を繰り返したその背景には、宗教の存在が大きく関わっている。日本には神道があり、古くには仏教やキリスト教が外部から入ってきたが、現代社会に至るまで日本の統治に宗教が大きく影響したとは言い難い。日本が海を隔て他国との接点が少なく、侵略されにくい位置...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月29日

     もう少し掘り下げた帝国と宗教の理論があるのかと期待したが、ほとんどの帝国に言及しているので、まとまりがないように感じた。

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