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日本一の「オッサン村」ーー永田町の非常識、政治メディア の実態。
全国紙初の女性政治部長が克明に記す「男社会」のリアル。
なぜ、永田町と政治メディアにオッサンが多いのか?
幾多の「壁」に直面してきた政治記者が男性優位主義の本丸で考えた、日本社会への処方箋。
永田町 「驚きのエピソード」
・総理秘書官の抗議 「首相の重要な外遊に女性記者を同行させるとは何ごとだ!」
・夜回り取材時、議員宿舎のリビングで、いきなり抱きついてきた大物議員
・いつも優しい高齢議員が「少しは休みなさい」と布団を敷き始めた……さて、どうする?
政治記者の「過酷な競争」
・事実無根の告げ口をされ、梶山静六に激怒される 「あんたが漏らしたのかっ!」
・空恐ろしかった一言 「女性で声が一人だけ高いから、懇談の場の空気が乱れるんだよ」
・毎朝の「ハコ乗り」競争、夜の「サシ」取材……入浴時間を削って働く激務の日々
男性でもオッサンでない人たちは大勢いるし、
女性の中にもオッサンになっている人たちはいる。(本書より)
本書の内容
第一章 立ちはだかるオッサン
第二章 ハラスメントの現場
第三章 「女性初」が嫌だった
第四章 女性議員の壁
第五章 壁を壊すには
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Posted by ブクログ
毎日新聞で全国紙初の政治部長となった佐藤千矢子さんの著書。
最初の1-3章は、佐藤さんが自身の経験を中心にどういうところにオッサンの壁(ほぼ無意識に男性優位が構築され、刷り込まれている社会)があり、どういうところに苦労したかという視点が散りばめられている。当然のように存在するセクハラ事例も衝撃的。そんな中で、女性初という称号を嫌いながら、最後は、そうやって女性活躍を普通のものにしていく旗頭になろうと変貌していく。
また、性別を超えて、政治部記者という職業が何をして、日々どういう仕事をしているのかという実情が分かるのも本書の面白い点。
他方、4-5章は、政界への女性進出の課題を皮切りに著者の本件問題についての問題意識が述べられる。
読後感として、1-3章はとても面白かった。4-5章は中々読み進まず。前者は女性政治部記者という記者オリジナルの視点で書かれていたから、後者は新聞やネットでもよく見る主張だったからだろうか。或いは私がオッサン社会に馴染みすぎて違和感があったのか。はてさて。
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