坂野潤治の作品一覧

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2020/09/18更新

ユーザーレビュー

  • 明治憲法史
    15年戦争という概念を否定はしないが、日中戦争が始まるまでは日本には自由主義と民主主義は生きていた。
  • 日本近代史
    幕末から昭和初期までを解説する一冊。
    教科書の年表では1行で述べられる事件・出来事を有機的なものとして関係づけていることに価値がある。

    たとえば、
    板垣退助がうっかり(?)「納税者には政治参加の資格がある」と書いたことが、当時唯一の国税(地租)納税者であった地主層の政治意識を刺激し、開設された国会...続きを読む
  • 明治国家の終焉 ──一九〇〇年体制の崩壊
    桂園時代から第二次大隈内閣までの政治史。「予算問題をめぐる政治対立」に焦点が当てられている。原敬の政治指導が常に盤石というわけではなかった、ということが具体的に理解できた。各章の冒頭に要約がつけられているので、それを理解した上で読み進めていきたい。
  • 日本近代史
    結構分厚い新書ながら一挙に読めて面白い。

    政治の主導権を誰が握るのか、どういった構想が支持を得られるのか、さまざまな政治主体が絡み合う複雑な日本近代史(1857-1937)を改革、革命、建設、運用、再編、危機6段階に分けて叙述され、説得的な説明・解釈がなされている。ただし、これはあくまでも政治史か...続きを読む
  • 明治維新 1858-1881
    明治維新を各藩の「柔構造」で捉え、国際化の成功を能動的な「翻訳的適応」にみる点は自分にとって新たな視点だった。現在に対する示唆としても面白い

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