森口佑介の作品一覧 「森口佑介」の「おさなごころを科学する 進化する乳幼児観」「子どもの発達格差 将来を左右する要因は何か」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 つくられる子どもの性差~「女脳」「男脳」は存在しない~ 3.7 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻946円 (税込) 「女の子はおとなしくていいな~。男児はもう怪獣だから!」――親同士の会話でよく聞くフレーズである。大人は無意識に子どもの性格の原因を性別に求めるが、それは本当に正しい態度なのか。性差についての心理学・脳科学の膨大な先行研究をベースに、子どもの「好みの性差」「空間認知の性差」「言葉の性差」「学力の性差」「攻撃性の性差」「感情の性差」をデータで分析。「男女差の科学」で性差の謎を解く! 試し読み フォロー おさなごころを科学する 進化する乳幼児観 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻2,112円 (税込) 心理学は乳幼児理解をどのように進化させてきたか? 乳幼児とは、どのような存在でしょうか。子どもの豊穣な世界や大人との違いについて、教育者だけでなく文学者から哲学者まで、さまざまに述べてきました。しかし、それらは、子どもの心の世界を客観的に検証したものというより、自分の経験や信条の上に立つ見方であったと言えるでしょう。本書は、人間の心を科学的に検討する発達心理学の視点から、乳幼児の心(おさなごころ)が大人の心とどう異なるのかを、研究の歴史的展開を追いながら、見てゆきます。乳幼児研究の基本をわかりやすく解説しながら、最先端の知見も紹介する、乳幼児心理学を学ぶ入門書としても最適です。しかし入門に止まりません。本書は、乳幼児への見方を一変する読書体験となるかもしれません。 【目次】 はじめに 発達心理学からみた乳幼児観/乳幼児研究の過去と現在、未来をつなぐ 第1部 無能な乳幼児 第1章 無能な乳幼児 遺伝と環境/デカルトの生得観念/白紙としての乳幼児/植物としての乳幼児/進化論と発達心理学/ダーウィンの乳幼児観/遺伝も環境も大事/わが国における乳幼児観/本章のまとめ 第2章 活動的な乳幼児 科学的に観察する/ピアジェ以前の発達心理学/偉大な心理学者ボールドウィン /ピアジェの乳幼児観/ピアジェ理論の肝/段階発達/身体で考える/対象の永続性/A.ノット.Bエラーをめぐる議論/幼児期の自己中心性/中心化/アニミズム、実念論、人工論/批判されるピアジェ/本章のまとめ 第3章 かわいい乳幼児 アタッチメント/乳幼児は積極的に親を求める/アタッチメントの個人差/ベビースキーマ/かわいい乳幼児と不思議な大人の行動/乳幼児は「なぜ」かわいいのか/本章のまとめ 他 【著者】 森口 佑介 京都大学文学研究科 行動文化学専攻行動文化学講座准教授 試し読み フォロー 10代の脳とうまくつきあう ――非認知能力の大事な役割 3.5 ビジネス・経済 / ビジネス教養 1巻880円 (税込) 頭の良さだけで人生の幸福度が決まるわけではない。学力以外の能力も重要だ。目標の達成に関わる「実行機能」や、自信に関わる「自己効力感」など、10代で知っておきたい非認知能力を大解説! 試し読み フォロー 自己制御の発達と支援 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,650円 (税込) 自己制御の能力の発達の仕方や、自己制御に問題を抱えた子どもや大人への支援について、最先端の研究を行っている研究者たちが解説。 試し読み フォロー 子どもの発達格差 将来を左右する要因は何か 4.5 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,200円 (税込) ●自制心・思いやりのある子、ない子……なぜ今、二極化? ●子どもの将来に影響を与える「発達格差」の実態とは? ●最新の発達心理学が明かす「現代の子どもたちのリアルな姿」 今、子どもたちの間に「ある格差」が生まれている。目標に向けて自分を制御する力「実行機能」や、他者を思いやる力「向社会的行動」の格差だ。これは子どもたちが、「目の前のことを優先し、今を生きる」傾向にあるか、「将来に備え、未来に向かう」傾向にあるか、幼児期から二極化する現実を示している。さらに、これらの能力が低い子どもは、将来的に健康や経済面で不利になる可能性が高く、逆に高い子どもは、有利になる可能性が高いと言う。本書では、子どもの将来に影響を与えるこれらの能力の発達に見られる格差を「発達格差」と名付け、その実態および改善策を紹介する。子育てに悩むすべての親、教育関係者、必読の書! 試し読み フォロー 自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学 3.9 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻935円 (税込) 「自分をコントロールする力」が人生の成功を左右する! 近年にわかに注目を集める「非認知スキル」。そのなかでもとりわけ「自分をコントロールする力(実行機能)」は、どうやら学校の成績や仕事の業績、そして将来の健康をも大きく規定するようです。 果たしてその能力は、どのようにして身につくのでしょうか。あるいはどんなときに働かなくなるのでしょうか。発達心理学の最新知見から、その育て方・鍛え方を大公開します。 ――― 「非認知スキルがIQより大事って本当?」 「がまんが苦手な子どもの将来はどうなるの?」 「親の貧困や虐待は子どもにどんな影響を与えるの?」 「YouTubeを子どもに見せるのはやっぱりダメ?」 「理想の子育てって?」 「大人でも鍛えられるの?」 ……いま大注目の「非認知スキル」にかかわる”そもそも”の疑問に、最新の科学が丁寧に答えます! * * * [目次] はじめに 第1章 実行機能とは? 第2章 自分をコントロールすることの重要性 第3章 実行機能の育ち方 第4章 自分をコントロールする仕組み 第5章 岐路となる青年期 第6章 実行機能の育て方 第7章 実行機能の鍛え方 第8章 非認知スキルを見つめて おわりに 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 森口佑介の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> つくられる子どもの性差~「女脳」「男脳」は存在しない~ ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.7 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 性差は、かなり生得的ではない。むしろ養育者のステレオタイプが子供に内面化されるという構造が科学的に説明されている。ジェンダーがどのようにできあがるのか、見えてきた。 0 2025年07月05日 10代の脳とうまくつきあう ――非認知能力の大事な役割 ビジネス・経済 / ビジネス教養 3.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 非認知能力とは、目標を達成する力、他人と付き合う力、感情を調整する力の3つであるとし、それを身につけるためにどのようにするか、10代にわかりやすく示している。 0 2024年04月28日 子どもの発達格差 将来を左右する要因は何か 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.5 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 中盤は専門用語が多く読みにくかったが、各章の最後にまとめがあり、さらに第9章でも全体の要約が挿入されていたのでわかりやすかった。巷で非認知能力が大事と持て囃されているが、実態は曖昧で人によって解釈が異なること。「未来に向かう」子どもより「今を生きる」子どもは貧困家庭に多く、他者との信頼関係が築けていないケースが多いこと。幼児期と成人期だけでなく青年期にも着目し言及されていることなど、興味深く読めた。特にモンテッソーリ教育の影響をみた研究にびっくり。感情をコントロールする力に差はなかったらしい。 0 2023年12月06日 子どもの発達格差 将来を左右する要因は何か 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.5 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 「未来に向かう」こども、「今を生きる」こども、もちろん未来に向かう子供の方が望ましいのだろうが、毎日を生き抜くことで必死な子供は、今を生きるしか、ない。この格差を埋めるのは、最終的には、やはり、育つ環境を整えてあげるしかない。その環境をつくるのは、その子供が生まれる前から、養育者となる人間が、どう生きていくかを考えてもらうこと。そのために、自分が今まで行ってきた「ライフスキル」を義務教育の段階で身につけてもらう、ということが大切だと思わされる。このことを、大人たちに知ってもらうように頑張っていくしかない。 0 2023年01月03日 自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.9 (20) カート 試し読み Posted by ブクログ 自分をコントロールする力、実行機能についてわかりやすく書かれていて非常に面白かった。ネグレクトの悪影響については読んでいて暗い気持ちになった 1 実行機能とは? 2 自分をコントロールすることの重要性 3 実行機能の育ち方 4 自分をコントロールする仕組み 5 岐路となる青年期 6 実行機能の育て方 7 実行機能の鍛え方 8 非認知スキルを見つめて 0 2022年10月19日