作品一覧

  • まだ間に合う 元駐米大使の置き土産
    4.3
    1巻935円 (税込)
    推薦のことば YOSHIKIさん 「X JAPANのXは、無限の可能性。 だから『チャンスは誰にでもある』という藤崎さんの本に心から共感」 佐藤可士和さん 「読むと勇気が湧いてくる。 人生のリ・デザインの実践的アドバイス」 人生に「もう遅すぎる」はありません――。 次世代への直球アドバイス! 元駐米大使にして、現在は教育者としても活躍する著者が語る、学生時代・社会人・国際人の心得。 主な内容 1 人生のデッサンは自分で ●時間のモノサシと場所のモノサシ ●時間管理を覚える ●役に立つ勉強は ●選択肢を考える練習 ●ほれる仕事を選ぶ 2 社会人 入門から卒業 ●スタートは大事 ●外交官直伝! 記録とりの極意 ●組織への忠誠心はほどほどに ●思い込まずに「ちょっと待てよ」 ●危機に直面したとき ●社会人の「アイウエオ」 ●経験は勘の母 ●退職――OB入門 3 国際社会に出る ●一度は井戸から出てみる ●めざす英語のレベルと訓練法 ●PRマンにはなるな ●会議の発言「引用されてナンボ」 ●スピーチはアタミで わたしは、けっして外交官生活を楽々とこなしたわけではありません。むしろ、こけつまろびつという感じでした。わたしがやった失敗も書きました。どうして失敗したのか、失敗から何を学んだかも本音で書きました。 わたしのやったとおりがいいから参考にしてほしいというつもりはまったくありません。むしろこういう回り道はしない方がいいですよ、と伝えるために恥をしのんで書いています。 「こんな人でも組織や国際社会をなんとか生きぬけたのか、それなら自分だって」 と自信を持っていただければ幸いです。(「はじめに」より)

ユーザーレビュー

  • まだ間に合う 元駐米大使の置き土産

    Posted by ブクログ

    953

    272ページ

    藤崎一郎
    1947年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学、米ブラウン大学、スタンフォード大学院にて学ぶ。1969年、外務省に入り、北米局長、外務審議官、ジュネーブ国際機関日本政府代表部大使などを経て駐米大使を務め退官。日米協会会長。第二の人生では教育研究関係に進み、上智大学、慶應義塾大学、昭和女子大学特別招聘教授などを経て、現在、中曽根平和研究所理事長、北鎌倉女子学園理事長、東京音楽大学特別招聘教授、お茶の水女子大学経営協議会委員、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員などを務める。世代、国境を越えて交流し、新しいことにチャレンジするのが好き。オートバイ、モーターボートの免

    0
    2024年06月10日
  • まだ間に合う 元駐米大使の置き土産

    Posted by ブクログ

    「大人」は若い人に対しては、自分の立ち位置や
    辿ってきた道とは関係なく、偉そうな事を言いま
    す。

    「大人」である私が言うのですから本当です。

    「早くから海外に目を向けろ」「日本が国際競争
    力を取り戻すためには若者が夢を持たないといけ
    ない」など、ほとんどが紋切り型と言っていい内
    容ばかりです。

    しかし実際に現場を見てきた人の言葉は違います。

    ある意味著者の経験に基づく提言ではありますが
    それは事実でもあるからこそ重たいのです。

    日本人として生きるべき方向性を示してくれる一
    冊です。

    0
    2022年10月25日
  • まだ間に合う 元駐米大使の置き土産

    Posted by ブクログ

    国家を背負って仕事した人には、独特の苦労があったのだろう。経験者から現代日本を見て感じた提言は深い。
    タイトルは「まだ間に合う」。
    この言葉の意味は深い。
    誰を想定して書いた書籍だろうと考えてしまうが、色々と想像ができる。
    「失われた30年」も聞き飽きたフレーズだが、国際的なプレゼンスが低下し続け、ついに先進国から転落かと懸念される日本国家に対して、「まだ間に合う」と言っている風にも読み取れる。
    もしくは、私のような50歳を優に超え、社会人としても終わりが見えている老年層に向けて「まだ間に合う」と言っているような気もする。
    内容を読んでみると、若者に向けての心構えを説いた部分も数多くあった。

    0
    2025年04月24日
  • まだ間に合う 元駐米大使の置き土産

    Posted by ブクログ

    著者は2008年から約4年間駐米大使を務めた外交官。
    父親も外交官で、本書はサラブレッドが書く自慢話かと思いがちだが、冒頭でそんな話ではないと釘をさされる。
    有り難いことに外交の裏方として働く若い頃の失敗談を多く語ってくれる。要人訪問時の段取りの重要性や、国際会議に参加するときの上司の意図の見逃しなどエピソードが豊富。それらの経験を踏まえて、米国の外交舞台で活躍をするのだが、他国の外交官との折衝や相手に伝わる英語スピーチでのコツなど実務的な話が満載。
    これは買いの一冊。

    0
    2022年11月17日
  • まだ間に合う 元駐米大使の置き土産

    Posted by ブクログ

    元外交官の方による自身の経験や学びを語ったもの。

    国家間の関係性を左右するのでなかなか気が抜けなそうな仕事だなと思うけど、その一方でいろんな国と携われるのはいいなと思いました。
    仕事として携わるのは大変だろうけど。

    英語学習に関する話や会議のメモや書類の作りなど書かれていて、参考にしてみようと思えることもいくつかありました。
    英語教員への学びを提供する逆JETはぜひやったらいいな、と思いました。

    0
    2022年09月30日

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