空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

935円 (税込)

4pt

3.7

【すべての人はどちらかに分けられる】
空気を読みすぎる〈人格系〉。
空気は読まない〈発達系〉。
あなたは、どちらのタイプですか?

人間関係が悪化するのも、心のなかがつらいのも、
【人格】×【発達】の二つの傾向が激突することから始まっています。
この心のしくみを知ることが、
生きづらさから解放される一番の近道です。

***

【人格系】とは?
空気を読みすぎるタイプ。周囲が気になり同調圧力に苦しみ、軽微な神経症的な状態でいる。
その傾向がよほど極端だと人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)と呼ばれるかもしれない。
そういう傾向が「人格系」です。

【発達系】とは?
空気を読まないタイプ。自由で正直で天真爛漫、後先を気にせず、いつも目の前のことに没頭しているユニークな人。
その傾向がよほど極端だと発達障害と呼ばれるかもしれない。
そういう傾向が「発達系」です。

空気を読むタイプは、空気を読みすぎて苦しみます。
空気を読まないタイプは、周囲と衝突して苦しみます。
どちらのタイプも結局は自分を押し殺して生きづらさを強くします。

そのうえ、どちらのタイプも、おたがいが嫌いになります。
人間どうしの不仲、争い、憎み合いは、たいてい二つのタイプの激突から発生しています。

二つのタイプは、どうして、わざわざ相手を嫌うのか?
人はどうして、必要以上に怒ったり、意味もわからないまま嫌われたり、必要以上に自分自身を苦しめてしまうのか?
その謎を解き明かし、人間関係と心のつらさを同時に改善する一冊です。


■本書の内容■

第1部 心と性格のしくみ
【第1章】 すべての人は人格系と発達系に分けられる
【第2章】 天真爛漫な発達系
【第3章】 周囲が気になる人格系
第2部 生きづらさから解放される
【第4章】 私のなかの「もうひとりの私」
【第5章】 自分と仲直りする方法

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空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ■相手に気を使い、心の中であれこれ葛藤を抱えているのに、それを顔に出さないように気を付けながら毎日を過ごしている。こういう傾向の人は多数派を占めている、いわゆる「普通の人」でこのような人たちを(著者は)「人格系」と呼ぶ。
     反対に将来や過去にあまり興味がなく、今現在のことに心を奪われやすく、目の前の

    0
    2022年07月27日

    Posted by ブクログ

    人はみな、空気を読む人格系と、空気を読まない発達系のブレンドでできているという。さらに、自分の中には「もう一人のわたし」がいて、誰かと対立しているときには、相手の中に「もう一人のわたし」を投影しているので、自分が「もう一人のわたし」と対話して認めることができれば、自分以外の人との対人関係はうまくいく

    0
    2022年12月28日

    Posted by ブクログ

    文章が分かりやすくて読みやすい。
    僕は自分が人格者の割合が多いと思っている。
    発達系の人が羨ましい。でも嫌いなとこもある。

    僕の中に潜んでいる発達系の部分をもっと前に押し出してあげたい。

    0
    2022年05月17日

    Posted by ブクログ

    「生きづらさを解消するための本」としての冒頭での紹介。従来の切り口とは違っていて、新鮮かつ明瞭で、興味を持って読めた。後半の「もうひとりの私」について、腹落ちのために再読が必要かなと。

    0
    2021年10月24日

    Posted by ブクログ

    生活上や金科玉条 世の中の諍いを観察していると 表向きの説明と実態がかけ離れていたり 大きな声では言えない暗黙の了解です その裾野は大変広く 南方熊楠くず 状況に応じて千変万化せんぺんばんか となると「寄らば大樹の陰」路線しかありません 殆ど生殺与奪の権を握られていると感じています 仮面の下には憤懣

    0
    2022年01月25日

    Posted by ブクログ

    優しい語り口ながら、骨太な内容であった。わたしにはむずかしいと感じたが、世の中は「繊細な人VS天真爛漫な人」という簡単な構図ではないということ、自分ともう1人の自分がいること、これがわかっただけでもためになったと思う。

    0
    2021年11月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    空気が読めるから同調圧力に苦しむ人格系。
    自由で正直だから人を怒らせやすい発達系。
    どちらのタイプも心のなかでは、両方の傾向がせめぎあっている。
    心のしくみを知ることで、生きづらさから解放される。

    わたしはもろ人格系ですね。人格系すぎるがゆえに、生きづらさを感じやすいのかもしれません。
    中盤くらい

    0
    2025年05月04日

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