作品一覧

  • 空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし
    3.7
    【すべての人はどちらかに分けられる】  空気を読みすぎる〈人格系〉。  空気は読まない〈発達系〉。  あなたは、どちらのタイプですか? 人間関係が悪化するのも、心のなかがつらいのも、 【人格】×【発達】の二つの傾向が激突することから始まっています。 この心のしくみを知ることが、 生きづらさから解放される一番の近道です。    *** 【人格系】とは? 空気を読みすぎるタイプ。周囲が気になり同調圧力に苦しみ、軽微な神経症的な状態でいる。 その傾向がよほど極端だと人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)と呼ばれるかもしれない。 そういう傾向が「人格系」です。 【発達系】とは? 空気を読まないタイプ。自由で正直で天真爛漫、後先を気にせず、いつも目の前のことに没頭しているユニークな人。 その傾向がよほど極端だと発達障害と呼ばれるかもしれない。 そういう傾向が「発達系」です。 空気を読むタイプは、空気を読みすぎて苦しみます。 空気を読まないタイプは、周囲と衝突して苦しみます。 どちらのタイプも結局は自分を押し殺して生きづらさを強くします。 そのうえ、どちらのタイプも、おたがいが嫌いになります。 人間どうしの不仲、争い、憎み合いは、たいてい二つのタイプの激突から発生しています。 二つのタイプは、どうして、わざわざ相手を嫌うのか? 人はどうして、必要以上に怒ったり、意味もわからないまま嫌われたり、必要以上に自分自身を苦しめてしまうのか? その謎を解き明かし、人間関係と心のつらさを同時に改善する一冊です。 ■本書の内容■ 第1部 心と性格のしくみ 【第1章】 すべての人は人格系と発達系に分けられる 【第2章】 天真爛漫な発達系 【第3章】 周囲が気になる人格系 第2部 生きづらさから解放される 【第4章】 私のなかの「もうひとりの私」 【第5章】 自分と仲直りする方法
  • 共時性の深層 ユング心理学が開く霊性への扉
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ユング派分析家で、特に「アクティブ・イマジネーション」の研究で知られている著者は、個性化の鍵であり、超常現象の説明原理としても注目される共時性の謎に迫り、その本質が「今ここ」への集中にあることを突き止めた。
  • 人格系と発達系 〈対話〉の深層心理学
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    なぜ私は彼を憎むのか? なぜ彼は私を憎むのか? 対立を激化させてきた二つの性格傾向、〈人格系〉と〈発達系〉。それは我々に不信の種を植えつづけた犯人でもあった。本書は心理療法でもある〈想像〉の作業を我々の不信を解きほぐす手がかりとして提示し、二つの〈顔〉が和解に至る普遍的なプロセスを描き出す。太古からヒトの心を捕らえつづけた根源的対立を超えるための深層心理学的実践の書。(講談社選書メチエ)
  • クンダリニー・ヨーガの心理学
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ユングはなぜ、ヨーガを研究したのか?限られたメンバーのためだけに行なわれた濃密なセミナーへの扉が、今、開かれる。
  • 哲学の木
    4.0
    1巻4,180円 (税込)
    成長、生命、開花する姿、発達、下から上への成長とその反対向きの成長、母親的側面、老齢、人格、そして死と再生。豊穣かつ生命力に満ち溢れた木のイメージは、人間の心にとってどのような意味を持つのか。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

ユーザーレビュー

  • 空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

    Posted by ブクログ

    ■相手に気を使い、心の中であれこれ葛藤を抱えているのに、それを顔に出さないように気を付けながら毎日を過ごしている。こういう傾向の人は多数派を占めている、いわゆる「普通の人」でこのような人たちを(著者は)「人格系」と呼ぶ。
     反対に将来や過去にあまり興味がなく、今現在のことに心を奪われやすく、目の前のことに熱中すると、つい周りが見えなくなってしまう人。目の前に現れる新しいことに衝動的に飛びついてしまい、それまでやっていたことを放り出して、やっていたことさえ忘れてしまうことがある人。熱中し過ぎて、ほどほどでとどめられず、気が付くと周囲から浮いてしまう。このような人たちを「発達系」と呼ぶ。
    ■人の性

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    2022年07月27日
  • 空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

    Posted by ブクログ

    人はみな、空気を読む人格系と、空気を読まない発達系のブレンドでできているという。さらに、自分の中には「もう一人のわたし」がいて、誰かと対立しているときには、相手の中に「もう一人のわたし」を投影しているので、自分が「もう一人のわたし」と対話して認めることができれば、自分以外の人との対人関係はうまくいくという。人の心って面白い。

    0
    2022年12月28日
  • 空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

    Posted by ブクログ

    文章が分かりやすくて読みやすい。
    僕は自分が人格者の割合が多いと思っている。
    発達系の人が羨ましい。でも嫌いなとこもある。

    僕の中に潜んでいる発達系の部分をもっと前に押し出してあげたい。

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    2022年05月17日
  • 空気を読む人 読まない人 人格系と発達系のはなし

    Posted by ブクログ

    「生きづらさを解消するための本」としての冒頭での紹介。従来の切り口とは違っていて、新鮮かつ明瞭で、興味を持って読めた。後半の「もうひとりの私」について、腹落ちのために再読が必要かなと。

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    2021年10月24日
  • 哲学の木

    Posted by ブクログ

    樹木絵画は内面世界の象徴として豊富な臨床事例から描画例を紹介しつつ深層心理を考察。カバラ生命の木、シャーマンがチャネルする世界の樹、ユグドラシルを結びつけるユングの数ある錬金術研究のひとつ。

    0
    2011年11月11日

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