神道の逆襲

神道の逆襲

913円 (税込)

4pt

3.9

日本人にとって「神様」とは何なのだろう? 日本には哲学がないと言われる。そんなことはない。神様とどうつきあうのか、古来からちゃんと考えてきた。記紀から近世、近代まで鮮やかに展望する楽しい思想史。(講談社現代新書)

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神道の逆襲 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年05月27日

    とても難しいです。

    読んでは忘れ読んでは忘れをもうかれこれ3回ぐらい繰り返している本。

    でも読めば読むほど面白いんだなこれが。

    神道関連ではこの本が一番だと思う

    神様って風景の反転のなかで直視され私達の日常を改めてそれとして確かめさせる日常の外部にある可畏きモノと言うことだけ覚えた

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    神の存在の曖昧さを考えると、この国それ自体の曖昧さをも考えざるをえなくなる。
    天照大神、天皇、日本、戦争、アメリカ…。


    「自分以外にも人がいる」から、他者があったから、思想が生まれ、神が生まれ、国家が生まれ、天皇が生まれたという気がしてならない。
    要するに。
    怪しい、不吉な「他者」を疑う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年05月28日

    [ 内容 ]
    日本人は神さまとどのようにつきあってきたのか。
    古代から近世、そして今に至るまで、多様に展開された「神の形而上学」を検証。

    [ 目次 ]
    第1章 神さまがやって来た
    第2章 神道教説の発生
    第3章 神国日本
    第4章 正直の頭に神やどる
    第5章 我祭る、ゆえに我あり
    第6章 神儒一致の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    友人に借りました。最初は、自分では読まないジャンルなのでしんどいかな、と思いましたが読みやすかったです。自分の国の成り立ちを知ることができて○。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    神道の内側、というか教義無き教義を見ていく意欲作。神をおとなう「客人」(まらうど)として捉える。この見方に合点がいった。著者の「力量」が見える。p77
    「このように、神国という言葉は、日本という国の神秘性や優越性を直接言い表しているわけではない。神と人との独特な緊張関係において統一の成り立っている...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月19日

    哲学がないとよく言われる神道を解説していく内容。

    日本人の魂を理解するのには役立つか?

    でも、内容難しい。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月21日

    ――――――――――――――――――――――――――――――○
    人々の平和で豊かな生活はお客さまとしての神さまを上手にもてなすことで実現するというのが、日本人の一つの価値体系の根拠をなすという見方ができる。(…)お客さまに良い物(幣帛)を差し上げ、その見返りないしお下がりで豊かに暮らすというのが、日...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    とりあえず神道がどういうのかが知りたかったので読んだ。
    後半らへんは飽きて失速してきたけど、火を穢れと見なすのは日本だけと言うのもなかなか面白い。

    0

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