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Posted by ブクログ 2015年01月26日
池上本以降の信長論レビュー二冊目。こちらの方がより信長を「室町レジーム」の保守派と捉える視点が強調されているか。
ただし、なぜ信長は室町時代のレジームを使いながら将軍を抜きにしようとしたのか。池上論だと「無計画・無分別」という感じに解釈できそうだが、この本はもう少し信長の新規性の萌芽を見ているのか...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月30日
実は保守的だった信長。全国統一の為ではなく、室町幕府が担っていた天下静しつ(畿内周辺の平和)を継承して戦っていた。足利氏ではない信長に反感を持つ周辺大名と戦った結果、領土が広がったに過ぎない。朝廷の先例や義務を重んじ、領土経営は他の戦国大名と変わらない。三好に近いか、感覚的にはもっと土臭い感じ。真面...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月05日
出だしでやられた。
「織田信長は本当に全国統一をめざしていたのだろうか」
「信長権力から「統一」の言葉を切り離して考え直す時がきているのではないだろうか」
天下統一の目前で斃れた織田信長は、日本国を近世へと切り開いたエポックメイキングな歴史上の人物として語られている。最後も一番の近臣であった明智光...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月25日
従来の信長のイメージが覆される。信長は朝廷と対立し正親町天皇に譲位を迫る等、朝廷をないがしろにし、将来的には天皇に取って代わろうとしていたのではないかなどの説がこれまで提出されてきたが、実際はそうではないようです。少なくとも四国攻めを計画する以前は朝廷と上手くやっていたようです。この著書に引用されて...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月09日
信長は天皇・朝廷を中心に京都を中心とする畿内を平穏にするのが自分の務めと考えて行動していた、という説。
信長のすごさや革新性を説明したり、あるいはそれを否定するための説明はないため、信長像にインパクトはなかった。あくまで全国統一でなく畿内平定が天下布武の意、と認識できたくらいの読後感。
将軍推位・四...続きを読む
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