本はどう読むか

本はどう読むか

913円 (税込)

4pt

本書は、本の選び方、読み方から、メモのとり方、整理の仕方、外国書の読み方まで、著者が豊富な読書経験からあみだした、本とつきあう上で欠かすことのできない知恵や工夫の数々をあまさず明かし、あわせて、マス・メディア時代における読書の意義を考察した読んで楽しい知的実用の書である。そして同時に、ここには、読書というフィルターを通して写し出された1つの卓越した精神の歴史がある。(講談社現代新書)

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本はどう読むか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白い。

    ただし、この本はビジネス書ではない。

    また、「本を読む本」のように、真剣に本の読み方について論じた本ではない。

    講談社からでていることからわかるように、半分アカデミックな本で、残りの半分エッセイの本である。

    著者の半生とともに、どうやったら本をもっとより良く読めるのかについての意見

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    東京駅の本屋さんで気になっていた。BOOK-OFFのGW20%OFFセールで見つけて購入しました。
    前半部分はかなり古典的で、普段読む文体ではなかったため読み進めるのに少し苦労を要したが、中盤から、特に洋書の読み方からは納得、共感の嵐。

    洋書を読めるようになって、はじめて英語の楽しさ、翻訳書ではな

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    社会学者・清水幾太郎氏による読書論。
    これまで読んだ読書論の中ではこれが一番面白かったです。

    印象に残ったのはマスメディアの比較。
    書籍、雑誌、新聞、映画、ラジオ、テレビという六つのメディア。
    この順序は各メディアが登場した順序ですが、逆に並べるとメディアの難易度の順序、ということになります。

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    先生と呼びたくなる著者だなと思った。
    読書術のようなものだと思っていたが、良い意味で裏切られた。
    特に印象に残ったのは、外国語の本の読み方。
    辞書を使用せず、とりあえず何冊か読んでみるというもの。
    いま実践しています。

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

     1970年代の読書論であり仕事論・人生論であるが、全く古びていない。読み手を楽しませようというサービス精神に満ちていて、読んでいてとても楽しい。テクニカルな面で参考になったのはメモの取り方と洋書の読み方。ただ、この本の魅力はそのような細部だけでなく、職業を持つこと、そして家庭の重要性を、これでもか

    0
    2023年09月17日

    Posted by ブクログ

    この本に、早く出会っていたら私の読書スタイルも変わっていたでしょう。
    本書で、ケチはいけませんとあります。私は、本書で言うケチな人間でした。
    4.本とどうつきあうか
    の章にケチはいけないとあります。ケチとは、
    ・読み始めたら最後のページまで読み通さなければならぬ。
    ・本を読む以上どの頁も有意味である

    0
    2023年01月22日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい本。
    >思想というものを最後的にテストするのは、家庭という平凡な場所であると思う。
    ~略~
    >家庭という平凡な、しかし厳然たるリアリティのテストに堪えた時、思想は恐ろしい力で世の中を変えるであろう。

    自分も「借り蛮刀」を振り回しがちだ。思想がツルッとした脳を上滑りしているのだ

    0
    2022年10月05日

    Posted by ブクログ

    面白くて、すぐ読み終えてしまった。
    読み方として、深浅ということを話していて、読書は、人付き合いみたいなもので、すごく深く付き合いが長い事もあれば、段々疎遠になっていくこともある。故に本というのは、後から分かってくることもある。
    自分の年齢によって付き合い方が変わってくる本も出てくる。
    というのは面

    0
    2015年05月01日

    Posted by ブクログ

    多くの読書論の中でも人気のある一冊。

    教養書と呼ばれる合理的に考えると直接は役に立たない本を読むことの進め。
    というよりも、そういう本を読むという贅沢を他の人に教えるといった趣旨の本。

    もちろん、本を読むというそのことの楽しさも見逃してはおらず、バランスの良い読書論。

    本以外にも様々なマスコミ

    0
    2013年06月12日

    Posted by ブクログ

    まず全体として、書き方が自伝的なので、帯に昭和を代表する知識人と書かれるような人物でも、このように数々の試行錯誤を泥臭くやってきたのだな、というのが分かって、とても面白かった。

    読書論の部分では、以下の二点が印象に残った。
    一つは読み方のスピードについての部分。
    「そばを食べるように」「相当なスピ

    0
    2012年03月16日

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