心にとって時間とは何か

心にとって時間とは何か

作者名 :
通常価格 935円 (850円+税)
紙の本 [参考] 990円 (税込)
獲得ポイント

4pt

    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

【ニコニコカドカワ祭り2021開催中】マンガ・書籍が50%OFF!人気作品がまるごと1巻無料で読める期間限定無料作品も要チェック★

作品内容

何が分からないかが分かる――、これは素晴らしい技能と言える。ある学問分野において何が分かっていないのかを正確に説明できるのは、その分野を相当に理解している人だけだ。

本書では、「心にとって時間とは何か」がどれだけ未知であるのかを探る。私の専門は哲学だが、哲学だけでなく科学についても、さまざまな知見を参照していこう。だれにも分かっていないことを謎としてうまく描き出すには、それがどのような知識によって囲まれているかを示さなくてはならない。私たちの知識の地図に、未踏の地の「輪郭」を描き込んでいくわけだ。

あとで改めて言い添えるが、私はこの目的のために、章ごとに違うサブテーマを定めた。〈知覚〉、〈自由〉、〈記憶〉、〈自殺〉、〈SF〉、〈責任〉、〈因果〉、〈不死〉という、各章の章題がそれにあたる。つまり、少なくとも八つの謎が本書には描き出されており、それらの不思議さや面白さ、そして、一つの謎から別の謎への道が見えてくる高揚感とが、私なりの言葉で綴られている。

第一章 〈知覚〉――時間の流れは錯覚か
第二章 〈自由〉――私はいつ決めたのか
第三章 〈記憶〉――過去のデッサンを描くには
第四章 〈自殺〉――死ぬ権利は、権利なのか
第五章 〈SF〉――タイムトラベルは不可能か
第六章 〈責任〉――それは、だれかのせいなのか
第七章 〈因果〉――過去をどこかに繋ぐには
第八章 〈不死〉――死はいつまで続くのか

8つのテーマと謎を手がかりに、「心と時間の不思議」に迫る!

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 哲学・宗教・心理
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社現代新書
ページ数
237ページ
電子版発売日
2019年12月11日
紙の本の発売
2019年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
3MB

心にとって時間とは何か のユーザーレビュー

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

    Posted by ブクログ 2021年04月19日

    作者の学問と人生の謎に対する真剣な姿勢に尊敬する。

    難解でしたが、すごく面白かった。
    「今の錯覚」、「自由意志」、「塵理論」とか

    過去に戻って選択し直すことができないから
    その選択が偶然だったのか必然だったのかは証明不能である。
    反証も不可能である。

    人間は自分の脳と身体のセンサーに限られてい...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年11月29日

    知覚 自由 記憶 自殺 SF 責任 因果 不死
    八章からなる知的興奮を覚える一冊。

    著者の青山氏は、時間の専門家である。しかし、変な癖がある。本書の第一章で、本人が自覚して書いているところもある。が、作為的なのかどうかわからないところもある。
    文章表現で、「といった。」とか、「ような。」で文が切れ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年09月24日

    時間という目に見えないものなので、想像しにくい部分もあり二度読んでようやく頭に入る内容でした。(とはいえ、まだ理解できてない部分もある)

    自殺と責任についてが特に興味深かったです。
    また、それぞれおすすめの本が紹介されているので、読んでみようと思います。
    この方の講義を受けてみたいなあと思いました...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年08月13日

    2021/08/12
    ちょっと読みづらくまわりくどく感じるが、そうなる理由も読んでいくと判る気がした。
    例えばリベットの準備電位について、「…実験環境においてそれは自由な意志と言えるのか…」とか「…意志がない時に電位がないことは確認されていない…」とかいう主旨の言葉が出て来たりすると、なるほどという...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年08月01日

    一読しただけの状態で、実のあるノートが書けるとはとても思えない本だ。

    でも、時間についてわかっていないことがこんなにある、と知り得ただけでも十分自分には意味があった(と思う)。

    行動の意志を起こす以前に、既に何らかの脳反応がある。
    そんな実験が結果が発表され、その後も研究が継続されていることが紹...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年07月07日

    1章5章の内容(時間の流れとは?)と4章8章(死と時間について)の内容が特に面白かった。
    最終章で死と時間について取り上げているのがしっくりきた。
    塵理論についても面白く読めた。
    飛ばし読みしたような箇所も多かったが、タイトルに惹かれたなら読むのをおすすめできる一冊。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年10月24日

    特に〈自殺〉の章の話が印象的でした。

    『自分自身に関してなら「理想の自殺」を思い描けるが、その細部の条件はしばしば他者には当てはまらない。
    つまるところ人間は、自分と似た境遇にある他者のことしか、よく分からない。』

    『「自分には十分に分からない他者の苦しみというものがある」と気づくことも、また、...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年09月12日

    「心にとって時間とは何か」というテーマについて、「知覚」、「自由」、「記憶」、「自殺」、「SF」、「責任」、「因果」、「不死」という8つのサブテーマに沿って、どこまでが分かっているかを示し、何が分かっていないかを描き出す。
    非常に面白い試みと思い、ワクワクして読み進めたのだが、自分に哲学的素養がない...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年09月20日

    “自由”や“記憶”など大きなテーマに一石を投じる一冊。
    普遍的と思われている概念を良い意味で“疑う”とこで心の視野狭窄に陥ることを避けられると思った。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年05月19日

    テーマは興味深いが「時間とは何か」の前にそもそも「心とは何か」が私にとっては問題なのだけれど、そこは共通認識がある前提で書かれている…のかな?一通り読んでも「心」の定義(著者がどう定義して書いているのか、そもそも定義しているのか)がわからない。
    「心」というよりは「意識」や「脳」に近いような気がした...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています