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Posted by ブクログ
テキストとしても使えるように書いたと書かれているように、分析哲学について厳密に、濃密に描かれていて凄い楽しかった
分析哲学の主な分野を多く扱っていてこの本から他の入門書・専門書への手引きとしても良質だと感じた
その学問の性質上、文字通り論理的に客観性を求めて書かれているためスラスラ読める感じじゃなくて、ペンと紙を用意して、詰まったその都度整理しながらじゃないと存分には楽しめないと思う
講義3の記述理論や、講義5の規則解釈の所は特に詰まりながら人に説明しながら自分も理解深めたって感じでどうにか理解出来た
講義7の様相論理・可能世界意味論はそれまでの講義を踏まえるとめちゃくちゃ面白かった
Posted by ブクログ
山口大学の准教授である著者による「分析哲学の専門書。
講義の形式をとっており、順番に話が進んでいくためついていきやすい。しかし、そもそものテーマが哲学で抽象度が高いため非常に難解。目が滑る箇所が多かった。
理解できた内容は半分程度だったが、それでも面白い本だと思う。
分析哲学とは、言語の働きの解明を通じてさまざまな問題に答えるものである。
私たちは、何を論じるにも観察するにも、言語に依存している。分析哲学はこの言語を徹底的に掘り下げる。その意味であらゆる哲学やあらゆる思考と、科学や倫理や芸術と、連続的なものである。
分析哲学は開かれた学問であり、本書が取り扱うテーマだけでも、「言語の構造の分析」「言語の使用に関する分析」「形而上学的「心の哲学」「哲学的時間論」と非常に広範。
分析哲学はすなわち「考えること」そのものに関わる活動なのだ。
個人的には、新しい範囲の専門知識でありながら、それが色々な考え方や概念と根底で繋がっているという感想を受けた。
難解ではあるが、トライする価値はある本だと思う。
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