作品一覧 2024/02/29更新 英知25人が示す 日本の針路(WEDGEセレクション No.27) 試し読み フォロー 機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか 試し読み フォロー 教養としての「昭和史」集中講義 教科書では語られていない現代への教訓 試し読み フォロー 終戦後史 1945-1955 試し読み フォロー 昭和史の逆説 試し読み フォロー 昭和の戦争 日記で読む戦前日本 試し読み フォロー 自民党という絶望 試し読み フォロー 政友会と民政党 戦前の二大政党制に何を学ぶか 試し読み フォロー 戦前昭和の国家構想 試し読み フォロー 戦前昭和の社会 1926-1945 試し読み フォロー 戦前日本の「グローバリズム」―一九三〇年代の教訓― 試し読み フォロー 戦争調査会 幻の政府文書を読み解く 試し読み フォロー 戦争と嘘 - 満州事変から日本の敗戦まで - 試し読み フォロー 増補 アジア主義を問いなおす 試し読み フォロー 第一次世界大戦と日本 試し読み フォロー 日中戦争 前線と銃後 試し読み フォロー はじめての昭和史 試し読み フォロー 名君と暴君の世界史 試し読み フォロー 吉田茂と昭和史 試し読み フォロー 立憲民政党全史 1927-1940 試し読み フォロー 論点別 昭和史 戦争への道 試し読み フォロー 1~21件目 / 21件<<<1・・・・・・・・・>>> 井上寿一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー はじめての昭和史 井上寿一 歴史関係の本というと時系列で事件を記載したものが多いが、この本はテーマごとに昭和の流れを記載していただけでなく、現代とのつながりを解説していたことが非常に意義深いものだと思った。 昭和には「大日本帝国憲法」と「日本国憲法」二つの憲法が存在したところなど、この本によってあらためて認識させられた。 歴史...続きを読むとしてだけでなく、社会状況や政治の変化、メディアの潮流など、様々な視点で昭和史が分析されているため、非常に面白い本だと思う。 Posted by ブクログ 機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか 井上寿一 機密費の内訳で最も多かったのが、対陸軍接待費という所にやるせなさを感じる。もっと他に使い道があるだろうと思いつつも、当時の陸軍の大きさというものを感じて慄然となる。 それと同時に現地居留民に引きずられる外務省と軍部の姿も見えてくる。現地における既得権益を守ろうとして、泥沼にはまっていく姿を。 Posted by ブクログ 日中戦争 前線と銃後 井上寿一 1930年代を戦争による好景気の時代、庶民が生活の向上を希望できた時代、多くの国民が積極的に戦争を支持した時代として描写する。そのうえで、前線と銃後の社会的ギャップがあったことを指摘する。 本書の斬新な点は、帰還して銃後の社会に幻滅した兵士の視点に感情移入できるように構成されていることである。確かに...続きを読む帰還兵の心境が代表的な戦争支持の基盤であったことだろう。しかし反対に、銃後社会に感情移入したとき前線や帰還兵に対する印象はどうだったんだろうと思ったり。 都市と農村で銃後の緊張感が違うと感じる理由は何だろうと思うとき、顕然化された貧富の差のというよりも消費社会の発展度合いが大きいのだろうなと思う。結局見た目の印象。農村も情報がない分、案外のんびりしたものだったのではと想像する。 Posted by ブクログ 戦争調査会 幻の政府文書を読み解く 井上寿一 戦争調査会という存在を全く知らなかった 幣原・吉田両氏の努力の賜 さすが外交官 失敗の本質は幾つかあるが 改選のタイミング 満州事変 日華事変 近衛首相 蒋介石国民党を相手にせず 三国同盟 南仏印侵攻 そして終戦のタイミング 最期の一年の犠牲の多さ 決断できず サイパン島玉砕 大空襲 ソ連へ和平仲...続きを読む介期待 日本は戦略決断ができない 戦争のような大きな事案も、ミクロを積み重ねて合成の誤謬 GHQに本調査会を止められた後、誰もフォローしていなかったのは? 著者は一橋大学細谷ゼミ 親近感を感じる もう少しスッキリを期待 Posted by ブクログ 戦争調査会 幻の政府文書を読み解く 井上寿一 淡々と読み解かれてゆく。 それは過不足なく、とても頭に入ってゆきやすい。 敗戦後、日本政府が独自にあの戦争のことを調査しようとしていた、 そのことにまず驚かざるをえない。 Posted by ブクログ 井上寿一のレビューをもっと見る