ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
リットン調査団への接待攻勢、諜報活動に努める杉原千畝ら外交官。満州国の正当化のためのメディア対策……。奇跡的に残存する1931~1936年の外交機密費史料。領収書の数々は何を語るか? インテリジェンス、接待、広報など、機密費史料から中国大陸での外交活動を復元し、満洲事変から盧溝橋事件へといたる道を描き出す一冊。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
機密費の内訳で最も多かったのが、対陸軍接待費という所にやるせなさを感じる。もっと他に使い道があるだろうと思いつつも、当時の陸軍の大きさというものを感じて慄然となる。 それと同時に現地居留民に引きずられる外務省と軍部の姿も見えてくる。現地における既得権益を守ろうとして、泥沼にはまっていく姿を。
機密費というキャッチーなテーマにとらわれてか、資料も少ない中、接待費やコックの費用など冗長な内容が続く。5章、いきなり良くなる。機密費とはちょっと外れた感はあるが、「日中戦争はなぜ避けられなかったか」を書きたかったから5章で飛ばしてくれる。1935年、幣制改革で中国を立て直そうとしたリース・ロスの来...続きを読む日、日中大使館の設立、休戦協定。しかし親日派唐有任は暗殺され、彼は日本の行動により、親日派が中国政界で立場がなくなったことをなげいていた…。 日中戦争はなぜ避けられなかったかをメインテーマに機密費はサブテーマにすればもっとわかりやすい本になったのでは?1944年に破棄したと思った領収書があったとわかったこと、折しも公文書管理が問題になっている時節柄、どうしても機密費をタイトルにしたかったのだろうか。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか
新刊情報をお知らせします。
井上寿一
フォロー機能について
「講談社現代新書」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
英知25人が示す 日本の針路(WEDGEセレクション No.27)
教養としての「昭和史」集中講義 教科書では語られていない現代への教訓
終戦後史 1945-1955
昭和史の逆説
試し読み
昭和の戦争 日記で読む戦前日本
新書 昭和史 短い戦争と長い平和
政友会と民政党 戦前の二大政党制に何を学ぶか
戦前昭和の国家構想
「井上寿一」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲機密費外交 なぜ日中戦争は避けられなかったのか ページトップヘ