戦前昭和の社会 1926-1945

戦前昭和の社会 1926-1945

935円 (税込)

4pt

「大学は出たけれど」、新興宗教ブーム、10銭均一売り場……「暗い時代」の明るい日常生活。「十銭均一売り場」に足を運ぶ消費者、女性の地位向上を推進するモダンガール、新興宗教ブーム、就職難にあえぐ学生──。現代社会の原点=戦前を生きた人びとの実像を描き出す一冊。(講談社現代新書)

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戦前昭和の社会 1926-1945 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書は主に戦前昭和の社会史を扱っている。特に、3つの視点「アメリカ化」・「格差社会」・「大衆民主主義」から戦前昭和から戦後への連関に新たな評価を与えた。

    というのも、本書で紹介された戦前昭和の3つの視点は現在の我々にも通じる問題でもある。これら現代的な問題は戦後昭和からの一連の流れの延長線上の問題

    0
    2015年06月25日

    Posted by ブクログ

    戦前の昭和時代(1926-1945)が語られています.政治家や軍人の視点ではなく,一国民の視点で語られています.これを読む限り,経済不況やそれに伴う格差拡大が,ある種の大衆民主主義等につながっているようですが,現在の日本社会で議論されている内容と極めて共通点が多いように思います.

    それでも,何故,

    0
    2012年03月04日

    Posted by ブクログ

    政府あげて女性の和装を改革した、というのは驚きでした。
    モダンガールたちの派手なファッション、大学は出たけど就職先がまったく見つからない学生たち、汚職だらけの政治・・・日本って、実はあんまり変わってないのかな。

    0
    2011年06月03日

    Posted by ブクログ

    戦前の日本は銀座あたりをモボ・モガが闊歩し、地下鉄やデパートや浅草の映画・見世物が大盛況で、「コドモノクニ」など児童向けも含めた出版も活況を呈し、豊かな時代だったことを紹介してくれる本かと期待して読み始めたんだけど、そういう面は前半1/3くらいだった。
    選挙権や労働状況の改善を求める市民運動、「家の

    0
    2020年08月22日

    Posted by ブクログ

     アメリカ化,格差社会,大衆民主主義をキーワードに,昭和はじめの20年の日常を垣間見る。先日90になった祖母,今年92の祖父は,まさにこの時代に育った,と思うと感慨深い。
     戦前にも大衆消費社会があって,デパートが繁盛し,同潤会アパートができ,映画が娯楽として定着し,電灯や扇風機といった家電が売れた

    0
    2011年11月24日

    Posted by ブクログ

    今の時代が戦前と似ているということは戦後の繁栄は戦前昭和の人たちが描いた社会だからなのだろうか?この閉塞感を打ち破るのは何なんだろうか?

    0
    2011年08月02日

    Posted by ブクログ

    戦前昭和の社会論。
    読んでいて歴史は繋がっているというのを実感する。
    戦前昭和に生きた人たちの歴史が皮膚感覚で伝わってきます。

    0
    2011年06月27日

    Posted by ブクログ

    近頃雰囲気がなんだか戦前くさいぞ、と思って読んでみたけれど。やっぱり今と共通点多いなぁ。
    少なくとも大震災って日本においては変化のきっかけになったりすることが歴史上多いんだよなー。さてさて。

    0
    2011年04月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今、社会にこの10~30年にはなかった焦りの伴う「熱狂」のようなものがある気がしていた。
    いろいろなマスコミ、論調の中で、例えば「戦後最大の転換期」や「右翼、国粋主義の高まり」、「(膨張する中国やその他韓国、ASEANなどの成長中の国々と比べ)相対的プレゼンスが低くなってゆく日本とその焦り」など、今

    0
    2015年12月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    漠然と知っていると思っていた近現代のイメージがかなり修正される良書。祖母や父親から聞いていた時代を生きていた人の実感を思い出した。
    今の日本と戦前の日本が似ているとはよく言われるが、「アメリカ化」「格差社会の進行」「大衆民主主義=カリスマ待望」の3つの切り口から、豊富な資料を基に鮮やかに描き出してい

    0
    2011年09月24日

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