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オウム・革マル派との“隠された戦い”とは?
監視・尾行・盗聴・スパイ養成の実践法は?
誰にも書けなかった“治安活動”の真実!
公安警察の暗部──東京・中野のJR中野駅にほど近い一角。
コンサート会場や結婚式場として有名な中野サンプラザの裏手あたりに広大な敷地を有する警察大学校がある。
この敷地内にかつて、古びた木造の建物があった。
入り口には縦長の看板。
黒い字で「さくら寮」と記されていた。
こここそが戦後間もなくから日本の公安警察に存在する秘密部隊の本拠地だった。
その組織は「四係」と呼ばれていた。
地方分権を建て前としながら、中央集権的な機構を持つ公安警察の中枢として全国の公安警察官の活動を指揮・管理する裏組織。
いつしか警察内や関係者の間では「サクラ」の隠語を冠されて呼称されるようになる。
……戦後公安警察の暗部を辿っていくと、糸は全てが中野へと収斂されていく。
「サクラ」とはいったい何をなしてきた組織なのか。
(本書より──)
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Posted by ブクログ
タイトル通り、日本の公安警察について書かれた本。
刊行されてから15年以上経つが、後半部分で言及されている「監視社会」への道はより一層進んでいると感じる。
また公安調査庁が自身の存在意義を見出すために、活動していたが「警視庁公安部「イスラム捜査」流出資料」の事件につながっていったのだなと現代にも通じる問題の端緒を知ることができる。
全体的に情報を端的にまとめたという印象である。
また、思想犯・政治犯を国家の安定維持のために探し出すという公安警察の性質からすると、東西冷戦が崩壊し、それまでのイデオロギーの対立が無くなっていくなかで、政治的思想と国家が必ずしも結び付かなくなった。
同時に、グローバル化が進展してきた現在、旧来の公安警察の活動がどの程度有効なのだろうかと疑問に思う。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
オウム・革マル派との“隠された戦い”とは?
監視・尾行・盗聴・スパイ養成の実践法は?
誰にも書けなかった“治安活動”の真実。
[ 目次 ]
1章 厚いベールの内側
2章 特高から公安へ
3章 監視・尾行から工作まで
4章 公安秘密部隊
5章 戦後の公安事件簿
6章 オウム・革マル派との“戦い”
7章 警察の外にある「公安」
8章 監視社会と公安警察
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