この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体

この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体

作者名 :
通常価格 935円 (850円+税)
紙の本 [参考] 990円 (税込)
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作品内容

ネットに吹き荒れる誹謗中傷、国民を見殺しにする政府や権力者、強気を助け、弱気を挫くメディアの病巣、日本の歪な現実の病巣を、いまもっとも硬派な論客2人が語り尽くした。

「排他と不寛容の風潮の背後に漂う時代の深層をさらに重層的に解析し、多角的に浮かびあがらせることができるのではないか」
(青木理「まえがき」より)

まえがき 「自己責任論」と切り捨ての時代を招いたものとは
第一章 対韓感情悪化の源流とそれをもたらした日本社会の構造的変化
第二章 友好から対立へ 日韓それぞれの事情
第三章 恫喝と狡猾の政治が生む嫌な空気
第四章 社会を蝕む憎悪の病理 ヘイトクライムを呼ぶ確信犯的無責任と無知

この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月08日

    ニーメラーの言葉をプリントして近くに置いた。
    青木、安田両氏のものの見方に学ぶことが多い。
    発信し続けてほしい。頑張って。

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    Posted by ブクログ 2022年10月25日

    都合の悪い過去や歴史に歪曲や捏造を流布する、そんな愚挙に無頓着な自己愛傾倒者は、安易な分断を扇動しマイノリティを排他しようと罵倒する。だがその対立は限られた範疇での喧騒であり、疎ましく距離を置く無関心層が多数を占めている。心地良さを優先するマジョリティにとっては、どうでもいいとノンポリを気取る、もし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月22日

    国の在りようが何かおかしい、権力者が権力を濫用しているのではないかというような、漠然とした疑念や不安を拠って来たるところを、きちんと言葉にしてくれている。二人のジャーナリストとしての矜持が感じられる。

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    Posted by ブクログ 2022年01月09日

    今年は沖縄返還50周年だけど、沖縄について自分が無関心に生きてきたことを恥ずかしく思っている。韓国のことだって、私は映画「タクシー運転手」を見るまでは知らないことが多すぎた。恥ずかしいけどこれから学ぶしかない。青木さん安田さん応援してます。

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    Posted by ブクログ 2021年07月17日

     青木理と安田浩一ならだいたい読まずとも中身は予想できた。
     思ったとおりの内容だったが、自分にはなかった視点や気付きもあった。
     タイトルが仰々しいが、この濁流に抗おうとする二人はこれからも応援していきたい。

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    Posted by ブクログ 2022年01月05日

    “もちろん沖縄を好きな人が多いとか、韓国文化を好きな人が多いというのは悪いことではないし、先ほど話したように、そこから新しい交流の回路が生まれてくることに僕は期待していますが、その前提として歴史的経緯への知識や人びとが現に置かれている状況への想像力を持たねばならない。でないと、おためごかしのきれいご...続きを読む

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